Everyday
エターナル
2023/03/10 03:09───ダークナイトマンション・三階廊下───
ザギ:前から思ってるんだが、君はボスに対して硬すぎないか?
アビス:そうは言ってもだな、ザギ。あの方は恩人なんだ………俺が一生仕え続けても、返せないほどの恩がある。
ザギ:まぁ、そう言うところは君らしいけど………っと、ほら。着いたよ。
(とある扉の前で足を止めて)
アビス:………………ボス。アビスとザギです。
ベアード:ああ、…………入れ。
アビス:失礼します。
(扉を開け)
(バルコニーに巨大な影。昼間の少年の姿とはうってかわり、全身黒の衣装に身を包んだ青年が魔力で作った椅子に腰掛けており)
ベアード:すまないな、呼び出して。
ネク:お前等、なーに談笑しながら来てんだ。
ザギ:やぁ、ネク嬢。昼間は挨拶できなかったね………ひさしb
ネク:てめーの挨拶なんかいるかド変態が。
ザギ:はは………手厳しいね。
ベアード:そろそろいいか。
アビス:………!は、はい!
ベアード:………今日、お前達を集めたのは……。
アビス:………………。
ザギ:………………。
ベアード:近況を知りたかったからだ。
アビス:……………………………えっ。
ザギ:……それだけですか?
ベアード:それ以外に何かあるのか………?
ネク:あるのか………?じゃねーんだよ!!
(ベアードの後頭部を思い切り殴り)
ベアード:う"っ!!
アビス:ね、ネク……!ボスに失礼だぞ……!
ネク:いーーーっつも溜めに溜めて大袈裟言いやがって!!今日じゃなくて良かったし、私等から行く必要なかったじゃねーかよぉ!!
(ベアードの胸倉を掴みながら揺らして)
ザギ:ま、まぁまぁネク嬢……。
ベアード:たまには顔も見たくなるんだ………西洋妖怪達は皆、息子で娘だからな……。
ザギ:幅広いな……僕は特に変わりは無いですよ。
ベアード:アビスは?
アビス:お………、俺も変わりありません。最近、職場の者から野菜のお裾分けをもらったりとか。ネットの友人と文通しているとか……。
ベアード:アビス。
アビス:………!
(声色が変わったことに気付き、目線を上げ。上げた先には先程までバルコニーにいたその人物が立っており)
ベアード:お前の仕事は何だ?………人間の命……魂を在るべき場所へ還す事、だろう?
アビス:………は、はい…。
ベアード:多少の人付き合いは、世を渡っていく上で仕方無い事だ……それは良い。だが………お前は死神。人間達に必要以上に深入りするな。入れ込み過ぎれば、いざという時にお前は任務を全う出来なくなる。
アビス:…………ですが……。
ベアード:それとも……………もう忘れてしまったか?“あの事”を。
アビス:……………っ!……………い、いいえ………。
ベアード:…………お前の為に言っている。
アビス:………………申し訳、ございません……。
ベアード:…………ザギ。
ザギ:はい。
ベアード:…………ネク。
ネク:ちっ。
ベアード:…………アビス。
アビス:…………はい。
ベアード:魔界の永久の安寧の為…………これからも三柱として励んでくれ。
アビス:……………畏まりました。
ベアード:…………そろそろ帰る。ネク。
ネク:はぁー………おい、ド変態。次回までには、その不快な面と甘太郎の湿気た面マシにしとけや。
ザギ:ちょっ………チンピラの要求かな!?
ネク:…………じゃあな。
(宙に手を上げ、上げた先に黒穴を出せばそこから消えていき)
アビス:…………………。
ザギ:アビス、大丈夫かい……?
アビス:ああ………すまない、ザギ………俺は全然、頼りないな……。
ザギ:何言ってるんだ、君はここでも周囲からも慕われている。もっと自信を持つと良い。
アビス:そうだと、いいんだが………。
ザギ:前から思ってるんだが、君はボスに対して硬すぎないか?
アビス:そうは言ってもだな、ザギ。あの方は恩人なんだ………俺が一生仕え続けても、返せないほどの恩がある。
ザギ:まぁ、そう言うところは君らしいけど………っと、ほら。着いたよ。
(とある扉の前で足を止めて)
アビス:………………ボス。アビスとザギです。
ベアード:ああ、…………入れ。
アビス:失礼します。
(扉を開け)
(バルコニーに巨大な影。昼間の少年の姿とはうってかわり、全身黒の衣装に身を包んだ青年が魔力で作った椅子に腰掛けており)
ベアード:すまないな、呼び出して。
ネク:お前等、なーに談笑しながら来てんだ。
ザギ:やぁ、ネク嬢。昼間は挨拶できなかったね………ひさしb
ネク:てめーの挨拶なんかいるかド変態が。
ザギ:はは………手厳しいね。
ベアード:そろそろいいか。
アビス:………!は、はい!
ベアード:………今日、お前達を集めたのは……。
アビス:………………。
ザギ:………………。
ベアード:近況を知りたかったからだ。
アビス:……………………………えっ。
ザギ:……それだけですか?
ベアード:それ以外に何かあるのか………?
ネク:あるのか………?じゃねーんだよ!!
(ベアードの後頭部を思い切り殴り)
ベアード:う"っ!!
アビス:ね、ネク……!ボスに失礼だぞ……!
ネク:いーーーっつも溜めに溜めて大袈裟言いやがって!!今日じゃなくて良かったし、私等から行く必要なかったじゃねーかよぉ!!
(ベアードの胸倉を掴みながら揺らして)
ザギ:ま、まぁまぁネク嬢……。
ベアード:たまには顔も見たくなるんだ………西洋妖怪達は皆、息子で娘だからな……。
ザギ:幅広いな……僕は特に変わりは無いですよ。
ベアード:アビスは?
アビス:お………、俺も変わりありません。最近、職場の者から野菜のお裾分けをもらったりとか。ネットの友人と文通しているとか……。
ベアード:アビス。
アビス:………!
(声色が変わったことに気付き、目線を上げ。上げた先には先程までバルコニーにいたその人物が立っており)
ベアード:お前の仕事は何だ?………人間の命……魂を在るべき場所へ還す事、だろう?
アビス:………は、はい…。
ベアード:多少の人付き合いは、世を渡っていく上で仕方無い事だ……それは良い。だが………お前は死神。人間達に必要以上に深入りするな。入れ込み過ぎれば、いざという時にお前は任務を全う出来なくなる。
アビス:…………ですが……。
ベアード:それとも……………もう忘れてしまったか?“あの事”を。
アビス:……………っ!……………い、いいえ………。
ベアード:…………お前の為に言っている。
アビス:………………申し訳、ございません……。
ベアード:…………ザギ。
ザギ:はい。
ベアード:…………ネク。
ネク:ちっ。
ベアード:…………アビス。
アビス:…………はい。
ベアード:魔界の永久の安寧の為…………これからも三柱として励んでくれ。
アビス:……………畏まりました。
ベアード:…………そろそろ帰る。ネク。
ネク:はぁー………おい、ド変態。次回までには、その不快な面と甘太郎の湿気た面マシにしとけや。
ザギ:ちょっ………チンピラの要求かな!?
ネク:…………じゃあな。
(宙に手を上げ、上げた先に黒穴を出せばそこから消えていき)
アビス:…………………。
ザギ:アビス、大丈夫かい……?
アビス:ああ………すまない、ザギ………俺は全然、頼りないな……。
ザギ:何言ってるんだ、君はここでも周囲からも慕われている。もっと自信を持つと良い。
アビス:そうだと、いいんだが………。
追記
***
───魔界・某所───
ネク:……………おい。
ベアード:……………どうかしたのか?ネク………。
ネク:お前のそう言うところ、直した方がいいぞ。
ベアード:…………………そう言うところ?
ネク:そこでマジボケすんなよ!!!
───魔界・某所───
ネク:……………おい。
ベアード:……………どうかしたのか?ネク………。
ネク:お前のそう言うところ、直した方がいいぞ。
ベアード:…………………そう言うところ?
ネク:そこでマジボケすんなよ!!!