日誌
司書達の日常~見習い編~
2023/11/26 22:50『カトル・セゾン』
フローラルの半分を占める、巨大図書館。これは、その巨大な図書館で働く司書達の日々の記録である────。
───カトル・セゾン、春エリア───
\皆さん、お昼になりました──各自休憩を取って、午後も頑張りましょう/
ナム:おーい、リップー!
(本がひしめく書棚の合間からその人を見つければ声をかけて)
リップ:あっ………ナムちゃん!お疲れ様!
(背の高い脚立の一番上に座っており、自分を呼ぶ声の方に目線を向け)
ナム:またそんな高いやつ登って……落ちたら危ないから、他の人に頼みなって前も言ったっしょ?
リップ:でも、ちゃんと戻しておかないと、今読みたい人が借りれなくなっちゃうよ?だから、これは必要な仕事なの!
ナム:リップはホントにばか真面目だよね……それより、早くお昼行こうよー。うち、もうお腹ぺこぺこだしー!
リップ:あ、もうそんな時間?待っててね~、今降り……きゃっ!?
(降りようとしたところ、脚立にスカートの裾が引っ掛かりバランスを崩して)
ナム:リップ!!?
ガシャン!!!!
リン:……………っ………。
(すんでの所で落ちてくるリップをキャッチし)
リップ:あ、リン君……!
ナム:ちょ………だいじょーぶ!?
(二人の元に駆け寄りつつ)
セイン:全く、リップは危機感が無さすぎるよね……いつでもリンがいる訳じゃないんだよ?
リップ:ご、ごめんね、リン君……いつもいつも……。
リン:別に、平気………。でも、高いところは危ないから、他の人にやってもらった方が良い……。
(リップを床に立たせながら降ろして)
リップ:うん、気を付ける!ありがとう!
リン:………………どういたしまして。
(ふいと顔を背けつつ)
ナム:てゆーか、……なんでセインもいるわけ~?
セイン:君達が遅いから、この僕が!呼びに来たに決まってるだろう?今日の午後は司書見習いで集まると言ったじゃないか。
リン:あまりにも来ないから様子を見に来たら、リップがまた脚立から落ちそうだったから……。
リップ:えへへ。
ナム:可愛い子ぶってもだめだし!そんなの効くのリンだけだからねー?
リン:なっ、……ナム!!
リップ:……?なんのこと?
(首を傾げながらリンの方を見て)
リン:何でもない、何でもないから……早く昼食食べないと……!
(ブンブンと首を横に振りながら、食堂のある方角を指差して)
リップ:それもそうだね~!ナムちゃん、今日は何にする?
ナム:サンドイッチのAセット!
リップ:じゃあ、私はBセットにする!
セイン:………リン、君それで隠してるつもりなのかい?リップは鈍いから気付いてないけれど、他からだとバレバレだよ。
(前を歩く女子二人を見ながら、隣のリンに話し掛けて)
リン:………!そういうセインこそ、うかうかしてたら誰かさんに取られるよ。
セイン:はぁ?僕はそんなもの居ないし。だって、一番僕が美しいから!僕は美しい僕が、世界一好きだからね!!
リン:…………はいはい。とりあえず、さっさと食べて早く行こう………ローズさんの集合、過ぎたら少し面倒だし……。
セイン:……それには同意だね。
フローラルの半分を占める、巨大図書館。これは、その巨大な図書館で働く司書達の日々の記録である────。
───カトル・セゾン、春エリア───
\皆さん、お昼になりました──各自休憩を取って、午後も頑張りましょう/
ナム:おーい、リップー!
(本がひしめく書棚の合間からその人を見つければ声をかけて)
リップ:あっ………ナムちゃん!お疲れ様!
(背の高い脚立の一番上に座っており、自分を呼ぶ声の方に目線を向け)
ナム:またそんな高いやつ登って……落ちたら危ないから、他の人に頼みなって前も言ったっしょ?
リップ:でも、ちゃんと戻しておかないと、今読みたい人が借りれなくなっちゃうよ?だから、これは必要な仕事なの!
ナム:リップはホントにばか真面目だよね……それより、早くお昼行こうよー。うち、もうお腹ぺこぺこだしー!
リップ:あ、もうそんな時間?待っててね~、今降り……きゃっ!?
(降りようとしたところ、脚立にスカートの裾が引っ掛かりバランスを崩して)
ナム:リップ!!?
ガシャン!!!!
リン:……………っ………。
(すんでの所で落ちてくるリップをキャッチし)
リップ:あ、リン君……!
ナム:ちょ………だいじょーぶ!?
(二人の元に駆け寄りつつ)
セイン:全く、リップは危機感が無さすぎるよね……いつでもリンがいる訳じゃないんだよ?
リップ:ご、ごめんね、リン君……いつもいつも……。
リン:別に、平気………。でも、高いところは危ないから、他の人にやってもらった方が良い……。
(リップを床に立たせながら降ろして)
リップ:うん、気を付ける!ありがとう!
リン:………………どういたしまして。
(ふいと顔を背けつつ)
ナム:てゆーか、……なんでセインもいるわけ~?
セイン:君達が遅いから、この僕が!呼びに来たに決まってるだろう?今日の午後は司書見習いで集まると言ったじゃないか。
リン:あまりにも来ないから様子を見に来たら、リップがまた脚立から落ちそうだったから……。
リップ:えへへ。
ナム:可愛い子ぶってもだめだし!そんなの効くのリンだけだからねー?
リン:なっ、……ナム!!
リップ:……?なんのこと?
(首を傾げながらリンの方を見て)
リン:何でもない、何でもないから……早く昼食食べないと……!
(ブンブンと首を横に振りながら、食堂のある方角を指差して)
リップ:それもそうだね~!ナムちゃん、今日は何にする?
ナム:サンドイッチのAセット!
リップ:じゃあ、私はBセットにする!
セイン:………リン、君それで隠してるつもりなのかい?リップは鈍いから気付いてないけれど、他からだとバレバレだよ。
(前を歩く女子二人を見ながら、隣のリンに話し掛けて)
リン:………!そういうセインこそ、うかうかしてたら誰かさんに取られるよ。
セイン:はぁ?僕はそんなもの居ないし。だって、一番僕が美しいから!僕は美しい僕が、世界一好きだからね!!
リン:…………はいはい。とりあえず、さっさと食べて早く行こう………ローズさんの集合、過ぎたら少し面倒だし……。
セイン:……それには同意だね。