宣戦布告!
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チャンスか?チャンスなのかこれは。
今度こそ邪魔されずにアコに好きだって言えるチャンス・・・・だよな?
いやいや、その前にここ何処だと思ってんだ俺。
告白したらそのまま押し倒す自信しかねェ。
さすがにそれはまずいだろ。
・・・・・惚れてる女と2人きりでホテルだぜ。
何もしないってのも。
・・・・・いやいや。
「食べないの?エース」
「あ?・・・・・食ってるだろ」
売店で買ったパンやら菓子やらを頬張りながらアコを見た。
・・・・・・心配そうな顔で見つめて来る顔に思わず口が動きそうになる。
「これ美味しいよ?はい」
はい、とアコが口の前に持ってきたスナック菓子。
「・・・・手ごと食っちまうぞ」
「召し上がれ」
・・・・躊躇なく返って来た返事に、さっきのアコの言葉を思い出す。
『私が好きなのはエースだからね。そこ間違えないで』
思い出して緩む口元。
と、同時に胸が少し痛む。
俺も好きだと、もっと早く言ってやりたかった。
・・・今俺が、俺も好きだと言ったら。
アコは怒るか。
泣くか。
それとも今更、もう他に好きな奴が出来たとフられるか。
信じてない訳じゃない。
それでも、俺にアコが幸せに出来んのか?とか。
いつか嫌われる日が来たら、とか。
らしくもなく色々考えて。
結局言えずにいる。
・・・言おうとしても必ず邪魔が入るのは、
言わない方がいいと見えない何かに言われているようで。
「・・・・美味いか?これ」
「あれ、美味しくない?」
つーか、味わかんねェ。
この状況に緊張してるみたいだ。
「・・・・いや、美味い」
「でしょ?これ絶対エースが好きな味!」
アコの方は緊張のきの字も知らないみたいに、にこにこと笑顔で話しかけて来る。
可愛い。
・・・絶対言わないけど。
いや何でだよ俺。
言えばいいだろ。
可愛いって言やアコが喜ぶのはわかってんだぞ。
いやいやそんな恥ずかしいこと言えるかってんだ。
そもそも男と2人きりの状態で何だコイツのこのお気楽さは。
もう少し警戒しろよ、俺は男だぞ。
・・・・緊張してんの、俺だけじゃねェか。
風呂上りでこいついい匂い、だし。
2人きりだし。
絶対邪魔は入ってこれない状況だし。
・・・・ベッド、あるし。
「エース?大丈夫?」
「あ?・・・・・ああ」
「やっぱルフィのこと心配?」
「ルフィは・・・・別に。食い物さえありゃ大丈夫だろ」
「そう?何か考え事してたみたいだからルフィのことかなって。・・・・あ」
「・・・・何だよ、あ、って」
アコは口にしたあと気まずいことを言ったかのように目を逸らした。
「・・・もしかして」
「もしかして?」
「好きなコのこと考えてた?」
・・・・女の勘てのは怖ェな。
あながち間違ってもない。
「つーか、アコ」
「え、何。私?」
「お前な、今の状況わかってんのか?」
「・・・・わかってるけど」
「わかってねェだろ。2人きりなんだぞ、俺と」
「そんなのわかってる」
「・・・・・俺だって、男なんだぜ」
「全部知ってる。だって私が無理言って来てもらったんだもん。だから・・・別に何してもいいよ」
アコは冷静だ。
・・・・俺は、何熱くなってんだ。
「・・・何言ってんだ、アコ」
落ちつけ、俺。
「エースになら何されてもいい。・・・・や、殺されたくはないけど」
「誰が殺すか」
こんなに愛しい女を。
「・・・・えへへ」
「何笑ってんだよ」
「エースが優しいから嬉しくて」
「優しいか?俺が」
優しくしてるとは思えねェ。
むしろ冷たいと思う、必要以上に。
なのにアコは、
「優しいよ。今ここにいてくれるのだって私が襲われる、って言ったからでしょ」
「・・・・金がねェからだよ」
「でもエースならきっと友達も居るもんね。アテがあったんじゃない?」
・・・・まあ、なくはない。
「ありがとね、エース。大好き」
「・・・何回言うんだよ、それ」
「何回でも。大好き、エース。・・・だいすき」
そう言って笑ったアコが愛おしくて。
俺はたまらずアコの唇に自分の唇を重ねた。
+こんな状況で 終+
今度こそ邪魔されずにアコに好きだって言えるチャンス・・・・だよな?
いやいや、その前にここ何処だと思ってんだ俺。
告白したらそのまま押し倒す自信しかねェ。
さすがにそれはまずいだろ。
・・・・・惚れてる女と2人きりでホテルだぜ。
何もしないってのも。
・・・・・いやいや。
「食べないの?エース」
「あ?・・・・・食ってるだろ」
売店で買ったパンやら菓子やらを頬張りながらアコを見た。
・・・・・・心配そうな顔で見つめて来る顔に思わず口が動きそうになる。
「これ美味しいよ?はい」
はい、とアコが口の前に持ってきたスナック菓子。
「・・・・手ごと食っちまうぞ」
「召し上がれ」
・・・・躊躇なく返って来た返事に、さっきのアコの言葉を思い出す。
『私が好きなのはエースだからね。そこ間違えないで』
思い出して緩む口元。
と、同時に胸が少し痛む。
俺も好きだと、もっと早く言ってやりたかった。
・・・今俺が、俺も好きだと言ったら。
アコは怒るか。
泣くか。
それとも今更、もう他に好きな奴が出来たとフられるか。
信じてない訳じゃない。
それでも、俺にアコが幸せに出来んのか?とか。
いつか嫌われる日が来たら、とか。
らしくもなく色々考えて。
結局言えずにいる。
・・・言おうとしても必ず邪魔が入るのは、
言わない方がいいと見えない何かに言われているようで。
「・・・・美味いか?これ」
「あれ、美味しくない?」
つーか、味わかんねェ。
この状況に緊張してるみたいだ。
「・・・・いや、美味い」
「でしょ?これ絶対エースが好きな味!」
アコの方は緊張のきの字も知らないみたいに、にこにこと笑顔で話しかけて来る。
可愛い。
・・・絶対言わないけど。
いや何でだよ俺。
言えばいいだろ。
可愛いって言やアコが喜ぶのはわかってんだぞ。
いやいやそんな恥ずかしいこと言えるかってんだ。
そもそも男と2人きりの状態で何だコイツのこのお気楽さは。
もう少し警戒しろよ、俺は男だぞ。
・・・・緊張してんの、俺だけじゃねェか。
風呂上りでこいついい匂い、だし。
2人きりだし。
絶対邪魔は入ってこれない状況だし。
・・・・ベッド、あるし。
「エース?大丈夫?」
「あ?・・・・・ああ」
「やっぱルフィのこと心配?」
「ルフィは・・・・別に。食い物さえありゃ大丈夫だろ」
「そう?何か考え事してたみたいだからルフィのことかなって。・・・・あ」
「・・・・何だよ、あ、って」
アコは口にしたあと気まずいことを言ったかのように目を逸らした。
「・・・もしかして」
「もしかして?」
「好きなコのこと考えてた?」
・・・・女の勘てのは怖ェな。
あながち間違ってもない。
「つーか、アコ」
「え、何。私?」
「お前な、今の状況わかってんのか?」
「・・・・わかってるけど」
「わかってねェだろ。2人きりなんだぞ、俺と」
「そんなのわかってる」
「・・・・・俺だって、男なんだぜ」
「全部知ってる。だって私が無理言って来てもらったんだもん。だから・・・別に何してもいいよ」
アコは冷静だ。
・・・・俺は、何熱くなってんだ。
「・・・何言ってんだ、アコ」
落ちつけ、俺。
「エースになら何されてもいい。・・・・や、殺されたくはないけど」
「誰が殺すか」
こんなに愛しい女を。
「・・・・えへへ」
「何笑ってんだよ」
「エースが優しいから嬉しくて」
「優しいか?俺が」
優しくしてるとは思えねェ。
むしろ冷たいと思う、必要以上に。
なのにアコは、
「優しいよ。今ここにいてくれるのだって私が襲われる、って言ったからでしょ」
「・・・・金がねェからだよ」
「でもエースならきっと友達も居るもんね。アテがあったんじゃない?」
・・・・まあ、なくはない。
「ありがとね、エース。大好き」
「・・・何回言うんだよ、それ」
「何回でも。大好き、エース。・・・だいすき」
そう言って笑ったアコが愛おしくて。
俺はたまらずアコの唇に自分の唇を重ねた。
+こんな状況で 終+