ホームセンターストーリー
夢小説設定
店の空気にも少し慣れて、友達も出来て。
今日から夕方からの仕事。
基本的に授業があるからこれから平日は夕方しか出られない。
サッカーも何回かこなして少し自信がついた。
・・・・と思ったんだけど。
「アコさーん、これの値段確認お願いします」
「はーい!」
化粧品の値段確認。
特に女性用の化粧品は似たものがたくさんあるから大変なんだけど。
「お待たせしました、798円です」
値段を確認してレジに戻ると、お客さんである女性が怪訝な顔をした。
「え、598円でしょ?貴女本当に見に行ったの?」
「確かに、こちらの商品は798円との表示が御座いましたが」
「何よ偉そうに。まだ研修生じゃない」
む。
お客さんの言い方に少しむっとするけど顔に出さないようにする。
次に何を言おうか迷うって居ると、
「そしたら俺も行くんで一緒に確認していて頂いてもよろしいですか?」
「・・・あ、」
私とお客さんの間にす、っと入ってきてくれたのはエース君。
「べっ別にいいわよそこまでしなくても」
「あ、あの、バーコードの下3桁も確かめたから間違いないと思います」
「798円でいいわよ」
お客さんは少し気まずそうにしながら顔を背けた。
そして早々に会計を済ませるとそのまま足早に帰っていった。
お客さんが居なくなったのを見送って、レジを打っていたナミさんが、
「むかつくババアねー」
と呟いた。
続いてエース君も、
「アコに謝りもしねェで行きやがったあいつ」
「偉そうなのはどっちよ。気にすることないわよアコ」
「う、ん」
慰めてくれる2人に頷いたけど、正直少し落ち込んでる。
「アコはちゃんと下3桁も確認してんだから間違ってねェんだし。
研修生なのをいいことに安く買おうってのがたまに居るんだ」
「・・・・でも、ごめんねエース君、迷惑かけて」
私がもっとしっかり対応しれてば。
「だから気にすんなって」
「・・・ん、でも」
「あー・・・わかった、じゃあ今日仕事終わった後ちょっと付き合ってくれねェ?」
「え、うん」
「8時で終わるから1時間くらいは大丈夫だろ?ナミも来るよな?」
「あら残念、私は用事があるのよ。・・・ていうか私は居ない方がいいんじゃなあい?」
2人の会話の意味がよくわからない。
ナミさんに意味を聞こうとしたけどお客さんが来てしまい、断念。
仕方なくエース君に聞いてみる。
「え、何するの?」
「俺の愚痴。聞いてもらうぜ?」
にし、と笑うエース君につられて私も少し笑った。
「・・・うん、喜んで」
「よし、じゃあもうひと頑張りするか。・・っと、そうだ」
「ん?」
「アコ次の出勤、明後日だよな?」
「うん、そうだけど」
「明後日レジ研修入れたってリーダーが言ってたぜ」
・・・・・・・・・・・え?
レジ研修。
そ・・・そうだよね。
ずっとサッカーな訳ないよね。
レジってことで入ったんだもんね。
「・・・その顔は忘れてたな?」
しかもエース君にはバレてる!
「・・・忘れてました。でもサッカーだってまだ全然駄目なのにレジなんて」
不安過ぎる。
「アコならすぐ覚えられる。自動釣銭機だし簡単だって」
「そう、かなあ」
「じゃあ今日はレジ研修のアドバイスも含めて色々教えてやるよ。着替え終わったらいつもんとこ集合な?」
「お願いします!」
そこまで決まったとこでナミさんがにやにやと、
「あら今夜は2人でデート?」
なんて言ってきた。
「ばっ、違ェよ!」
「エース先輩のアドバイスタイムです!」
「先輩ってお前・・・」
「だって先輩だもん。今度ナミさんからもアドバイス下さいね?」
「あら、高いわよ?」
「え、お金取るんですか」
「冗談よ。メールでいつでも聞いて」
「有難う御座いますー!」
「・・・あらポートガス君、どうかした?」
ナミさんがにっこりとエース君に微笑む。
でも何かその笑みが意味あり気。
「・・・・別に何でもねェよ」
ん、エース君が少し不機嫌?
「ほら、お客さん来るわよ、ポートガス先輩?」
「・・・・うるせ」
何故急にエース君の機嫌が悪くなったのか不明なまま、私は再び袋詰めに集中することにした。
+プチトラブルとその後 終+
今日から夕方からの仕事。
基本的に授業があるからこれから平日は夕方しか出られない。
サッカーも何回かこなして少し自信がついた。
・・・・と思ったんだけど。
「アコさーん、これの値段確認お願いします」
「はーい!」
化粧品の値段確認。
特に女性用の化粧品は似たものがたくさんあるから大変なんだけど。
「お待たせしました、798円です」
値段を確認してレジに戻ると、お客さんである女性が怪訝な顔をした。
「え、598円でしょ?貴女本当に見に行ったの?」
「確かに、こちらの商品は798円との表示が御座いましたが」
「何よ偉そうに。まだ研修生じゃない」
む。
お客さんの言い方に少しむっとするけど顔に出さないようにする。
次に何を言おうか迷うって居ると、
「そしたら俺も行くんで一緒に確認していて頂いてもよろしいですか?」
「・・・あ、」
私とお客さんの間にす、っと入ってきてくれたのはエース君。
「べっ別にいいわよそこまでしなくても」
「あ、あの、バーコードの下3桁も確かめたから間違いないと思います」
「798円でいいわよ」
お客さんは少し気まずそうにしながら顔を背けた。
そして早々に会計を済ませるとそのまま足早に帰っていった。
お客さんが居なくなったのを見送って、レジを打っていたナミさんが、
「むかつくババアねー」
と呟いた。
続いてエース君も、
「アコに謝りもしねェで行きやがったあいつ」
「偉そうなのはどっちよ。気にすることないわよアコ」
「う、ん」
慰めてくれる2人に頷いたけど、正直少し落ち込んでる。
「アコはちゃんと下3桁も確認してんだから間違ってねェんだし。
研修生なのをいいことに安く買おうってのがたまに居るんだ」
「・・・・でも、ごめんねエース君、迷惑かけて」
私がもっとしっかり対応しれてば。
「だから気にすんなって」
「・・・ん、でも」
「あー・・・わかった、じゃあ今日仕事終わった後ちょっと付き合ってくれねェ?」
「え、うん」
「8時で終わるから1時間くらいは大丈夫だろ?ナミも来るよな?」
「あら残念、私は用事があるのよ。・・・ていうか私は居ない方がいいんじゃなあい?」
2人の会話の意味がよくわからない。
ナミさんに意味を聞こうとしたけどお客さんが来てしまい、断念。
仕方なくエース君に聞いてみる。
「え、何するの?」
「俺の愚痴。聞いてもらうぜ?」
にし、と笑うエース君につられて私も少し笑った。
「・・・うん、喜んで」
「よし、じゃあもうひと頑張りするか。・・っと、そうだ」
「ん?」
「アコ次の出勤、明後日だよな?」
「うん、そうだけど」
「明後日レジ研修入れたってリーダーが言ってたぜ」
・・・・・・・・・・・え?
レジ研修。
そ・・・そうだよね。
ずっとサッカーな訳ないよね。
レジってことで入ったんだもんね。
「・・・その顔は忘れてたな?」
しかもエース君にはバレてる!
「・・・忘れてました。でもサッカーだってまだ全然駄目なのにレジなんて」
不安過ぎる。
「アコならすぐ覚えられる。自動釣銭機だし簡単だって」
「そう、かなあ」
「じゃあ今日はレジ研修のアドバイスも含めて色々教えてやるよ。着替え終わったらいつもんとこ集合な?」
「お願いします!」
そこまで決まったとこでナミさんがにやにやと、
「あら今夜は2人でデート?」
なんて言ってきた。
「ばっ、違ェよ!」
「エース先輩のアドバイスタイムです!」
「先輩ってお前・・・」
「だって先輩だもん。今度ナミさんからもアドバイス下さいね?」
「あら、高いわよ?」
「え、お金取るんですか」
「冗談よ。メールでいつでも聞いて」
「有難う御座いますー!」
「・・・あらポートガス君、どうかした?」
ナミさんがにっこりとエース君に微笑む。
でも何かその笑みが意味あり気。
「・・・・別に何でもねェよ」
ん、エース君が少し不機嫌?
「ほら、お客さん来るわよ、ポートガス先輩?」
「・・・・うるせ」
何故急にエース君の機嫌が悪くなったのか不明なまま、私は再び袋詰めに集中することにした。
+プチトラブルとその後 終+