ライセンス藤原一裕の夢小説
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その優しさ
(夢主 視点)
あー首が痛い。
項 をグーでトントンと叩いていると、一裕がやってきた。
「なに? また首痛めたん?」
「……誰のせいだと思ってるの?」
背ぬ高い一裕のことをずっと見上げてると、とうぜんだけど首が痛くなる。
少し脱線するけど、ワンちゃんは首が凝りやすいらしい。
理由は、人間の顔を見上げるからだとか。
今ならワンちゃん達の気持ちが分かるわー。
「俺のせいちゃうし」
そんな事を言う一裕に少し腹が立って、その顔を見上げて睨んだ。
「痛めとるのに見上げたら、もっと痛なるで?」
一裕は私の目線にあわて少し背を丸め、私の首を優しく撫でる。
腹立たしいく思いながらも、そんな優しさに思わずドキッとしてしまった。
「ねぇ……もっと撫でて」
「ん~? どないしたん? 急に甘えて」
「別に……甘えたっていいじゃん。私……彼女なんだから……」
一裕が首を撫でてくれる。
その一瞬のような優しさが。
私には、一生の幸せに感じるから。
「また首痛めたら……こうやって目線合わせて、首撫でてくれる?」
どうかお願い。
約束して。
してくれなかったら……私、泣いちゃうから。
「何言うてんねん。当たり前やろ」
首痛めちゃうよ、わかってる。
けと。
優しいアナタの顔が見たいから。
また、首を優しく撫でて欲しいから。
きっと。
これからもずっと。
私は。
アナタの顔を。
見上げてしまうんだろうな。
THE END
(夢主 視点)
あー首が痛い。
「なに? また首痛めたん?」
「……誰のせいだと思ってるの?」
背ぬ高い一裕のことをずっと見上げてると、とうぜんだけど首が痛くなる。
少し脱線するけど、ワンちゃんは首が凝りやすいらしい。
理由は、人間の顔を見上げるからだとか。
今ならワンちゃん達の気持ちが分かるわー。
「俺のせいちゃうし」
そんな事を言う一裕に少し腹が立って、その顔を見上げて睨んだ。
「痛めとるのに見上げたら、もっと痛なるで?」
一裕は私の目線にあわて少し背を丸め、私の首を優しく撫でる。
腹立たしいく思いながらも、そんな優しさに思わずドキッとしてしまった。
「ねぇ……もっと撫でて」
「ん~? どないしたん? 急に甘えて」
「別に……甘えたっていいじゃん。私……彼女なんだから……」
一裕が首を撫でてくれる。
その一瞬のような優しさが。
私には、一生の幸せに感じるから。
「また首痛めたら……こうやって目線合わせて、首撫でてくれる?」
どうかお願い。
約束して。
してくれなかったら……私、泣いちゃうから。
「何言うてんねん。当たり前やろ」
首痛めちゃうよ、わかってる。
けと。
優しいアナタの顔が見たいから。
また、首を優しく撫でて欲しいから。
きっと。
これからもずっと。
私は。
アナタの顔を。
見上げてしまうんだろうな。
THE END