日常
ピクニックと姉離れ
2023/03/04 21:29藍丸:きなちゃん!お手ふきいるー?
黄名子:わー!ありがとぉ。
蝋:…………んぐ……。
(サンドイッチを頬張るも、反対側から具がこぼれ落ちそうで)
藍丸:わわっ!蝋お兄さん、落ちそうだよ!
黄名子:よっ!
(落ちそうな具材を紙皿でキャッチし)
藍丸:きなちゃん!ナイスー!!
蝋:ありあふぉ……。
黄名子:いえいえー。あ、お茶飲むぅ?今日はね、ほうじ茶…
烈火:いやいやいや、待て待て待たんかいィイイイイイ!!!!!
藍丸:もーー、れっちゃんどうしたの?あ!おにぎりの方が良かった?
烈火:ちゃう……ちゃうねん!!なんやねん、これ!!
黄名子:何ってぇ……。
藍丸:ピクニックだよ!
蝋:………………むぐむぐ…。
(一心不乱におにぎりを頬張り)
烈火:だーーーーーっ!!!ええかお前等!!ワイ等はなんやねん!?里の守護部隊、獄鬼やぞ!?それなのに、こんな真っ昼間っか……むぐっ!!!
(おにぎりを口に突っ込まれ)
黄名子:まぁまぁ、そんなピリピリしなくてもいいじゃなぁい。折角、皆が今日はお休みしてきなーって言ってくれたんだしぃ。
藍丸:今日のお弁当、きなちゃんが作ってくれたんだよー!
蝋:おい、しい……。
黄名子:ありがとぉ。烈火はー?言うことないのぉ?
烈火:ふん、………こんなん腹に入ったらいっ………いだだだだ!!!!!
(思い切り耳をつねられ)
黄名子:ごめぇん、聞こえなかったぁ。それ、今日はウチだからいいけどぉ………もし今後、空乃ちゃんが作ってくれた時にも同じこと言うのぉ?
烈火:うぐっ………!!
藍丸:れっちゃん、そういうの良くないよー。作ってくれたのに失礼ってやつ!
烈火:ぐぅ……。
蝋:烈火、…………め。
(人差し指で額を軽く突き)
烈火:っ………わ、ワイが悪かった………まあ、その………不味くはないんやないか……。
黄名子:まったくぅ………烈火はどうして素直になれないかにゃー……。
藍丸:元からだから仕方無いね!!
蝋:ん………。
(小さく頷き)
藍丸:あ、でも空乃お姉さんに対しては大分素直になったと思うな!
黄名子:あー、分かる分かるぅ。
烈火:う、うっさいうっさい!!お前等はどうやねん!!
藍丸:ボクはまだそういうのはいいかなー。蝋お兄さんもそういうのないだろうし……。
蝋:…………?蝋は、獄鬼………皆、好き。あと、常磐、様……。
黄名子:うちもだよぉ!
藍丸:あれ?でもきなちゃん、この間バレンタイン一つ違うの作ってなかった。
黄名子:ぎくっ。
烈火:は?!黄名子、お前いつの間に……!!どこのどいつやねん、それ!!
黄名子:ちーがーいーまーすーぅ!いつもお世話になってるから、ちょっとデコが過剰になっただけだよぉ。
藍丸:へー……それって……。
蝋:………?藍丸………どうか、した?
藍丸:いや、なんでもないよ!特別なお友達に、ちょっと違ったことするのいいよねー!
黄名子:そうそうー。烈火もたまには空乃ちゃんにやったげなよぉ。
烈火:は?!
(本格的に食事をしようとおにぎりにもう一つ手を伸ばしかけたところで固まり)
蝋:うん、空乃、………きっと、喜ぶ。
烈火:………きっ、……!!気が向いたらな!!
(顔を赤くしながらそっぽを向き、手に取ったおにぎりを頬張り)
黄名子:もー………あ、そうだ。蝋君、デザート食べるぅ?フルーツサンドも作ったんだよぉ。
蝋:………ん、食べる…。
藍丸:………………。
(無言で烈火の横に体操座りし)
烈火:あ?何や藍丸………さっきから……。
藍丸:ううん、なーんでも………ボクもれっちゃんも、姉離れしないとー、って思ってただけだよ!
烈火:何やねんいきなり!?
黄名子:わー!ありがとぉ。
蝋:…………んぐ……。
(サンドイッチを頬張るも、反対側から具がこぼれ落ちそうで)
藍丸:わわっ!蝋お兄さん、落ちそうだよ!
黄名子:よっ!
(落ちそうな具材を紙皿でキャッチし)
藍丸:きなちゃん!ナイスー!!
蝋:ありあふぉ……。
黄名子:いえいえー。あ、お茶飲むぅ?今日はね、ほうじ茶…
烈火:いやいやいや、待て待て待たんかいィイイイイイ!!!!!
藍丸:もーー、れっちゃんどうしたの?あ!おにぎりの方が良かった?
烈火:ちゃう……ちゃうねん!!なんやねん、これ!!
黄名子:何ってぇ……。
藍丸:ピクニックだよ!
蝋:………………むぐむぐ…。
(一心不乱におにぎりを頬張り)
烈火:だーーーーーっ!!!ええかお前等!!ワイ等はなんやねん!?里の守護部隊、獄鬼やぞ!?それなのに、こんな真っ昼間っか……むぐっ!!!
(おにぎりを口に突っ込まれ)
黄名子:まぁまぁ、そんなピリピリしなくてもいいじゃなぁい。折角、皆が今日はお休みしてきなーって言ってくれたんだしぃ。
藍丸:今日のお弁当、きなちゃんが作ってくれたんだよー!
蝋:おい、しい……。
黄名子:ありがとぉ。烈火はー?言うことないのぉ?
烈火:ふん、………こんなん腹に入ったらいっ………いだだだだ!!!!!
(思い切り耳をつねられ)
黄名子:ごめぇん、聞こえなかったぁ。それ、今日はウチだからいいけどぉ………もし今後、空乃ちゃんが作ってくれた時にも同じこと言うのぉ?
烈火:うぐっ………!!
藍丸:れっちゃん、そういうの良くないよー。作ってくれたのに失礼ってやつ!
烈火:ぐぅ……。
蝋:烈火、…………め。
(人差し指で額を軽く突き)
烈火:っ………わ、ワイが悪かった………まあ、その………不味くはないんやないか……。
黄名子:まったくぅ………烈火はどうして素直になれないかにゃー……。
藍丸:元からだから仕方無いね!!
蝋:ん………。
(小さく頷き)
藍丸:あ、でも空乃お姉さんに対しては大分素直になったと思うな!
黄名子:あー、分かる分かるぅ。
烈火:う、うっさいうっさい!!お前等はどうやねん!!
藍丸:ボクはまだそういうのはいいかなー。蝋お兄さんもそういうのないだろうし……。
蝋:…………?蝋は、獄鬼………皆、好き。あと、常磐、様……。
黄名子:うちもだよぉ!
藍丸:あれ?でもきなちゃん、この間バレンタイン一つ違うの作ってなかった。
黄名子:ぎくっ。
烈火:は?!黄名子、お前いつの間に……!!どこのどいつやねん、それ!!
黄名子:ちーがーいーまーすーぅ!いつもお世話になってるから、ちょっとデコが過剰になっただけだよぉ。
藍丸:へー……それって……。
蝋:………?藍丸………どうか、した?
藍丸:いや、なんでもないよ!特別なお友達に、ちょっと違ったことするのいいよねー!
黄名子:そうそうー。烈火もたまには空乃ちゃんにやったげなよぉ。
烈火:は?!
(本格的に食事をしようとおにぎりにもう一つ手を伸ばしかけたところで固まり)
蝋:うん、空乃、………きっと、喜ぶ。
烈火:………きっ、……!!気が向いたらな!!
(顔を赤くしながらそっぽを向き、手に取ったおにぎりを頬張り)
黄名子:もー………あ、そうだ。蝋君、デザート食べるぅ?フルーツサンドも作ったんだよぉ。
蝋:………ん、食べる…。
藍丸:………………。
(無言で烈火の横に体操座りし)
烈火:あ?何や藍丸………さっきから……。
藍丸:ううん、なーんでも………ボクもれっちゃんも、姉離れしないとー、って思ってただけだよ!
烈火:何やねんいきなり!?