日々
再会
2024/03/17 22:30───数十分後───
八雲:…………………。
創:乃々………元気出せよ、な?
乃々子:うっ………うぅ………。
(空いた五つのグラスの横に、ギンガちゃんのコースターが五枚並べられていて)
八雲:野津山…………お前、相当運悪いな。
乃々子:現実突きつけないでぇ!!!こんなんナギさんに笑い者にされるぅ!!!
(テーブルに突っ伏しながら叫び)
創:まぁ、まだ俺等が飲み終わってないからさ……可能性あるだろ?
乃々子:ごめんね……二人とも結局、二杯ずつ飲んでもらって………。
八雲:これ以上は野津山の膀胱が死ぬだろ。
創:八雲、しー……!こんなとこでそう言うこと言わない……!
乃々子:二人が一杯目で三人のやつそれぞれ当ててくれてなかったら更に死んでたっす……。
創:当たるといいな……えっーと……。
八雲:黄色いのだろ。
乃々子:星君っす!!
店員:はーい、二名様のグラスを確認しました!こちら、特典のコースターになります。
(店員が空いたグラスを確認し、創と八雲にそれぞれ銀の袋に入ったコースターを手渡し)
創:あ、ありがとうございます。
(受け取りながら礼を言って)
八雲:おら、野津山。
(受け取ったコースターを乃々子の方に渡そうとし)
乃々子:待って下さいっす!さっきは自分が開けたっすけど……今度は二人が開けてくれないっすか?
創:俺達がか?でも、目当てのが出るか分かんないぞ?
乃々子:私が開けると駄目なんす!敵は物欲センサーっすよ、創君……!!
創:はぁ……?
八雲:開けりゃいいんだろ、開けりゃ。
(ぺりぺりと裏のテープを剥がしながらコースターを袋から出し、テーブルに表を向けて置いて)
乃々子:ぴっ………!!!??
(コースターを見て固まり。テーブルの上のコースターは求めていた黄色い髪の当人であり)
創:お、八雲すげぇじゃん!
八雲:偶然だろ。
乃々子:八雲っち神か……今日から八雲神って呼ぶっすね……!!!
(八雲の手を掴みながらぶんぶんと振り)
八雲:ぜってぇにやめろ。
創:あはは……八雲の後でやりづらいけど、俺のは期待しないでくれよ?………ん?
(二人の様子を見ながらテープを剥がし、コースターを袋から取り出して絵柄を確認し)
乃々子:どうでしたっすか……?
創:良かった……八雲と被んなかったな。
(先程当てたコースターの横に自分が引いたものを並べ。先程のとは違う表情の彼がいて)
乃々子:ひゃーーーーーっ!!?!は、……創君!!!これ!!!ゑ!!?!ゑ!!!!?
(バシバシと創の肩を叩きつつ)
創:痛い痛い!!?な、何!?
八雲:………………これだろ。
(先程創が引いたコースターを指差して)
創:ん………?これは………サイン……?
(コースターに目を移すと、金の文字で箔押しされたサインのようなものが入っていて)
???:僕達の特典のコースターはね、何百枚に一枚の確率で箔押しサインが入ったものがあるんだよー。
創:!!?
乃々子:そうなんす、めっちゃレアで………え???
(ふと聞こえてきた声に固まって)
周囲の女子:ねぇ、もしかしてあれって……。
周囲の女子:うそー…!なんでいるのー……?
乃々子:……あ、あの……創君に八雲っち……自分、これ振り返って大丈夫っすかね?
(周囲の声に思わず小声になり、二人に確認しつつ)
八雲:別にいいんじゃね(どっちでも)。
創:え!?いや、ちょっと八雲……!
乃々子:そ、そうっすよね大丈夫っすよね!そもそもこんなところに本人が居るわけ……。
(そう言うや否や、自分の後ろを振り返って)
星:こんにちは。
乃々子:あ゜ーーー!!!!??!
(突然の至近距離に思わず奇声を発して気絶し)
創:の、乃々!!
星:あはは……サプライズ成功ー。こんだけ驚いてもらえると来たかいがあったなぁ。
周囲の女子:星君だーー!!きゃーーっ!!
周囲の女子:サイン下さいーー!!
星:はーい。じゃあみんな、順番に並んでねー。えっと、お兄さん達もサイン……あれ?こっちの子は女の子……?
八雲:………あ"?
(思い切り睨みつけて)
創:八雲…!初対面の人を睨むなって……!お、俺達はこのあたりで帰るんで……な?
(気を失った乃々子を抱き止めていて)
八雲:ちっ……。
星:そう?………あれ?
(三人を見ながらふと創の顔に手を伸ばして)
創:っ!な、何か……。
星:もしかして……………「はーちゃん」?
周囲の女子:……………………。
周囲の女子:………はーちゃん……?
創:あーっと………ひ、人違いです……?
(目の前の人物から視線を逸らし)
八雲:なんで疑問系なんだよ……。
星:いや、はーちゃんだよ。僕が見間違えるわけない。えー……全然変わってないね……!
創:違う!違います人違いです!八雲、帰るぞ!!
(急いでテーブル上のコースターを片付けつつ片手に乃々子を抱えれば、空いた手で八雲の手を取り引っ張って)
八雲:!
星:………!はーちゃ……
店員:天音さん、ではこのままサイン会で宜しかったですか?
星:あっ、……はい……。
(三人が去って行った方向を見つめて)
八雲:…………………。
創:乃々………元気出せよ、な?
乃々子:うっ………うぅ………。
(空いた五つのグラスの横に、ギンガちゃんのコースターが五枚並べられていて)
八雲:野津山…………お前、相当運悪いな。
乃々子:現実突きつけないでぇ!!!こんなんナギさんに笑い者にされるぅ!!!
(テーブルに突っ伏しながら叫び)
創:まぁ、まだ俺等が飲み終わってないからさ……可能性あるだろ?
乃々子:ごめんね……二人とも結局、二杯ずつ飲んでもらって………。
八雲:これ以上は野津山の膀胱が死ぬだろ。
創:八雲、しー……!こんなとこでそう言うこと言わない……!
乃々子:二人が一杯目で三人のやつそれぞれ当ててくれてなかったら更に死んでたっす……。
創:当たるといいな……えっーと……。
八雲:黄色いのだろ。
乃々子:星君っす!!
店員:はーい、二名様のグラスを確認しました!こちら、特典のコースターになります。
(店員が空いたグラスを確認し、創と八雲にそれぞれ銀の袋に入ったコースターを手渡し)
創:あ、ありがとうございます。
(受け取りながら礼を言って)
八雲:おら、野津山。
(受け取ったコースターを乃々子の方に渡そうとし)
乃々子:待って下さいっす!さっきは自分が開けたっすけど……今度は二人が開けてくれないっすか?
創:俺達がか?でも、目当てのが出るか分かんないぞ?
乃々子:私が開けると駄目なんす!敵は物欲センサーっすよ、創君……!!
創:はぁ……?
八雲:開けりゃいいんだろ、開けりゃ。
(ぺりぺりと裏のテープを剥がしながらコースターを袋から出し、テーブルに表を向けて置いて)
乃々子:ぴっ………!!!??
(コースターを見て固まり。テーブルの上のコースターは求めていた黄色い髪の当人であり)
創:お、八雲すげぇじゃん!
八雲:偶然だろ。
乃々子:八雲っち神か……今日から八雲神って呼ぶっすね……!!!
(八雲の手を掴みながらぶんぶんと振り)
八雲:ぜってぇにやめろ。
創:あはは……八雲の後でやりづらいけど、俺のは期待しないでくれよ?………ん?
(二人の様子を見ながらテープを剥がし、コースターを袋から取り出して絵柄を確認し)
乃々子:どうでしたっすか……?
創:良かった……八雲と被んなかったな。
(先程当てたコースターの横に自分が引いたものを並べ。先程のとは違う表情の彼がいて)
乃々子:ひゃーーーーーっ!!?!は、……創君!!!これ!!!ゑ!!?!ゑ!!!!?
(バシバシと創の肩を叩きつつ)
創:痛い痛い!!?な、何!?
八雲:………………これだろ。
(先程創が引いたコースターを指差して)
創:ん………?これは………サイン……?
(コースターに目を移すと、金の文字で箔押しされたサインのようなものが入っていて)
???:僕達の特典のコースターはね、何百枚に一枚の確率で箔押しサインが入ったものがあるんだよー。
創:!!?
乃々子:そうなんす、めっちゃレアで………え???
(ふと聞こえてきた声に固まって)
周囲の女子:ねぇ、もしかしてあれって……。
周囲の女子:うそー…!なんでいるのー……?
乃々子:……あ、あの……創君に八雲っち……自分、これ振り返って大丈夫っすかね?
(周囲の声に思わず小声になり、二人に確認しつつ)
八雲:別にいいんじゃね(どっちでも)。
創:え!?いや、ちょっと八雲……!
乃々子:そ、そうっすよね大丈夫っすよね!そもそもこんなところに本人が居るわけ……。
(そう言うや否や、自分の後ろを振り返って)
星:こんにちは。
乃々子:あ゜ーーー!!!!??!
(突然の至近距離に思わず奇声を発して気絶し)
創:の、乃々!!
星:あはは……サプライズ成功ー。こんだけ驚いてもらえると来たかいがあったなぁ。
周囲の女子:星君だーー!!きゃーーっ!!
周囲の女子:サイン下さいーー!!
星:はーい。じゃあみんな、順番に並んでねー。えっと、お兄さん達もサイン……あれ?こっちの子は女の子……?
八雲:………あ"?
(思い切り睨みつけて)
創:八雲…!初対面の人を睨むなって……!お、俺達はこのあたりで帰るんで……な?
(気を失った乃々子を抱き止めていて)
八雲:ちっ……。
星:そう?………あれ?
(三人を見ながらふと創の顔に手を伸ばして)
創:っ!な、何か……。
星:もしかして……………「はーちゃん」?
周囲の女子:……………………。
周囲の女子:………はーちゃん……?
創:あーっと………ひ、人違いです……?
(目の前の人物から視線を逸らし)
八雲:なんで疑問系なんだよ……。
星:いや、はーちゃんだよ。僕が見間違えるわけない。えー……全然変わってないね……!
創:違う!違います人違いです!八雲、帰るぞ!!
(急いでテーブル上のコースターを片付けつつ片手に乃々子を抱えれば、空いた手で八雲の手を取り引っ張って)
八雲:!
星:………!はーちゃ……
店員:天音さん、ではこのままサイン会で宜しかったですか?
星:あっ、……はい……。
(三人が去って行った方向を見つめて)