ライセンス藤原一裕の夢小説
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よかった
(藤原 視点)
私と家族どっちが大事?
……そう言やあ、ミサにそんな事訊かれた事ないな。
今までの浮気相手はよくそんな事訊いてきたけど、ミサは俺に家族が居ること気にしてへんように見える。
「あんさぁ、ミサ」
「ん?」
「俺……嫁も子供も居るけど……不安になったりせぇへん?」
思わず聞いてもうた。
考えれば考える程俺の方が不安になってきてもうた。
ミサに愛されてへんのちゃうかって。
「……何その、デリカシーない質問」
ミサは溜め息を吐くと。
「ならないけど。なんで?」
あ、ハッキリ言われた。
やっぱ愛されてないんかな……俺って。
「あのね一裕、私だって何にも感じない訳じゃないんだよ? でも、それも含めて愛せるぐらいじゃないと、って私は思うの」
そんな一裕の事を私は愛した訳だし、とミサは言い切った。
「だから、心配なんてしない。家族優先な一裕を、私は尊敬してるよ」
……うわ。
なんやろこの気持ち。
嬉しい……。
「かわいない奴」
言葉とは裏腹に、俺はミサを抱き寄せる。
「えー。私良い事言わなかったぁ?」
なんて言いながらも、ミサは笑って俺に抱きついた。
「好きやで……ミサ」
「何、急に」
「いやホンマに、好き」
「……うそつき」
俺の彼女がミサで良かった。
THE END
(藤原 視点)
私と家族どっちが大事?
……そう言やあ、ミサにそんな事訊かれた事ないな。
今までの浮気相手はよくそんな事訊いてきたけど、ミサは俺に家族が居ること気にしてへんように見える。
「あんさぁ、ミサ」
「ん?」
「俺……嫁も子供も居るけど……不安になったりせぇへん?」
思わず聞いてもうた。
考えれば考える程俺の方が不安になってきてもうた。
ミサに愛されてへんのちゃうかって。
「……何その、デリカシーない質問」
ミサは溜め息を吐くと。
「ならないけど。なんで?」
あ、ハッキリ言われた。
やっぱ愛されてないんかな……俺って。
「あのね一裕、私だって何にも感じない訳じゃないんだよ? でも、それも含めて愛せるぐらいじゃないと、って私は思うの」
そんな一裕の事を私は愛した訳だし、とミサは言い切った。
「だから、心配なんてしない。家族優先な一裕を、私は尊敬してるよ」
……うわ。
なんやろこの気持ち。
嬉しい……。
「かわいない奴」
言葉とは裏腹に、俺はミサを抱き寄せる。
「えー。私良い事言わなかったぁ?」
なんて言いながらも、ミサは笑って俺に抱きついた。
「好きやで……ミサ」
「何、急に」
「いやホンマに、好き」
「……うそつき」
俺の彼女がミサで良かった。
THE END