一線の先
____目を開けると、俺は不思議な空間に居た。
黒も白もない、変な所だ。
俺が今何しているのか、どこにいるのかを考えようにも、思考が上手くまわない。
何かをすることもせず、ただずっと俺は、さまよっていた____
____時は止まりやしない
どんなことがあろうとも、進み続ける。
あたし達を前へ、先へと連れて行く。
ふわり、と幾分か冷たくなった風が、病室に運ばれて来る。
小牧教官が眠って、被弾してから、早3年。
堂上教官が珍しく静かで、タスクフォースも騒がしくなくなりました。
まだ、堂上班には、新しい方は来てません。副班長も代わっていません。
だから、小牧教官
早く、帰ってきてください____
黒も白もない、変な所だ。
俺が今何しているのか、どこにいるのかを考えようにも、思考が上手くまわない。
何かをすることもせず、ただずっと俺は、さまよっていた____
____時は止まりやしない
どんなことがあろうとも、進み続ける。
あたし達を前へ、先へと連れて行く。
ふわり、と幾分か冷たくなった風が、病室に運ばれて来る。
小牧教官が眠って、被弾してから、早3年。
堂上教官が珍しく静かで、タスクフォースも騒がしくなくなりました。
まだ、堂上班には、新しい方は来てません。副班長も代わっていません。
だから、小牧教官
早く、帰ってきてください____
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