日々
大家はじめました~夕の巻~
2023/02/27 01:58───同日夕方、空蝉荘前───
創:………………うっ、しぬ……。
エディ:………ああ、創さん。今お帰りですか?
創:エディさん………はい。今日はバイトがなかったんで、商店街で買い物してたんですけど……。
エディ:その様子だと、相当な戦いだったみたいですね…。
創:八百屋地獄すぎる……こわ……。
エディ:商店街を利用されている女性は気の強そうな方が多いですよね……。
ナギ:わっ!!!
(耳元で突如声をかけ)
創:ぎゃっ!?ちょ………ナギさん!!!
エディ:………ナギさん、性格悪いですよ。
ナギ:やー、メンゴメンゴ!創クンが声かけやすそうな位置にいたからね☆
創:なんすかそれ………っと。
スウ:……………!!
(こちらに目線を向けられると咄嗟にエディの後ろに隠れて)
創:スウもいたんだな。お帰り。
スウ:あっ…………えっ……そのぉ………。
ナギ:スウチャン、人見知りだからまだ創クンが怖いんじゃなーい?
創:えっ……!俺、そんなに怖い……!?
スウ:…………!!(プルプル)
ナギ:て言うか、スウチャン………なんでエディなのよ。
エディ:ナギさんと僕だったら、まだ僕の方でしょうよ…。
ナギ:なにおう!?そんな奴にはこうだこうだ!!
(宙に手を翳すと突如現れる黒穴。そこに手を突っ込めばニンニクを取り出しエディに投げつけ)
エディ:ちょ……!?止めて下さいよ……!くさっ!!
スウ:あわわ…………。
創:ちょっと、ナギさん……食べ物は粗末にしちゃ駄目…
八雲:おい。
四人:!!!
八雲:………邪魔だ、アパート前でぞろぞろと……。
創:あ、ああ……悪い……。
ナギ:八雲、今日遅かったねー!
八雲:………………。
ナギ:華麗なる無視!!
創:えーっと……?八雲、って………。
ナギ:あれ?創クン初見?君のお隣さんだよ。毒木矢 八雲(ぶしや やくも)。
創:………!お前が……。
八雲:あ?何か用かよ。
創:お、大家 創だ!じーちゃんの代わりに新しくここの大家になった………。
八雲:……………大家……?
(言われればじろじろと見つめ)
創:……………。
八雲:はっ………ジジイがジジイなら孫も孫だな。
創:は……はぁ!?ちょっと、初対面に向かってそんな…………っ!!?
(抗議しようと近寄ろうとするも、眼前に鋭利なものを突き付けられ)
八雲:いいか、クソ孫………俺に指図するな。お前みたいなのは俺が一番嫌いなタイプなんだよ。
(突き付けていたのは自らの髪。生き物のように動くそれを降ろしつつ)
創:……!んなこと言われても……
八雲:じゃあな………学内で会っても話し掛けんなよ。
(それだけ告げれば、ナギの前を通るように歩いていき)
創:あ………!おい!
エド:今アイツに何か言ってもムダだぜ、創よぉ……。
(言いながら創の肩を組みながら自分側に引き寄せ)
創:えっ!?誰!!?
ナギ:創クン、エドも初めてなの?エディは日没になると普段の大人しい状態から荒っぽい感じに性格変わるんだよー。多重人格ってやつ☆
創:なんでもアリだなここ!!
エド:俺とは初めてだな創!よし!じゃあ、一緒に徘徊すっか!
創:しませんけど!?……って、スウ!?スウどこ行った!?
ナギ:スウチャンなら創クンの足元にいるよー。
創:えっ………って、なにこれ……!?
(視線を落とすと、足元で緑色の丸いゼリーのようなものが震えており)
アリア:ちょっと……皆さん、お揃いで僕のスウに何してるんてすか……。
(創の足元からスライムを抱え上げながら)
創:あ、アリアお帰り………って、これスウなのか!?
エド:スウはスライム人間だからな。
ナギ:恐怖とか緊張とかのキャパが一定を越えるとこうなっちゃうんだよねー。
アリア:まぁ、そこがかわいいんですけど。さ、帰りましょうね、スウ。
(抱えたスライムに口付けを落として)
スウ:ぴゃ……!!?あっ……アリアしゃ………!!
(瞬間、煙に包まれ。煙の晴れた先に人型に戻った当人が顔を真っ赤にしていて)
エド:相変わらずだなアイツ等。
(後ろ姿を見送りながらポツリと溢して)
ナギ:ねー。
創:…………。
ナギ:あれ、創クン。どしたの?
創:………やっっっぱ慣れねー……!
エド:慣れろ。
ナギ:そうそう!これがフツーよ。
創:これが普通……!?
創:………………うっ、しぬ……。
エディ:………ああ、創さん。今お帰りですか?
創:エディさん………はい。今日はバイトがなかったんで、商店街で買い物してたんですけど……。
エディ:その様子だと、相当な戦いだったみたいですね…。
創:八百屋地獄すぎる……こわ……。
エディ:商店街を利用されている女性は気の強そうな方が多いですよね……。
ナギ:わっ!!!
(耳元で突如声をかけ)
創:ぎゃっ!?ちょ………ナギさん!!!
エディ:………ナギさん、性格悪いですよ。
ナギ:やー、メンゴメンゴ!創クンが声かけやすそうな位置にいたからね☆
創:なんすかそれ………っと。
スウ:……………!!
(こちらに目線を向けられると咄嗟にエディの後ろに隠れて)
創:スウもいたんだな。お帰り。
スウ:あっ…………えっ……そのぉ………。
ナギ:スウチャン、人見知りだからまだ創クンが怖いんじゃなーい?
創:えっ……!俺、そんなに怖い……!?
スウ:…………!!(プルプル)
ナギ:て言うか、スウチャン………なんでエディなのよ。
エディ:ナギさんと僕だったら、まだ僕の方でしょうよ…。
ナギ:なにおう!?そんな奴にはこうだこうだ!!
(宙に手を翳すと突如現れる黒穴。そこに手を突っ込めばニンニクを取り出しエディに投げつけ)
エディ:ちょ……!?止めて下さいよ……!くさっ!!
スウ:あわわ…………。
創:ちょっと、ナギさん……食べ物は粗末にしちゃ駄目…
八雲:おい。
四人:!!!
八雲:………邪魔だ、アパート前でぞろぞろと……。
創:あ、ああ……悪い……。
ナギ:八雲、今日遅かったねー!
八雲:………………。
ナギ:華麗なる無視!!
創:えーっと……?八雲、って………。
ナギ:あれ?創クン初見?君のお隣さんだよ。毒木矢 八雲(ぶしや やくも)。
創:………!お前が……。
八雲:あ?何か用かよ。
創:お、大家 創だ!じーちゃんの代わりに新しくここの大家になった………。
八雲:……………大家……?
(言われればじろじろと見つめ)
創:……………。
八雲:はっ………ジジイがジジイなら孫も孫だな。
創:は……はぁ!?ちょっと、初対面に向かってそんな…………っ!!?
(抗議しようと近寄ろうとするも、眼前に鋭利なものを突き付けられ)
八雲:いいか、クソ孫………俺に指図するな。お前みたいなのは俺が一番嫌いなタイプなんだよ。
(突き付けていたのは自らの髪。生き物のように動くそれを降ろしつつ)
創:……!んなこと言われても……
八雲:じゃあな………学内で会っても話し掛けんなよ。
(それだけ告げれば、ナギの前を通るように歩いていき)
創:あ………!おい!
エド:今アイツに何か言ってもムダだぜ、創よぉ……。
(言いながら創の肩を組みながら自分側に引き寄せ)
創:えっ!?誰!!?
ナギ:創クン、エドも初めてなの?エディは日没になると普段の大人しい状態から荒っぽい感じに性格変わるんだよー。多重人格ってやつ☆
創:なんでもアリだなここ!!
エド:俺とは初めてだな創!よし!じゃあ、一緒に徘徊すっか!
創:しませんけど!?……って、スウ!?スウどこ行った!?
ナギ:スウチャンなら創クンの足元にいるよー。
創:えっ………って、なにこれ……!?
(視線を落とすと、足元で緑色の丸いゼリーのようなものが震えており)
アリア:ちょっと……皆さん、お揃いで僕のスウに何してるんてすか……。
(創の足元からスライムを抱え上げながら)
創:あ、アリアお帰り………って、これスウなのか!?
エド:スウはスライム人間だからな。
ナギ:恐怖とか緊張とかのキャパが一定を越えるとこうなっちゃうんだよねー。
アリア:まぁ、そこがかわいいんですけど。さ、帰りましょうね、スウ。
(抱えたスライムに口付けを落として)
スウ:ぴゃ……!!?あっ……アリアしゃ………!!
(瞬間、煙に包まれ。煙の晴れた先に人型に戻った当人が顔を真っ赤にしていて)
エド:相変わらずだなアイツ等。
(後ろ姿を見送りながらポツリと溢して)
ナギ:ねー。
創:…………。
ナギ:あれ、創クン。どしたの?
創:………やっっっぱ慣れねー……!
エド:慣れろ。
ナギ:そうそう!これがフツーよ。
創:これが普通……!?