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【京玲】その笑顔共有させて
.*・゚ .゚・*..*・゚ .゚・*..*・゚ .゚・*.
少し前に解決した事件で京介くんにも色々と手伝いをしてもらったお礼を渡しに行った時のこと。
「この前のシーン良かったよ!子供たちを見て言うセリフとか主人公の心境を描いてるようですごくなんかジーンときちゃった!」
「あはは。ありがとう。兄貴にもそこは絶賛されてたな。玲さんにも言われるなんて嬉しいな。」
一昨日のドラマの話に花を咲かせていた。
私は特に動物公園での主人公とヒロインの話に感動してしまった。
京介くんの悲しげな表情には本当に目を奪われた。
「なんか上手く言えないけど…主人公がヒロインを大切に思っててって言うのがすごく伝わったんだよね。」
「確かに主人公はすごくヒロインの事を大事にしてるよ。それを上手く出すって言うのは大変だったけどね。」
まぁそれが俺達の仕事だからねと言って京介くんは笑った。
「でもいいなー。動物園デートとか水族館デートとか。ちょっと憧れるかも。」
「玲さんもそうなんだ。共演した女優さんも言ってたんだよね。女子の憧れなのかな。」
「そりゃそうだよ。と言ってもきっと好きな人と行くならどこでも楽しいんじゃないかな。」
京介くんは興味深そうに「そうなんだね…」と言った。
深く考えてそうな感じだったから静かに私はコーヒーを飲んだ。
「あ…そうだ。玲さん。」
ふと京介くんは何かを思いついたかのように私の名前を呼んだ。
「俺と、動物園デート行かない?」
「…え?」
「うわー。撮影以外で動物園来るの初めてかも。」
変装をしているがラフな格好の京介くん。
ちょっとはしゃいでる京介くんはいつもの俳優の京介くんとは違って可愛い。
なんて言ったら怒られそうだけど。
「ねぇねぇ、どこから回る?って…はしゃぎすぎかな。ごめんね?」
「ううん。全然いいよ。私だってどこから回ろうか迷ってるし!」
マップを見ながら2人でどこを見たいとかどこに行きたいとか試行錯誤しながらルートを決めた。
最初に来たのは…
「すごく大きいね…」
「確かに。玲さん何人分くらいかな。」
目の前には長い首のキリン。
「ドラマの撮影の時も居たんだけどやっぱり間近で見ると大きいね。あ、ほら。小さい子供もいるみたいだよ。」
大きなキリンにくっついている小さな子供のキリン。
「子供でもやっぱり大きいんだね。でもすごく可愛い…!」
「あっ、ほら。こっちに象もいるよ。玲さん、行こう?」
大きい動物のいる場所。
ライオンや象、キリン等の。
私達2人はそこで大はしゃぎしていた。
「象に乗る体験なんて言うのもあるんだね。凄い…!」
「あ、でもこれ中学生までだね。俺と玲さんじゃ無理か…」
「なんか京介くんはテレビ番組とかで乗りそうだけど…!」
「あはは、そんなオファー来たらやりたくなるかも。」
いつか来るよと話をしたり次どこに回ろうかと話をしたり、そのあとも京介くんと楽しく回った。
「あー!沢山見れたね。俺お腹すいちゃった。カフェとかに入ろっか。」
「あ、ねぇ、お弁当作ってきたんだけど食べる?」
それは私にある唯一の女子力を振り絞って頑張って作ったもの。
青山さんが知り合いから教わったというものを含めて。
まぁ可もなく不可もなくというようなお弁当しか出来なかったけど。
「あ、あんまり味は期待しないでね?私なりに頑張ったとは思うけど…」
「全然美味しそうだよ!玲さん、料理も上手なんだね。」
「期待しすぎると多分裏切られるよ…」
「そんなこと無いって。あ、卵焼きもーらいっと。」
そう言って卵焼きをひとつ取って口に運ぶ。
「んー!凄く美味しいよ!やっぱり玲さん上手だって。」
「本当?そう言ってくれると嬉しいな。」
その後も少し頑張った肉巻きや、お弁当には欠かせないおにぎりなど、ひとつずつ食べて美味しいと言ってくれた。
「あー美味しかった。ロケ弁とかもこれくらい美味しければいいのに。」
「いやいや…絶対そっちの方が美味しいって。というか比べるのが間違いだよ…」
「だって、玲さんの愛情がこもったお弁当とか美味しくないわけが無いでしょ?」
優しく笑った京介くんはそんな言葉を口にした。
「こんなの毎日食べられたら仕事でもプライベートでもなんでも頑張れる気がする。」
「そ、それは言いすぎだよ…」
「そんなことないよ。」
そう言って京介くんは私に顔を近づける。
「だって、俺のために作ってくれたんでしょ?俺だって嬉しくなっちゃうな。」
「っ…!」
小さく聞こえたその言葉は嬉しさやら恥ずかしさやらが入り交じって頬を紅潮させる。
「あはは。玲さん顔真っ赤。可愛いなぁ。」
「もう!からかわないでよ!」
「えー。無理だよ。だってそんな反応されたらまたやりたくなるもん。」
ちょっとした喧嘩みたいな会話をしながら2人で動物園を一周した。
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少し前に解決した事件で京介くんにも色々と手伝いをしてもらったお礼を渡しに行った時のこと。
「この前のシーン良かったよ!子供たちを見て言うセリフとか主人公の心境を描いてるようですごくなんかジーンときちゃった!」
「あはは。ありがとう。兄貴にもそこは絶賛されてたな。玲さんにも言われるなんて嬉しいな。」
一昨日のドラマの話に花を咲かせていた。
私は特に動物公園での主人公とヒロインの話に感動してしまった。
京介くんの悲しげな表情には本当に目を奪われた。
「なんか上手く言えないけど…主人公がヒロインを大切に思っててって言うのがすごく伝わったんだよね。」
「確かに主人公はすごくヒロインの事を大事にしてるよ。それを上手く出すって言うのは大変だったけどね。」
まぁそれが俺達の仕事だからねと言って京介くんは笑った。
「でもいいなー。動物園デートとか水族館デートとか。ちょっと憧れるかも。」
「玲さんもそうなんだ。共演した女優さんも言ってたんだよね。女子の憧れなのかな。」
「そりゃそうだよ。と言ってもきっと好きな人と行くならどこでも楽しいんじゃないかな。」
京介くんは興味深そうに「そうなんだね…」と言った。
深く考えてそうな感じだったから静かに私はコーヒーを飲んだ。
「あ…そうだ。玲さん。」
ふと京介くんは何かを思いついたかのように私の名前を呼んだ。
「俺と、動物園デート行かない?」
「…え?」
「うわー。撮影以外で動物園来るの初めてかも。」
変装をしているがラフな格好の京介くん。
ちょっとはしゃいでる京介くんはいつもの俳優の京介くんとは違って可愛い。
なんて言ったら怒られそうだけど。
「ねぇねぇ、どこから回る?って…はしゃぎすぎかな。ごめんね?」
「ううん。全然いいよ。私だってどこから回ろうか迷ってるし!」
マップを見ながら2人でどこを見たいとかどこに行きたいとか試行錯誤しながらルートを決めた。
最初に来たのは…
「すごく大きいね…」
「確かに。玲さん何人分くらいかな。」
目の前には長い首のキリン。
「ドラマの撮影の時も居たんだけどやっぱり間近で見ると大きいね。あ、ほら。小さい子供もいるみたいだよ。」
大きなキリンにくっついている小さな子供のキリン。
「子供でもやっぱり大きいんだね。でもすごく可愛い…!」
「あっ、ほら。こっちに象もいるよ。玲さん、行こう?」
大きい動物のいる場所。
ライオンや象、キリン等の。
私達2人はそこで大はしゃぎしていた。
「象に乗る体験なんて言うのもあるんだね。凄い…!」
「あ、でもこれ中学生までだね。俺と玲さんじゃ無理か…」
「なんか京介くんはテレビ番組とかで乗りそうだけど…!」
「あはは、そんなオファー来たらやりたくなるかも。」
いつか来るよと話をしたり次どこに回ろうかと話をしたり、そのあとも京介くんと楽しく回った。
「あー!沢山見れたね。俺お腹すいちゃった。カフェとかに入ろっか。」
「あ、ねぇ、お弁当作ってきたんだけど食べる?」
それは私にある唯一の女子力を振り絞って頑張って作ったもの。
青山さんが知り合いから教わったというものを含めて。
まぁ可もなく不可もなくというようなお弁当しか出来なかったけど。
「あ、あんまり味は期待しないでね?私なりに頑張ったとは思うけど…」
「全然美味しそうだよ!玲さん、料理も上手なんだね。」
「期待しすぎると多分裏切られるよ…」
「そんなこと無いって。あ、卵焼きもーらいっと。」
そう言って卵焼きをひとつ取って口に運ぶ。
「んー!凄く美味しいよ!やっぱり玲さん上手だって。」
「本当?そう言ってくれると嬉しいな。」
その後も少し頑張った肉巻きや、お弁当には欠かせないおにぎりなど、ひとつずつ食べて美味しいと言ってくれた。
「あー美味しかった。ロケ弁とかもこれくらい美味しければいいのに。」
「いやいや…絶対そっちの方が美味しいって。というか比べるのが間違いだよ…」
「だって、玲さんの愛情がこもったお弁当とか美味しくないわけが無いでしょ?」
優しく笑った京介くんはそんな言葉を口にした。
「こんなの毎日食べられたら仕事でもプライベートでもなんでも頑張れる気がする。」
「そ、それは言いすぎだよ…」
「そんなことないよ。」
そう言って京介くんは私に顔を近づける。
「だって、俺のために作ってくれたんでしょ?俺だって嬉しくなっちゃうな。」
「っ…!」
小さく聞こえたその言葉は嬉しさやら恥ずかしさやらが入り交じって頬を紅潮させる。
「あはは。玲さん顔真っ赤。可愛いなぁ。」
「もう!からかわないでよ!」
「えー。無理だよ。だってそんな反応されたらまたやりたくなるもん。」
ちょっとした喧嘩みたいな会話をしながら2人で動物園を一周した。
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