とりあえず此処で終わりです。
「バイオレント・バイオレンス」、読了いただいた方、本当にありがとうございました。

早速ですが、こんな一見ふざけているようなタイトルにしたのには訳があります。巷でよく見る暴力ヒロイン風夢主のギャグ夢、とタイトルからは思わせておいて実際暗い、みたいな意外性というかタイトル詐欺をやりたかったからです。ギャップ、のようなものですかね？
そんなことを書いていますが、男から女、女から男等問わず暴力は勿論暴言など相手の身体や心を傷つけるようなことをすることはなりません。夢小説はファンタジーです。

最初温めていた段階では夢主は完全に狂ったクレイジーガールだったのですが、幸村くんに告白してきた女子生徒の頭に飲みかけのジュース容器を落とす、からの一方的にキレて首を絞めるという流れのために結局此処に落ち着いた次第です。
思い込んだら一直線、直情型のよく思い詰める系情緒不安定女が幸村くんへの恋心を拗らせた果て(まとめ)。

あと補足なのですが、５話から７話にかけてなんか夢主の家庭環境がまずそうな気配を出していましたが、全くそんなことはありません。親戚の集まりとかでまとめて出払っていただけで父親も母親もごく普通の人です。
でもお風呂場や部屋の何処かで明らかにこの家の誰のものでもない藍色の髪の毛を見つけたらざわつくとは思います。

一先ず完結、という形なのでいろいろ説明が足りていません。
いつか補足回を作りたい、とは思っているんですがね……。一体いつになることやら………。

結びになりますが、此処まで読んでくださった方は本当にありがとうございました！
余談ですが、幸村くんは意外とダメな子のほうがかわいく見えてしまう人だと思います。
それではまた！



あの声で蜥蜴食らうか時鳥……
人や物事は見かけによらない、ということの例え。