やぁ、前回来た時からだいぶ時間がかかってしまったかな？
…そうでもないかな？

さあ、準備はできたかい？
それなら、また今宵の夢を見よう。 今夜は『北極星とひとりぼっち』。
永遠に同じところにあり続ける北極星と生まれてからずっと一人でいる人間はどんな感情を抱くんだろうね。

それじゃ、通行証（おまじない）を使って行こうか。





『北極星とひとりぼっち』


〜本文〜


さて、このお話に終わりはない。最後となるときはこの場所が滅びるとき、それと彼らが最期を迎えるときだ。
まぁ、永遠に来ないだろう。

君はこの物語をどう取った？
「エイン」という孤独な少年の悲しいお話？
それとも、ただの日常？
はたまたそれ以外か。

物語は解釈の仕方によって伝えたいもの、感情、最悪は動作さえ変える時もある。
それを憶えておいてね。

測り得る感情は人それぞれ。
これは神からの課題だ。"Wigh de mos maiz"

さあ、次はどんなお話に行こうか、出会おうか。じゃ、また"今夜"