空蝉荘用語辞典

【空蝉荘(うつせみそう)】
創の祖父が大家をしていた小さなアパート。一階・二階に各四部屋、屋上、庭がついている。庭には大きな桜の木がある。入居条件は『アパート内で何かが起こっても全部受け入れること』。

【大家 巡(おおや めぐる)】
創の祖父。齢75。普通の人間……のはずが魔力も霊感もバリバリあり、摩訶不思議なこともなんでも受け入れる一風変わった人物。創のお人好しは祖父譲り。現在は孫に大家業を投げ、世界を放浪中。

【常世観商店街(とこよみしょうてんがい)】
創達の住む町にある商店街。昼間はアットホームで和気あいあいとしているが夜になると人気が無くなる。商店街の名前から「夜は常世に繋がっているのでは」と言われており、夜に商店街を一人で通らないのが商店街内の暗黙の了解になっている。

【弁当屋・はなまる】
常世観商店街にある、若い兄妹が営む創のバイト先の弁当屋。安くて種類も多くて美味しい、ということで学生やリーマンの心をがっちり掴んでいる。看板メニューは『ガチ盛りはなまる弁当』。

【喫茶店・とまり木】
常世観商店街にある、リズの勤め先である喫茶店。コーヒーが美味しいことと、マスターが人たらし(無自覚)であることで有名。リズが来るまでは一人で切り盛りしていた。

【柘榴 紅(ざくろ くれない)】
エディのP.N.。独特な作風だが執筆し出版したものは結構売れており、コアなファンもいる。が、本人は顔出しNGでメディアに一切出ないので、謎に包まれた作家として有名である。

【GalaxY(ギャラクシー)】
南太陽(みなみたいよう)、夜風月(よかぜるな)、天音星(あまねひかる)からなる3人組男性アイドルユニット。乃々子の推しは星。

【魔瘴(ましょう)】
人間が人外の者から受けた障害や怪我のこと。人間界の医術では治すことが出来ない。