はきだめ
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(※いつも以上に人を選ぶ内容で、しかも捏造過多なのでご注意ください)
生まれてこの方愛情に触れたことの無い孤児のギアッチョが、生まれて初めて優しくしてくれた同じ養護施設で暮らす夢主に親愛の情など持ちうる全ての感情を本人も無意識のうちに向けるお話。
…
夢主はとある養護施設にて暮らす者の一人。この施設ではそれなりに年長の部類に入るくらいの年齢。
孤児ではなく、経済的な困窮により今は育てることが困難という理由から預けられており、両親は健在。また親子仲も良好。
同じ養護施設で暮らしているギアッチョ。夢主とは異なり孤児であり、まだ幼い。
実の親に関する記憶は皆無で、どのような人間であったかはおろかその名前すら知らない。
この施設に預けられる以前は遠い親戚の元に身を寄せていたらしいが、ほどなくこの養護施設に預けられている。彼を預けたその遠い親戚とやらも素性の知れない人間であり、本当に親戚だったかどうかも定かではない。
また、生まれながらのスタンド使い。しかしスタンドという概念も知らず、まだ制御もろくに出来ず何度か施設の人間を巻き込んだ騒ぎを起こしているため、施設内では「呪われた子」扱いをされている。
施設の職員にはその存在を疎まれ、一部の子供からはいじめられているが、そんな酷な扱いを受けているのにも関わらず、感情らしい感情を見せないことを気味悪がられ、ほとんどの人間からは遠巻きにされている。
恵まれない境遇にありながら、さらに手酷い扱いを受けるギアッチョを夢主は憐れみ、いじめの現場に鉢合わせれば止めに入り、職員の代わりに彼の世話を焼くようになる。
ギアッチョは夢主の情愛に満ちた心根に触れ、少しずつ心を許し、また同時に親に対する愛情ともはたまた友愛とも取れる情を抱くようになる。
しかし、やがてそんな夢主を独り占めしたいという幼心から、夢主の周囲に対し幼い嫉妬心を芽生えさせる。そしていつしかその恨みは自分達だけを見てくれない夢主本人に向けられることに。
今までその過酷な生い立ちゆえの自身に対する関心の薄さからいくら疎まれ、いじめられようと感情らしい感情を抱くことはなかった。しかし愛情を知らなかったギアッチョにそれを教えた唯一の存在は、彼が思うよりずっと大きな存在であり、その存在である夢主に対する怒りは彼に自我を芽生えさせるには十分過ぎるものであった。
自分なりの心を手に入れたギアッチョであったが、心を知り得ない彼は己の抱くそれが一体何であるのか理解できない。
理解できないまま、幼さゆえの怒りと自分だけの存在でいてほしいという根底での願望により荒らぐ心は彼のスタンドを暴走させ、その力により夢主の脚を潰してしまう。
(ここまでのあらすじ)
生まれてこの方愛情に触れたことの無い孤児のギアッチョが、生まれて初めて優しくしてくれた同じ養護施設で暮らす夢主に親愛の情など持ちうる全ての感情を本人も無意識のうちに向けるお話。
…
夢主はとある養護施設にて暮らす者の一人。この施設ではそれなりに年長の部類に入るくらいの年齢。
孤児ではなく、経済的な困窮により今は育てることが困難という理由から預けられており、両親は健在。また親子仲も良好。
同じ養護施設で暮らしているギアッチョ。夢主とは異なり孤児であり、まだ幼い。
実の親に関する記憶は皆無で、どのような人間であったかはおろかその名前すら知らない。
この施設に預けられる以前は遠い親戚の元に身を寄せていたらしいが、ほどなくこの養護施設に預けられている。彼を預けたその遠い親戚とやらも素性の知れない人間であり、本当に親戚だったかどうかも定かではない。
また、生まれながらのスタンド使い。しかしスタンドという概念も知らず、まだ制御もろくに出来ず何度か施設の人間を巻き込んだ騒ぎを起こしているため、施設内では「呪われた子」扱いをされている。
施設の職員にはその存在を疎まれ、一部の子供からはいじめられているが、そんな酷な扱いを受けているのにも関わらず、感情らしい感情を見せないことを気味悪がられ、ほとんどの人間からは遠巻きにされている。
恵まれない境遇にありながら、さらに手酷い扱いを受けるギアッチョを夢主は憐れみ、いじめの現場に鉢合わせれば止めに入り、職員の代わりに彼の世話を焼くようになる。
ギアッチョは夢主の情愛に満ちた心根に触れ、少しずつ心を許し、また同時に親に対する愛情ともはたまた友愛とも取れる情を抱くようになる。
しかし、やがてそんな夢主を独り占めしたいという幼心から、夢主の周囲に対し幼い嫉妬心を芽生えさせる。そしていつしかその恨みは自分達だけを見てくれない夢主本人に向けられることに。
今までその過酷な生い立ちゆえの自身に対する関心の薄さからいくら疎まれ、いじめられようと感情らしい感情を抱くことはなかった。しかし愛情を知らなかったギアッチョにそれを教えた唯一の存在は、彼が思うよりずっと大きな存在であり、その存在である夢主に対する怒りは彼に自我を芽生えさせるには十分過ぎるものであった。
自分なりの心を手に入れたギアッチョであったが、心を知り得ない彼は己の抱くそれが一体何であるのか理解できない。
理解できないまま、幼さゆえの怒りと自分だけの存在でいてほしいという根底での願望により荒らぐ心は彼のスタンドを暴走させ、その力により夢主の脚を潰してしまう。
(ここまでのあらすじ)