ライセンス藤原一裕の夢小説
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小さくなっちゃった!?
(夢主 視点)
目が覚めると、窓の外から鳥のさえずりが聞こえて来て。
いつもある隣の温もりに、私は身を摺り寄せた。
愛する彼氏──一裕の姿を見て、私は違和感を感じる。
あれ……一裕……こんなに大きかったっけ?
結婚して太ったのは知ってたけど……そうじゃなくて、画像を拡大したみたいに、単純に大きくなってる気がする。
私は体を起こして、一裕の身体に触れた。
そこで、自分の手が手が小さくなっている事に気が付く。
顔を下げて自分の身体を見てみると、小さくなった身体を大きなパジャマが包み込んでいた。
「え……えぇっ!? なんで? なんで!?」
「ん……どないした……?」
一裕が目を覚まして、ムクリと起き上がった。
「ミサ……なん??」
「……一裕……私……どうなってる……?」
焦って一裕の服を掴むと、一裕は寝室に置いてある姿見を指さす。
「お前……子供になってんで……!?」
鏡に映った私は、幼い子供の姿になっていた。
所謂、コナン状態?
「えぇ~! ホンマにミサ~!? あか~ん! むっちゃ可愛え~~! 子供用のナース服着せたいぃ~!」
そう言って抱き着いてくる一裕の頬を、私は足蹴りする。
「離せこの変態!!」
「……ほ、ホンマモンのミサや……」
何処か呑気な一裕を余所に、私は深く溜息を吐いた。
「でもホント、どうしたら戻れるんだろ……」
「ええんちゃう? このままの方が持ち運び便利やし」
「……冗談言ってる場合?」
眉間にシワを寄せてまた溜息を吐くと、一裕が私を抱き上げた。
「ならさ、ちゅーとかしてみる?」
「…………はぁ!?」
何を言いだすんだこの人は。
やっぱロリコン発動した?
「この状況で!?」
「別にいっつもしとる事やし、恥ずかしがらんでええやろ」
一裕は妖笑して見せた。
まさか……珍しくSモード発動!?
「いやいやいや! いきなりキスとな意味が分からないんだって!」
「でもぉ、キスで魔法が解ける的なんあるやろ?」
「……かえるの王様……とか?」
ああ、でも。
かえるの王様はキスしないパターンが主流なんだっけ?
……って、言ってる場合じゃない!
一裕のやつ柄にもなくファンシーな事言いやがって……。
「何事も試してみな分らへんやん」
「まぁ……そうだけど……」
一裕と真っ直ぐ見つめ合うと、小さな胸が痛くなるぐらいドキドキと高鳴った。
「キスして……は?」
ドキドキドキ。
「き……、キス……して……」
頭の上から煙出てると思うぐらい、顔が熱い。
壊れそうなほど速さを増す心臓の音がして。
耐え切れずに目を閉じた。
一裕の厚い唇が、私の小さな唇に重なる。
……chuッ
柔らかい感触が離れていくのと共に、ゆっくりと目を開けた。
鳥のさえずりが聞こえてきて、いつもの朝が私を出迎える。
隣には、愛する彼氏──一裕の温もりが。
私は起き上がって寝室の姿見の前まで駆けていった。
そこに映っていたのは、いつもの私。
「良かったぁ……夢オチかぁ……」
安心してベッドの方へ顔を向けると、一裕が気持ち良さそうな顔で寝ていた。
安心したせいか、いつもより可愛い寝顔に見える。
なんか……いつもより……。
「!!??」
私の絶叫に、一裕が飛び起きる。
「ミサ!? どないした!?」
「か、かかかか一裕が……!」
「え、なに?」
私は震える指で姿見を指し示した。
「子供になってる!!??」
またキスしてみる??
THE END
(夢主 視点)
目が覚めると、窓の外から鳥のさえずりが聞こえて来て。
いつもある隣の温もりに、私は身を摺り寄せた。
愛する彼氏──一裕の姿を見て、私は違和感を感じる。
あれ……一裕……こんなに大きかったっけ?
結婚して太ったのは知ってたけど……そうじゃなくて、画像を拡大したみたいに、単純に大きくなってる気がする。
私は体を起こして、一裕の身体に触れた。
そこで、自分の手が手が小さくなっている事に気が付く。
顔を下げて自分の身体を見てみると、小さくなった身体を大きなパジャマが包み込んでいた。
「え……えぇっ!? なんで? なんで!?」
「ん……どないした……?」
一裕が目を覚まして、ムクリと起き上がった。
「ミサ……なん??」
「……一裕……私……どうなってる……?」
焦って一裕の服を掴むと、一裕は寝室に置いてある姿見を指さす。
「お前……子供になってんで……!?」
鏡に映った私は、幼い子供の姿になっていた。
所謂、コナン状態?
「えぇ~! ホンマにミサ~!? あか~ん! むっちゃ可愛え~~! 子供用のナース服着せたいぃ~!」
そう言って抱き着いてくる一裕の頬を、私は足蹴りする。
「離せこの変態!!」
「……ほ、ホンマモンのミサや……」
何処か呑気な一裕を余所に、私は深く溜息を吐いた。
「でもホント、どうしたら戻れるんだろ……」
「ええんちゃう? このままの方が持ち運び便利やし」
「……冗談言ってる場合?」
眉間にシワを寄せてまた溜息を吐くと、一裕が私を抱き上げた。
「ならさ、ちゅーとかしてみる?」
「…………はぁ!?」
何を言いだすんだこの人は。
やっぱロリコン発動した?
「この状況で!?」
「別にいっつもしとる事やし、恥ずかしがらんでええやろ」
一裕は妖笑して見せた。
まさか……珍しくSモード発動!?
「いやいやいや! いきなりキスとな意味が分からないんだって!」
「でもぉ、キスで魔法が解ける的なんあるやろ?」
「……かえるの王様……とか?」
ああ、でも。
かえるの王様はキスしないパターンが主流なんだっけ?
……って、言ってる場合じゃない!
一裕のやつ柄にもなくファンシーな事言いやがって……。
「何事も試してみな分らへんやん」
「まぁ……そうだけど……」
一裕と真っ直ぐ見つめ合うと、小さな胸が痛くなるぐらいドキドキと高鳴った。
「キスして……は?」
ドキドキドキ。
「き……、キス……して……」
頭の上から煙出てると思うぐらい、顔が熱い。
壊れそうなほど速さを増す心臓の音がして。
耐え切れずに目を閉じた。
一裕の厚い唇が、私の小さな唇に重なる。
……chuッ
柔らかい感触が離れていくのと共に、ゆっくりと目を開けた。
鳥のさえずりが聞こえてきて、いつもの朝が私を出迎える。
隣には、愛する彼氏──一裕の温もりが。
私は起き上がって寝室の姿見の前まで駆けていった。
そこに映っていたのは、いつもの私。
「良かったぁ……夢オチかぁ……」
安心してベッドの方へ顔を向けると、一裕が気持ち良さそうな顔で寝ていた。
安心したせいか、いつもより可愛い寝顔に見える。
なんか……いつもより……。
「!!??」
私の絶叫に、一裕が飛び起きる。
「ミサ!? どないした!?」
「か、かかかか一裕が……!」
「え、なに?」
私は震える指で姿見を指し示した。
「子供になってる!!??」
またキスしてみる??
THE END