【昼ヶ崎町(ひるがさきまち)】
とある人間界のとある町。自然豊かな平和な町。名物は『ひるが饅頭』。

【夜見の森(よみのもり)】
昼ヶ崎町にある森の名前で町の1/3を占めている。別名『黄泉の森』。美しい森だがとある場所を境に立ち入り禁止区域になっており、夜に関しては森への立ち入りすら禁止されている。禁止区域のその奥には人為らざる者がいると噂されている。

【ダークナイトマンション】
森の奥深く、満月の日を含めた一週間にだけ現れる、大きな庭園のある古びた洋館。庭園には見渡す限りの月下美人が咲き乱れ、洋館がある期間内なら何度でも咲き続ける。通常の人間には認知されていない為、地図には記載されていない。

【エターナル】
西洋妖怪のボスの守護をする三柱。それぞれ腕はたつが、性格に難ありな者が多い。

【魔淵城(まえんじょう)】
西洋魔界を束ねるベアードの住む城。西洋魔界内でも特に辺鄙な場所にあり、魔の淵の城で魔淵城。大臣達や近衛兵、使用人、合わせて約100名程が仕えている。

【旋律の間(せんりつのま)】
アビスの一声により作られた塔。またの名をベアードの趣味部屋。グランドピアノが2台と、沢山の楽譜達が収められている。立ち入れる人間が決まっており、現在はベアードとエターナルの三人のみ。

【エレメンター】
天界警察の人間界派遣部隊。主に人間界と天界の橋渡し、又は人間達が闇に引き摺りこまれないよう警備の役割も担っている。

【ノワール】
昼ヶ崎町の路地裏にある知る人ぞ知る西洋骨董品店。魔女がいると噂されている。

【闇憑き(やみつき)】
魔女が人間に掛ける呪いの一種。本来は他人が受けるはずだった不幸を自分へ引寄せる体質の人間を指す。昼間より夜間の方が引寄せやすく、場合によっては命が危険にさらされる可能性もある。