空と海、そして君
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「何だそれ」
そう言って笑ったエースに安心した。
『もし俺が』
その言葉は今まできっとエースが言いたくて言えなかった言葉だ。
だからどんなことを言われるんだろうと思ってた。
・・・・怖くないよ、って信じてくれたのかな。
「アコ、ありがとな」
嬉しそうに笑って私の頭を撫でてくれるエース。
・・・・私が頭撫でられるの好き、って言ったの覚えてくれてるのかな?
だったら、いいな。
「なんか、うまく言えなくてごめんね?」
「んなことねェって。・・・そうだ、今度ストライカーでどっか連れてってやるよ」
「え、ほ・・・ほんとに!?」
「ああ」
頷くエースに思わず緩む頬を隠しきれない。
どうしよう、すごく嬉しい。
「もしかして、覚えてくれてた?」
「遊園地行った時のことだろ?忘れてねェよ。乗せてやりてェって思ってたんだ」
「やったぁ!有難うエース!楽しみー!」
「ふらふらになっても休めねェからな?」
「大丈夫!・・・・だと思う!」
「言ったな?覚えとけよ」
その時私はあまりに嬉しくて忘れてた。
今夜ずっとエースと2人きりだってこと。
「何か眠くなって来たね」
ずっと2人で色んな話をした。
私の世界での思い出話とか、こちらのこととか。
時計を見るともう夜も遅い。
「そろそろお風呂入ろっかな」
「・・・一緒に「入りません」」
もうエースの言うことは予想がついた。
ていうか、ほんとに2人きりなんだよね。
モビーに居る時に2人きりで過ごしたことはあるけど、今回はまた違う。
どうしよう今更になって緊張してきた。
「ゆっくり入って来いよ、アコ」
「・・・うん」
うまく言葉が出てこない。
ぎこちなく笑顔を作ってお風呂へ向かった。
「うー・・・・」
ちゃぷちゃぷ、とお風呂のお湯で遊びながら気を紛らす。
いつまでも考えててもこの状況は変わらないし!
今まで普通に話せてたんだから大丈夫!
ベッドも別だし!
そう決めてさっさと身体を洗って髪を洗って。
備え付けの寝間着に着替えて戻る。
「えー・・・・・」
エース、と呼ぼうとしてやめた。
床でエースが寝ていたから。
何で床に。
眠いならベッドで寝ればいいのに。
でも突然寝ちゃったんだろうな。
・・・・やっぱ寝顔可愛い。
「エース」
寝てるエースを起こさないように小さい声で名前を呼ぶ。
「大好きだよエース」
言うだけ言ったら何か満足。
うん。
・・・・でもどうしよう。
私じゃエースをベッドに運ぶなんて出来ないし。
そのうち起きるかな?
心の中でエースにごめん、と呟いて私はベッドに横になった。
「ずりィだろ・・・あんなの」
アコを待ってる途中で寝ちまったものの、風呂からあがった時点で目は覚めていた。
驚かしてやろうと、思った。
でも俺の名を呼ぶアコの甘い声をもっと聞いていたくなって、いつ起きるか悩んでいたら。
『大好きだよエース』
・・・・・不意打ち過ぎンだろ。
卑怯だ。
なァ・・・好き、ってどっちの好きなんだよ、アコ。
今はもうすっかり夢の中のアコ。
せっかくのベッドだが、今日はこのまま床で寝るか。
でないと何するかわかんねェし俺。
それでも今日は久し振りにいい夢が見れそうだ。
+良い夢を 終+
そう言って笑ったエースに安心した。
『もし俺が』
その言葉は今まできっとエースが言いたくて言えなかった言葉だ。
だからどんなことを言われるんだろうと思ってた。
・・・・怖くないよ、って信じてくれたのかな。
「アコ、ありがとな」
嬉しそうに笑って私の頭を撫でてくれるエース。
・・・・私が頭撫でられるの好き、って言ったの覚えてくれてるのかな?
だったら、いいな。
「なんか、うまく言えなくてごめんね?」
「んなことねェって。・・・そうだ、今度ストライカーでどっか連れてってやるよ」
「え、ほ・・・ほんとに!?」
「ああ」
頷くエースに思わず緩む頬を隠しきれない。
どうしよう、すごく嬉しい。
「もしかして、覚えてくれてた?」
「遊園地行った時のことだろ?忘れてねェよ。乗せてやりてェって思ってたんだ」
「やったぁ!有難うエース!楽しみー!」
「ふらふらになっても休めねェからな?」
「大丈夫!・・・・だと思う!」
「言ったな?覚えとけよ」
その時私はあまりに嬉しくて忘れてた。
今夜ずっとエースと2人きりだってこと。
「何か眠くなって来たね」
ずっと2人で色んな話をした。
私の世界での思い出話とか、こちらのこととか。
時計を見るともう夜も遅い。
「そろそろお風呂入ろっかな」
「・・・一緒に「入りません」」
もうエースの言うことは予想がついた。
ていうか、ほんとに2人きりなんだよね。
モビーに居る時に2人きりで過ごしたことはあるけど、今回はまた違う。
どうしよう今更になって緊張してきた。
「ゆっくり入って来いよ、アコ」
「・・・うん」
うまく言葉が出てこない。
ぎこちなく笑顔を作ってお風呂へ向かった。
「うー・・・・」
ちゃぷちゃぷ、とお風呂のお湯で遊びながら気を紛らす。
いつまでも考えててもこの状況は変わらないし!
今まで普通に話せてたんだから大丈夫!
ベッドも別だし!
そう決めてさっさと身体を洗って髪を洗って。
備え付けの寝間着に着替えて戻る。
「えー・・・・・」
エース、と呼ぼうとしてやめた。
床でエースが寝ていたから。
何で床に。
眠いならベッドで寝ればいいのに。
でも突然寝ちゃったんだろうな。
・・・・やっぱ寝顔可愛い。
「エース」
寝てるエースを起こさないように小さい声で名前を呼ぶ。
「大好きだよエース」
言うだけ言ったら何か満足。
うん。
・・・・でもどうしよう。
私じゃエースをベッドに運ぶなんて出来ないし。
そのうち起きるかな?
心の中でエースにごめん、と呟いて私はベッドに横になった。
「ずりィだろ・・・あんなの」
アコを待ってる途中で寝ちまったものの、風呂からあがった時点で目は覚めていた。
驚かしてやろうと、思った。
でも俺の名を呼ぶアコの甘い声をもっと聞いていたくなって、いつ起きるか悩んでいたら。
『大好きだよエース』
・・・・・不意打ち過ぎンだろ。
卑怯だ。
なァ・・・好き、ってどっちの好きなんだよ、アコ。
今はもうすっかり夢の中のアコ。
せっかくのベッドだが、今日はこのまま床で寝るか。
でないと何するかわかんねェし俺。
それでも今日は久し振りにいい夢が見れそうだ。
+良い夢を 終+