お題置き場(CP混ぜこぜ)
「ギルドアピールのコスプレ撮影会?絶対嫌だ」
「…そう言うとは思ってました」
我進ギルドにて諸菱くんがガックリと肩を落とす。
最初からわかってるんだから言わなきゃいいのに。そんな表情が表に出ていたのか、諸菱くんが顔を上げて叫ぶ。
「…もしかしたら水篠さんが急にやる気になるかもしれないじゃないですか!他のギルマスは参加されるみたいですし!」
その言葉に、ピクリと反応してしまった。参加するのか…それなら…。
「…見に行くだけは行こうかな」
***
「うわ…凄い人集り…」
イベント当日、協会に向かってみれば最早お祭りか何かかと言うほどの人間が集まっていた。人集りの向こうにいるのは…。
「ああ、成程。最上ハンターと白川ハンターが両方いるのか…それにしても格好が凄いな」
揃って赤と白の軍服に身を包んでいる2人は大変に似合っているのだが…女性陣の悲鳴が凄い。これは人集りにもなる筈だ。
「ファンサービス精神は凄いよな…見習わないけど」
そうひとりでぼやきながら人混みを避けて協会の裏手へと回った。
「ここなら人も居ないし、一息つけるな」
表であれだけのことをしているからかここには誰も居なくて、ホッと息を吐く。ちょっと見に来ただけのつもりが人混みに酔ってしまったようだ。
「…お、水篠ハンターじゃないか」
「…?…っ!」
背後から聞こえた声に振り向くと黒基調の軍服に身を包んだ黒須ハンターが居て、思わず息を呑む。
「なんだ珍しくそんなに驚いた顔して…ってああ、この格好か。イベントって知ってて来たんじゃ無いのか?」
「知、ってはいます…」
遊び心すらなくきっちりと着こなされた軍服の姿に戸惑いながらも何とか返す。
「だよな。表は行ったか?最上と白川が大変な事になってるぜ。…水篠ハンター?どうした?」
クスクスと笑う姿からも目が離せなくて、流石に黒須ハンターに挙動を気付かれる。
「なんでも、無いです」
「?……ああ、もしかして」
何か思い当たる事があったのか、今度は企むかのようににやりと笑った黒須ハンターが俺の手を掴んで建物の壁に身体ごと押し付けた。
「っ!何すんだよ!」
「…俺のこの格好がお気に召したんだろ?」
「…っ!!」
そう言いながら腰に刺していた短鞭で顎を擽られ、顔に熱が集まるのがわかってしまった。
「…なるほどな。水篠ハンターはこういうのがお好きって事か」
「別に好きじゃない!」
全てが恥ずかしくなって、黒須ハンターを押し退けその場から逃げ出した。
***
「ちょっと揶揄うだけのつもりだったが…良いな」
水篠ハンターの消えた方向を眺めながらひとつ笑って、俺を探しに来た協会員へと返事を返した。
「…そう言うとは思ってました」
我進ギルドにて諸菱くんがガックリと肩を落とす。
最初からわかってるんだから言わなきゃいいのに。そんな表情が表に出ていたのか、諸菱くんが顔を上げて叫ぶ。
「…もしかしたら水篠さんが急にやる気になるかもしれないじゃないですか!他のギルマスは参加されるみたいですし!」
その言葉に、ピクリと反応してしまった。参加するのか…それなら…。
「…見に行くだけは行こうかな」
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「うわ…凄い人集り…」
イベント当日、協会に向かってみれば最早お祭りか何かかと言うほどの人間が集まっていた。人集りの向こうにいるのは…。
「ああ、成程。最上ハンターと白川ハンターが両方いるのか…それにしても格好が凄いな」
揃って赤と白の軍服に身を包んでいる2人は大変に似合っているのだが…女性陣の悲鳴が凄い。これは人集りにもなる筈だ。
「ファンサービス精神は凄いよな…見習わないけど」
そうひとりでぼやきながら人混みを避けて協会の裏手へと回った。
「ここなら人も居ないし、一息つけるな」
表であれだけのことをしているからかここには誰も居なくて、ホッと息を吐く。ちょっと見に来ただけのつもりが人混みに酔ってしまったようだ。
「…お、水篠ハンターじゃないか」
「…?…っ!」
背後から聞こえた声に振り向くと黒基調の軍服に身を包んだ黒須ハンターが居て、思わず息を呑む。
「なんだ珍しくそんなに驚いた顔して…ってああ、この格好か。イベントって知ってて来たんじゃ無いのか?」
「知、ってはいます…」
遊び心すらなくきっちりと着こなされた軍服の姿に戸惑いながらも何とか返す。
「だよな。表は行ったか?最上と白川が大変な事になってるぜ。…水篠ハンター?どうした?」
クスクスと笑う姿からも目が離せなくて、流石に黒須ハンターに挙動を気付かれる。
「なんでも、無いです」
「?……ああ、もしかして」
何か思い当たる事があったのか、今度は企むかのようににやりと笑った黒須ハンターが俺の手を掴んで建物の壁に身体ごと押し付けた。
「っ!何すんだよ!」
「…俺のこの格好がお気に召したんだろ?」
「…っ!!」
そう言いながら腰に刺していた短鞭で顎を擽られ、顔に熱が集まるのがわかってしまった。
「…なるほどな。水篠ハンターはこういうのがお好きって事か」
「別に好きじゃない!」
全てが恥ずかしくなって、黒須ハンターを押し退けその場から逃げ出した。
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「ちょっと揶揄うだけのつもりだったが…良いな」
水篠ハンターの消えた方向を眺めながらひとつ笑って、俺を探しに来た協会員へと返事を返した。