日常

つけました

2023/02/27 00:18
※盛大に過ぎていますが当日の時系列でお読み下さい



錦:さて、誰からつけ…

松葉:どうだ!!!
(茶トラの猫耳カチューシャを着けて誇らしげにし)


錦:主張が強いねェ、本体の……。

鑑:…………なんと言うか、いそうではあるが……。

椎名:似合ってるよ、松葉。

松葉:ふっ……俺様は魔王だからな……獣の耳くらい容易な事だ……。

錦:なんでさっきから誇らしげなんだいあんた……。

椎名:じ、じゃあ次は錦……。

錦:アタイもやるのかい!?かっ、鑑だけやらせたらいいだろう!?

鑑:…………それは不公平だろう………それに……。
(錦を横目に見つつ)


錦:………………?な、なにさ……。

鑑:…………俺は見たいが………その、……………それ(猫耳)………。
(言いながら段々小声になり、顔を耳まで赤くして)


錦:なっ…………!!?

松葉:(……珍しいものが見れたな。)

椎名:(そうだね……ふふ、僕は嬉しいけど。)

錦:あ……んた、普段意見しないのになんでこんな時ばかり饒舌なんだい!!
(こちらも顔を赤くしながら軽く肩をつき)


鑑:うっ………!…………すまん……。

松葉:折角なら、互いに着け合ってはどうだ?

錦:は!!??!!

椎名:ぼ、僕もそれいいと思うなぁ……?

錦:焔!!あんたまで乗るんじゃないよ!!

鑑:…………。
(猫耳を構え)


錦:やる気なのかいあんた!?

鑑:だが、………あまり渋っても仕方無かろう………どちらにせよ、避けられないしな………。

錦:……………っつ、あーー!!はいはい!!分かったよ!!ほら!!
(黒い猫耳カチューシャを鑑の頭に着けて)


鑑:………………。
(黒い猫耳カチューシャを錦の頭に着けて)


松葉:渋っていた割に合っているぞ、錦!

錦:うるさいよ松坊!あんたも………。

鑑:………………?どうした……?
(しかめっ面で首を傾げて)


錦:っふ、………あんた、なんて顔してんのさ……。只でさえ黒猫なのに、そんな顔じゃ更に避けられそうだねェ。

鑑:………………まぁ、そうだろうな……こんな大男にこんなもの……。

錦:また暗くなって……ほら、もっとシャキッとしな!!

椎名:………ふふ。二人がもし猫になっても、関係性は同じそうだよね。

松葉:だろうな。

錦:何言ってんだいあんた達……。それより、焔!あとはあんただけさね!

椎名:分かった………ちょっと待っててね。
(カチューシャを片手に着けて整えるようで)


鑑:………どうだ……?焔……。

椎名:えっと、ど、どう……かな……?
(白い猫耳のカチューシャを着けてどこか気恥ずかしそうに視線を泳がせ)


三人:…………………。

椎名:…………?も、もしかして変だった……。

松葉:これは………駄目だな。
(椎名の頭からカチューシャを外し)


椎名:えっ?

錦:アタイ等が怒られるよ、あんたの連れに。

椎名:ど、どうして……。

鑑:……………その、……似合いすぎるんだ。

椎名:………?皆も似合ってたよ…?

松葉:貴様はそれ以上………焔と獣耳が奇跡のマリアージュというやつなのだ。これだと嫉妬に狂った焔の伴侶に俺様達が刺される。

椎名:なんでだい……!?

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