Jade・Leech
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≫僕だけの人…≫
愛だの、恋だの
そんなものには興味なんてなかった
貴方と出会うまではね
どうしてなんでしょうね
最初は冴えない人間…いえ、出会った時から
僕は貴方を欲してしまった
ここまで自分に欲があるとは思わなかった
自分すら知らなかった己の欲
貴方だけは誰にも渡したくない!
例え兄弟であるフロイドにさえもね
僕だけの貴方だ…
=廊下=
『パートナーさん次の授業は…』
「ん〜…飛行術だったかな?楽しみ♪」
満面の笑みを浮かべ上機嫌な僕の彼女
彼女を愛してしまってからというものの
片時も側を離れられなくなってしまった
=運動場=
「ジェイド…貴方なんでも出来るけどさぁ
コレだけはアズール並よね…」
数メートル上から僕を見下ろし
そう口にする彼女
『い、いえいえ…僕は慎重なだけですよ。
ア……アズールよりはマシでしょう?』
フワッと浮かび上がるこの感覚
浮遊感が苦手で声が震えてしまう…
(あぁ…我ながらなんて情けない…)
表情を変えることは無かったが
心に少し影を落としていた…
着地して箒から下りると
陸に足を着け
彼女を見上げていた…
「あ!もう!そんな顔して…ジェイドいくよ?
…ちゃんとキャッチしてね?」
そう言うとその場で箒を消して
落下してくる彼女…
その行動に思わず目を見開き驚きながらも
彼女を受け止める
『パートナーさん!!
貴方何を考えているんですか!?
…はぁ…心臓が止まるかと思いましたよ…』
思わず声を荒げ
普段見せない様な表情を浮かべてしまう…
「フフッ…貴方の本気で動揺した顔…
いいねぇ…私大好きなのよね♪
それに、今回は貴方が悪い…ジェイド…
自分でもわかってるんでしょう?」
冷淡な笑みを浮かべ
そう言い切る彼女
偏った性壁は持ち合わせていない筈だが
その彼女の表情にゾクゾクと湧き上がる
ナニかを感じた…
「……ぇ、ねぇったら!ジェイド・リーチ!!
私の話しを聞いてるの?」
『はっ…申し訳ありません。
僕としたことが…少々興ふ……
いえ、ボーッとしてしまいましたね』
抱き上げていた彼女をそっと地面に下ろし
口元に手を添えて笑ってしまう…
「もう!まぁ、いいわ。
貴方が笑ってくれたのなら…よかった」
『え?
パートナーさん…貴方…まさかとは思いますが
僕を笑わせる為だけに箒から落ちて……
こんな危ないことをしたんですか?』
「そうよ?
貴方が私に隠そうとしたのがイケナイのよ?
あんな表情見せたのはジェイドよ。
私は貴方と笑い合っていたいの!」
彼女はあんな表情…
そう言ったが、側から見たらなんの変化も無い
普段と変わらない表情。
それでも彼女には僕の気持ちが読み取れる様で
いつもこうして予想外の行動を取っては
僕を飽きさすことなく
笑顔や驚きを与えてくれる
『ふふ♡貴方って人は本当に…
僕を魅了してやまないんですから。
ただ、こんな無謀なことは再三言ってますが やめてくださいね?』
そう言った僕に
彼女が近づき手招きをする
それに従う様にして身を屈めると
耳元でこう囁いた…
「無謀なことをするのは…
愛する貴方の為だけでしょ?」
『ふふっ♡
そんなことを言われてしまうと…
本当に離れられなくなってしまいますね』
離す気など毛頭ないのに
つい いつもの癖で
そんな風に彼女に伝えると
彼女が正面に回り込み笑顔を浮かべ
口を大きく開いて見せた…
(あぁ…貴方も僕と同じなのですね…。
えぇ、貴方がそのつもりなら僕も……)
こんな僕と彼女の物語
永遠に貴方と共に…
どちらかが朽ち果てるまで
いえ、朽ち果てても永遠に…
貴方を愛して差し上げますパートナーさん…
僕の最初で、最期になる恋を貴方へ……。
≫僕だけの人…≫
〜Fin〜
愛だの、恋だの
そんなものには興味なんてなかった
貴方と出会うまではね
どうしてなんでしょうね
最初は冴えない人間…いえ、出会った時から
僕は貴方を欲してしまった
ここまで自分に欲があるとは思わなかった
自分すら知らなかった己の欲
貴方だけは誰にも渡したくない!
例え兄弟であるフロイドにさえもね
僕だけの貴方だ…
=廊下=
『パートナーさん次の授業は…』
「ん〜…飛行術だったかな?楽しみ♪」
満面の笑みを浮かべ上機嫌な僕の彼女
彼女を愛してしまってからというものの
片時も側を離れられなくなってしまった
=運動場=
「ジェイド…貴方なんでも出来るけどさぁ
コレだけはアズール並よね…」
数メートル上から僕を見下ろし
そう口にする彼女
『い、いえいえ…僕は慎重なだけですよ。
ア……アズールよりはマシでしょう?』
フワッと浮かび上がるこの感覚
浮遊感が苦手で声が震えてしまう…
(あぁ…我ながらなんて情けない…)
表情を変えることは無かったが
心に少し影を落としていた…
着地して箒から下りると
陸に足を着け
彼女を見上げていた…
「あ!もう!そんな顔して…ジェイドいくよ?
…ちゃんとキャッチしてね?」
そう言うとその場で箒を消して
落下してくる彼女…
その行動に思わず目を見開き驚きながらも
彼女を受け止める
『パートナーさん!!
貴方何を考えているんですか!?
…はぁ…心臓が止まるかと思いましたよ…』
思わず声を荒げ
普段見せない様な表情を浮かべてしまう…
「フフッ…貴方の本気で動揺した顔…
いいねぇ…私大好きなのよね♪
それに、今回は貴方が悪い…ジェイド…
自分でもわかってるんでしょう?」
冷淡な笑みを浮かべ
そう言い切る彼女
偏った性壁は持ち合わせていない筈だが
その彼女の表情にゾクゾクと湧き上がる
ナニかを感じた…
「……ぇ、ねぇったら!ジェイド・リーチ!!
私の話しを聞いてるの?」
『はっ…申し訳ありません。
僕としたことが…少々興ふ……
いえ、ボーッとしてしまいましたね』
抱き上げていた彼女をそっと地面に下ろし
口元に手を添えて笑ってしまう…
「もう!まぁ、いいわ。
貴方が笑ってくれたのなら…よかった」
『え?
パートナーさん…貴方…まさかとは思いますが
僕を笑わせる為だけに箒から落ちて……
こんな危ないことをしたんですか?』
「そうよ?
貴方が私に隠そうとしたのがイケナイのよ?
あんな表情見せたのはジェイドよ。
私は貴方と笑い合っていたいの!」
彼女はあんな表情…
そう言ったが、側から見たらなんの変化も無い
普段と変わらない表情。
それでも彼女には僕の気持ちが読み取れる様で
いつもこうして予想外の行動を取っては
僕を飽きさすことなく
笑顔や驚きを与えてくれる
『ふふ♡貴方って人は本当に…
僕を魅了してやまないんですから。
ただ、こんな無謀なことは再三言ってますが やめてくださいね?』
そう言った僕に
彼女が近づき手招きをする
それに従う様にして身を屈めると
耳元でこう囁いた…
「無謀なことをするのは…
愛する貴方の為だけでしょ?」
『ふふっ♡
そんなことを言われてしまうと…
本当に離れられなくなってしまいますね』
離す気など毛頭ないのに
つい いつもの癖で
そんな風に彼女に伝えると
彼女が正面に回り込み笑顔を浮かべ
口を大きく開いて見せた…
(あぁ…貴方も僕と同じなのですね…。
えぇ、貴方がそのつもりなら僕も……)
こんな僕と彼女の物語
永遠に貴方と共に…
どちらかが朽ち果てるまで
いえ、朽ち果てても永遠に…
貴方を愛して差し上げますパートナーさん…
僕の最初で、最期になる恋を貴方へ……。
≫僕だけの人…≫
〜Fin〜