3千万ベリーの恋
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そうしてシャンクスはぽつりと話し始めた。
「元々面白い奴だな、とは思っていたが。アコが来て初めて戦闘になった時、
アコの寝顔を見て、愛おしく感じた」
・・・・げふん。
「それから思ったことをそのまま口に出来る素直さ、自分の非をすぐに謝れる真っ直ぐなところ」
『シャンクスが血相変えるってレアじゃね?うっわ見てみたいかも』
『私今酷いこと言った。ごめん』
「予想外の反応も」
『ベッドが狭くなるぅ!』
思い出される数々の恥ずかしい記憶達。
「俺を受け入れた強さ、優しさ」
『嫌ではない』
『私が嫌だって言うことはシャンクスは絶対しないから』
「決してぶれない芯を持ったところ」
「・・・・褒めすぎでは」
ていうか好きになるとこおかしくね?
「照れた顔も怒った顔も、泣いた顔も俺だけのものにしたい」
「・・・して、よ」
「アコ、今日は見事な満月だ」
「んー?」
いきなり何を言い出すのかと思えば、
「・・・月虹が綺麗な、満月だ」
ああ、そっか。
私がやっぱり帰りたい、って言わないか不安だったのかな。
でもなんか、眠くなってきた。
「んー・・・・・だいじょうぶ、だって」
目を開けていらるのが辛くなって。
「アコ?」
「そばに、いるよ。これからずっと。・・・月は、シャンクスと見る」
「・・・ああ、そうだな」
「しゃんくすー」
「・・・ん?」
「ねむいー」
「ああ、おやすみアコ」
「ん。おやすみシャンクス」
それだけ言って、私は完全に眠りについた。
『3千万ベリー出す』
シャンクスのその言葉から始まった、
レッドフォース号での生活。
シャンクスとの恋。
明日も続くもの。
きっと明後日も明々後日も。
永遠に、なんて思わないけど。
明日起きたらシャンクスにおはようって言って。
皆とご飯食べて、掃除して。
たまに戦闘があったりする。
そんな風に出来るだけ長く居れたらいい。
私は ONE PICEC の続きの物語を知らないから、未来を楽しく生きていける。
シャンクスも笑って、私も笑って。
皆もこの船で笑って生きていけることを。
3千万ベリーの恋の行方が幸せに繋がることを。
心から、願う。
+思い、願う夜 終
「元々面白い奴だな、とは思っていたが。アコが来て初めて戦闘になった時、
アコの寝顔を見て、愛おしく感じた」
・・・・げふん。
「それから思ったことをそのまま口に出来る素直さ、自分の非をすぐに謝れる真っ直ぐなところ」
『シャンクスが血相変えるってレアじゃね?うっわ見てみたいかも』
『私今酷いこと言った。ごめん』
「予想外の反応も」
『ベッドが狭くなるぅ!』
思い出される数々の恥ずかしい記憶達。
「俺を受け入れた強さ、優しさ」
『嫌ではない』
『私が嫌だって言うことはシャンクスは絶対しないから』
「決してぶれない芯を持ったところ」
「・・・・褒めすぎでは」
ていうか好きになるとこおかしくね?
「照れた顔も怒った顔も、泣いた顔も俺だけのものにしたい」
「・・・して、よ」
「アコ、今日は見事な満月だ」
「んー?」
いきなり何を言い出すのかと思えば、
「・・・月虹が綺麗な、満月だ」
ああ、そっか。
私がやっぱり帰りたい、って言わないか不安だったのかな。
でもなんか、眠くなってきた。
「んー・・・・・だいじょうぶ、だって」
目を開けていらるのが辛くなって。
「アコ?」
「そばに、いるよ。これからずっと。・・・月は、シャンクスと見る」
「・・・ああ、そうだな」
「しゃんくすー」
「・・・ん?」
「ねむいー」
「ああ、おやすみアコ」
「ん。おやすみシャンクス」
それだけ言って、私は完全に眠りについた。
『3千万ベリー出す』
シャンクスのその言葉から始まった、
レッドフォース号での生活。
シャンクスとの恋。
明日も続くもの。
きっと明後日も明々後日も。
永遠に、なんて思わないけど。
明日起きたらシャンクスにおはようって言って。
皆とご飯食べて、掃除して。
たまに戦闘があったりする。
そんな風に出来るだけ長く居れたらいい。
私は ONE PICEC の続きの物語を知らないから、未来を楽しく生きていける。
シャンクスも笑って、私も笑って。
皆もこの船で笑って生きていけることを。
3千万ベリーの恋の行方が幸せに繋がることを。
心から、願う。
+思い、願う夜 終