ライセンス藤原一裕の夢小説
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親鳥と雛
(藤原 視点)
じつはここ最近、ミサの方から誘って欲しい俺は。
ずっと毎晩我慢しとる。
何を我慢しとるかって?
そう、夜の営み。
やって可愛ええ彼女には誘われたいやん。
前に一度だけミサに誘われた事あったけど、あん時はミサも酔うてたし。
そう言うんちゃうくて、もっと普通に真っ当に誘われたいねん、俺は。
最後にエッチしたんは俺の誕生日やったっけ。
俺、結構限界やけどミサは平気なんかな?
まぁ、女性と男性じゃぁ身体の仕組みが違うからなぁ。
とにかく、そう言う訳で現在、身体を張って我慢中や。
今すぐ押し倒してしまいそうやけど、ここは我慢我慢。
持ち前の精神力で何とか継続中です。
……でもホンマ、正直ツライ……。
そんな中、当の本人ミサさんは、シャワー上がりに薄着で無防備にテレビを見てはります。
……襲ったろか、コラ。
濡れた髪がまた……ね。
そんで胸の谷間がまた……ね。
……アカンあかん!
ついついに目がいってまうけど、切り替えな!
「……ミサ? 髪乾かしたら?」
「ん〜……後で〜」
「風邪引くで? そのままやと髪痛みそうやし……」
「ん〜……そうだね」
ミサは立ち上がると、バスルームへ戻った。
珍しい事もあるもんや。
ミサが素直に俺の言う事聞くやなんて。
と、思っとったら、目の前にドライヤーを持ったミサが現れた。
「乾かして?」
俺がドライヤーを受け取ると、ミサは俺に背を向ける形でソファへ座る。
おいおい、俺まだやってやるなんて言うてへんで?
とか思いつつ、結局やってやる俺は甘いんやろか。
ドライヤーのスイッチを入れ、ミサの髪に当ててやると、甘い香りが鼻を掠めた。
柔らかい髪。
洗い立てのええ匂い。
細いうなじ。
揺れるのは、ミサの髪だけちゃう。
固めた筈の俺の決心までもが、ドライヤーの風に揺らされる。
触りたい。
無意識に[、#da=1#]の髪に顔を埋めて、抱きしめてもうてた。
床に転がったドライヤーが、風を出し続けとる。
ミサの身体を抱き寄せて、その身体が腕の中に収まった。
「……一裕?」
名前を呼ばれ、ようやく我に返り、ミサの身体を離す。
アカン……ホンマに無意識やった。
無意識にミサを抱こうとしとった。
完全ひ欲求不満やんけ!
「す、スマン……」
慌ててドライヤーを拾おうとすると、ミサが不思議そうな顔で振り返る。
その上目遣いヤバイて……。
「……ドライヤーの続き、やろか」
中途半端な笑顔を作って見せて、転がったドライヤーを掴んだ。
「──だけなの?」
「え」
「続きは……ドライヤーだけなの?」
「は」
ミサの目を見たまま、俺は固まる。
それ、どういう意味?
「……他の続きは……してくれないの?」
それは。
ずっと言うて欲しかった言葉や。
やのに。
ミサが悲しそうな目をしとるのは、なんで?
悲しそうに、無理して笑いながら。
「飽きた?」
と、ミサは言うた。
……こんなんちゃう。
こんな顔させる為に。
こんなん言わせる為に。
我慢してたんちゃうのねん。
俺は力一杯ミサ抱きしめた。
「めっちゃ抱きたい……! ミサを」
我慢してたんは、ミサに求めてもらいたかったから。
ミサの口から聞きたかったからから
けど。
大事なんは言葉ちゃう。
気持ちや。
「続き……してもええ? ミサ」
「……うん」
そうや。
ミサには、そうやって笑ってて欲しいねん。
下着の上から胸を揉むと、ミサの可愛ええ声が甘く上がる。
「……あっ……ん」
その声を確かめながら、舌を這わせていって。
「……なんか、今日の一裕エロイ」
「そうかぁ? とこが?」
「……顔……とか、触り方……とか?」
まぁ久々やし、ついさっき発覚したけど欲求不満やったからな。
でも、俺をそうさせんのも全部相手がミサやから。
触れる度に小刻みに動く身体が愛しくて、もっともっと気持ち良くさせて、喘がせたくなる。
下着を脱がして、ちょっとずつ刺激を強めてって、トロトロになった股の割れ目を指先でゆっくり撫でた。
「……ああぁ、っんう」
もっともっとその声が聞きたくて、同じ場所を執拗に攻めると。
小さなお豆が勃起しとんのを指先の感触で知る。
「んん、あアっ……ソコっ……!」
「ここ?」
「やああ……そこ、はぁ……あっ……ヘンになっちゃうぅ……」
濡れてキラキラとキレイに光る陰部を、指を上下に動かして刺激した。
「ゃ、かずひろ……んっあ、……もぉ……」
涙目と震えた声で名前を呼ばれたら、普段は鎖国しとるS心が開花する。
「ちょっと我慢してみぃ」
「やぁっ……むり……だよぉ」
いやいやと、ミサは首を横に振るその間も、俺は指の動きを止めてやらへんかった。
「ちょっとだけ我慢してみぃ。そしたらむっちゃ気持ち良くしたるから」
「……ぁああんんッ」
弱い耳元で囁いたった。
やって反応が可愛いねんもん。
「……あっ、や……っああっ」
「好きや……大好き。ミサ……可愛ええで」
「みみ……やめてぇ……ダメなのぉ……!」
「耳アカンの?」
チロチロと舌先で耳穴の辺りを舐めたると、余程快感で辛いんかミサはこっちに体重をかけてくる。
「も、がまん、できない……イッ……ぁっ……!」
「イキたいん?」
余裕綽々で聞いたったのに筈やのに。
ミサの方が限界の筈やのに。
「……かずひろ、と……いっしょがイイ……」
そんな事言われたら……俺の方が先にイってまうやろ。
俺はヌルヌルになったミサの中に自身の根っこを埋め込んだ。
ナカへ入るとすぐに締め付けられて、快感が広がってく。
「……はぁ、っあ」
気持良すぎて思わずうめき声が漏れてもうた。
それは多分ミサも同じで、速めた腰の動きに息が上がって、甘い声を漏らしだす。
「あっ、ぁん、ああっ、かず、ひろぉ……!」
ダラシなく空いた口から、繰り返し俺の名前が零れ落ちた。
「……ミサ」
「はぁ……あアっん……ぁ」
「……はぁっ……」
「あっあっあっ、んん、かずひろ、すき……かずひっ、すき……ぃ、ぁぁっ!」
夢中になって腰を動かして、ミサを貫く。
首に回された手にぎゅーっと力が入って、ミサも俺も限界で。
もう、他に何も要らんって。
本気でそう思た。
「あっ、ぁぁああっ、ぁっン……んっ!」
「っぁ……」
一際強い締め付けに促されて、俺は欲望を吐き出す。
もう絶対一生ミサを手放せへんって本能で悟った。
「……はぁ……かずひろ……」
「ん?」
「……愛してる」
「……俺もやで」
そう言うて、またキスをする。
触れるだけの軽いキスを幾度となく交わしとると、唇が離れた合間にミサが。
「なんか……小鳥になった気分……」
と笑った。
「なんで?」
「ほらだって、餌もらってるみたいじゃない?」
「俺が親鳥?」
「そう。んで、私が雛」
そんな冗談に、俺は思わずクスッと笑ってまう。
全部あげるわ。
俺の持ってるモンなら全部。
「……あげてるんは餌ちゃうけどな」
「なにをくれてるの?」
「俺の愛」
「……やっぱ親鳥じゃん」
そう言うて、ミサはまた笑ろた。
お前が笑ってくれるなら、何も怖くないな。
不安なんて要らんから、お前には俺の事、ずっとずっと受け止めとって欲しい。
俺の無償の愛を、捧げるから。
THE END
(藤原 視点)
じつはここ最近、ミサの方から誘って欲しい俺は。
ずっと毎晩我慢しとる。
何を我慢しとるかって?
そう、夜の営み。
やって可愛ええ彼女には誘われたいやん。
前に一度だけミサに誘われた事あったけど、あん時はミサも酔うてたし。
そう言うんちゃうくて、もっと普通に真っ当に誘われたいねん、俺は。
最後にエッチしたんは俺の誕生日やったっけ。
俺、結構限界やけどミサは平気なんかな?
まぁ、女性と男性じゃぁ身体の仕組みが違うからなぁ。
とにかく、そう言う訳で現在、身体を張って我慢中や。
今すぐ押し倒してしまいそうやけど、ここは我慢我慢。
持ち前の精神力で何とか継続中です。
……でもホンマ、正直ツライ……。
そんな中、当の本人ミサさんは、シャワー上がりに薄着で無防備にテレビを見てはります。
……襲ったろか、コラ。
濡れた髪がまた……ね。
そんで胸の谷間がまた……ね。
……アカンあかん!
ついついに目がいってまうけど、切り替えな!
「……ミサ? 髪乾かしたら?」
「ん〜……後で〜」
「風邪引くで? そのままやと髪痛みそうやし……」
「ん〜……そうだね」
ミサは立ち上がると、バスルームへ戻った。
珍しい事もあるもんや。
ミサが素直に俺の言う事聞くやなんて。
と、思っとったら、目の前にドライヤーを持ったミサが現れた。
「乾かして?」
俺がドライヤーを受け取ると、ミサは俺に背を向ける形でソファへ座る。
おいおい、俺まだやってやるなんて言うてへんで?
とか思いつつ、結局やってやる俺は甘いんやろか。
ドライヤーのスイッチを入れ、ミサの髪に当ててやると、甘い香りが鼻を掠めた。
柔らかい髪。
洗い立てのええ匂い。
細いうなじ。
揺れるのは、ミサの髪だけちゃう。
固めた筈の俺の決心までもが、ドライヤーの風に揺らされる。
触りたい。
無意識に[、#da=1#]の髪に顔を埋めて、抱きしめてもうてた。
床に転がったドライヤーが、風を出し続けとる。
ミサの身体を抱き寄せて、その身体が腕の中に収まった。
「……一裕?」
名前を呼ばれ、ようやく我に返り、ミサの身体を離す。
アカン……ホンマに無意識やった。
無意識にミサを抱こうとしとった。
完全ひ欲求不満やんけ!
「す、スマン……」
慌ててドライヤーを拾おうとすると、ミサが不思議そうな顔で振り返る。
その上目遣いヤバイて……。
「……ドライヤーの続き、やろか」
中途半端な笑顔を作って見せて、転がったドライヤーを掴んだ。
「──だけなの?」
「え」
「続きは……ドライヤーだけなの?」
「は」
ミサの目を見たまま、俺は固まる。
それ、どういう意味?
「……他の続きは……してくれないの?」
それは。
ずっと言うて欲しかった言葉や。
やのに。
ミサが悲しそうな目をしとるのは、なんで?
悲しそうに、無理して笑いながら。
「飽きた?」
と、ミサは言うた。
……こんなんちゃう。
こんな顔させる為に。
こんなん言わせる為に。
我慢してたんちゃうのねん。
俺は力一杯ミサ抱きしめた。
「めっちゃ抱きたい……! ミサを」
我慢してたんは、ミサに求めてもらいたかったから。
ミサの口から聞きたかったからから
けど。
大事なんは言葉ちゃう。
気持ちや。
「続き……してもええ? ミサ」
「……うん」
そうや。
ミサには、そうやって笑ってて欲しいねん。
下着の上から胸を揉むと、ミサの可愛ええ声が甘く上がる。
「……あっ……ん」
その声を確かめながら、舌を這わせていって。
「……なんか、今日の一裕エロイ」
「そうかぁ? とこが?」
「……顔……とか、触り方……とか?」
まぁ久々やし、ついさっき発覚したけど欲求不満やったからな。
でも、俺をそうさせんのも全部相手がミサやから。
触れる度に小刻みに動く身体が愛しくて、もっともっと気持ち良くさせて、喘がせたくなる。
下着を脱がして、ちょっとずつ刺激を強めてって、トロトロになった股の割れ目を指先でゆっくり撫でた。
「……ああぁ、っんう」
もっともっとその声が聞きたくて、同じ場所を執拗に攻めると。
小さなお豆が勃起しとんのを指先の感触で知る。
「んん、あアっ……ソコっ……!」
「ここ?」
「やああ……そこ、はぁ……あっ……ヘンになっちゃうぅ……」
濡れてキラキラとキレイに光る陰部を、指を上下に動かして刺激した。
「ゃ、かずひろ……んっあ、……もぉ……」
涙目と震えた声で名前を呼ばれたら、普段は鎖国しとるS心が開花する。
「ちょっと我慢してみぃ」
「やぁっ……むり……だよぉ」
いやいやと、ミサは首を横に振るその間も、俺は指の動きを止めてやらへんかった。
「ちょっとだけ我慢してみぃ。そしたらむっちゃ気持ち良くしたるから」
「……ぁああんんッ」
弱い耳元で囁いたった。
やって反応が可愛いねんもん。
「……あっ、や……っああっ」
「好きや……大好き。ミサ……可愛ええで」
「みみ……やめてぇ……ダメなのぉ……!」
「耳アカンの?」
チロチロと舌先で耳穴の辺りを舐めたると、余程快感で辛いんかミサはこっちに体重をかけてくる。
「も、がまん、できない……イッ……ぁっ……!」
「イキたいん?」
余裕綽々で聞いたったのに筈やのに。
ミサの方が限界の筈やのに。
「……かずひろ、と……いっしょがイイ……」
そんな事言われたら……俺の方が先にイってまうやろ。
俺はヌルヌルになったミサの中に自身の根っこを埋め込んだ。
ナカへ入るとすぐに締め付けられて、快感が広がってく。
「……はぁ、っあ」
気持良すぎて思わずうめき声が漏れてもうた。
それは多分ミサも同じで、速めた腰の動きに息が上がって、甘い声を漏らしだす。
「あっ、ぁん、ああっ、かず、ひろぉ……!」
ダラシなく空いた口から、繰り返し俺の名前が零れ落ちた。
「……ミサ」
「はぁ……あアっん……ぁ」
「……はぁっ……」
「あっあっあっ、んん、かずひろ、すき……かずひっ、すき……ぃ、ぁぁっ!」
夢中になって腰を動かして、ミサを貫く。
首に回された手にぎゅーっと力が入って、ミサも俺も限界で。
もう、他に何も要らんって。
本気でそう思た。
「あっ、ぁぁああっ、ぁっン……んっ!」
「っぁ……」
一際強い締め付けに促されて、俺は欲望を吐き出す。
もう絶対一生ミサを手放せへんって本能で悟った。
「……はぁ……かずひろ……」
「ん?」
「……愛してる」
「……俺もやで」
そう言うて、またキスをする。
触れるだけの軽いキスを幾度となく交わしとると、唇が離れた合間にミサが。
「なんか……小鳥になった気分……」
と笑った。
「なんで?」
「ほらだって、餌もらってるみたいじゃない?」
「俺が親鳥?」
「そう。んで、私が雛」
そんな冗談に、俺は思わずクスッと笑ってまう。
全部あげるわ。
俺の持ってるモンなら全部。
「……あげてるんは餌ちゃうけどな」
「なにをくれてるの?」
「俺の愛」
「……やっぱ親鳥じゃん」
そう言うて、ミサはまた笑ろた。
お前が笑ってくれるなら、何も怖くないな。
不安なんて要らんから、お前には俺の事、ずっとずっと受け止めとって欲しい。
俺の無償の愛を、捧げるから。
THE END