日常
激おこ案件
2023/12/17 21:58茜:……これで、黒喰が忘れていた記憶は全部だよ。
蘇芳:と、言うことは……雪白ちゃんは……。
千草:その白藤、って奴と黒との実の子供………ってことか?
雪白:……………………。
松葉:むぅ………思ってた以上だったな……。
琥珀:ですが、黒喰の事も分かりましたね……黒喰自身も、呪毒の記憶を無くしていたのも頷けます。
椎名:消されていたなら、覚えていないのも仕方無いよね……。
小豆:でも、ゆきちゃんとクロさんあんまり似てないですよう?
琥珀:殆どは相手の血を継いでいるのでしょう。唯一挙げるとするなら……自身の感情や思考に能力が左右される所、ですかね。
雪白:…………………。
小豆:ゆきちゃん、大丈夫です……?
雪白:………すこし、一人になりたい。
琥珀:………分かりました。皆、外しましょう。
───琥珀の小屋、縁側───
小豆:ゆきちゃん、大丈夫ですかね………。
千草:大丈夫………では無いだろ。母親は生死不明、ずっと一緒に過ごしてきた奴は父親で行方不明……ぐちゃぐちゃだろうな。
小豆:ゆきちゃんは、どうやってこっちに来たのですかね?
琥珀:恐らくですが……彼女が産まれて直ぐにあの狭間に落としたのでしょう。彼女の口振りから、黒喰と雪白が出会うことも視えていたみたいですし……。
小豆:白藤さんを見殺しにしたことを、ゆきちゃんに知られたくなかったのですかね……クロさん……。
琥珀:あとは……過去にしたことの負い目も感じているのでしょうね。
千草:それって、あいつが昔仲間を殺した事か?
琥珀:おや………知っていたのですね、千草も。
千草:黒が言ってた。だから雪白の為にも、あの祠に奉られてる奴の為にも……もう二度と毒は使わない、って。
琥珀:………そうですか。
小豆:あーくん、あーくん。
茜:何?
小豆:あーくんは、クロさんの居場所分かるです?
茜:うっすらね。でも、詳細はちゃんと視ないと……。
雪白:今すぐ視て。
四人:!!
小豆:ゆきちゃん!だ、大丈夫なのです……?
(縁側にやって来た雪白の側に寄ってしゃがみつつ)
雪白:うん!わたしは大丈夫だよー、あずきちゃん。
千草:その割に笑顔が怖いぞお前……。
雪白:ちくさくん、よくわかったね!そうだよ………今、すっごーーーくおこってるの。
茜:……理由は?
雪白:それは、クロさま氷づけにしてからみんなにもはなすね。一回氷づけにしないと気がすまない。
琥珀:…………それもそうですね。
雪白:ひゃくめのおにいさん、これ。これでクロさまを探しだして。
(茜に自分がさっきまで肩のあたりに巻いていた襟巻きを手渡し)
茜:はいはい…………了解。
蘇芳:と、言うことは……雪白ちゃんは……。
千草:その白藤、って奴と黒との実の子供………ってことか?
雪白:……………………。
松葉:むぅ………思ってた以上だったな……。
琥珀:ですが、黒喰の事も分かりましたね……黒喰自身も、呪毒の記憶を無くしていたのも頷けます。
椎名:消されていたなら、覚えていないのも仕方無いよね……。
小豆:でも、ゆきちゃんとクロさんあんまり似てないですよう?
琥珀:殆どは相手の血を継いでいるのでしょう。唯一挙げるとするなら……自身の感情や思考に能力が左右される所、ですかね。
雪白:…………………。
小豆:ゆきちゃん、大丈夫です……?
雪白:………すこし、一人になりたい。
琥珀:………分かりました。皆、外しましょう。
───琥珀の小屋、縁側───
小豆:ゆきちゃん、大丈夫ですかね………。
千草:大丈夫………では無いだろ。母親は生死不明、ずっと一緒に過ごしてきた奴は父親で行方不明……ぐちゃぐちゃだろうな。
小豆:ゆきちゃんは、どうやってこっちに来たのですかね?
琥珀:恐らくですが……彼女が産まれて直ぐにあの狭間に落としたのでしょう。彼女の口振りから、黒喰と雪白が出会うことも視えていたみたいですし……。
小豆:白藤さんを見殺しにしたことを、ゆきちゃんに知られたくなかったのですかね……クロさん……。
琥珀:あとは……過去にしたことの負い目も感じているのでしょうね。
千草:それって、あいつが昔仲間を殺した事か?
琥珀:おや………知っていたのですね、千草も。
千草:黒が言ってた。だから雪白の為にも、あの祠に奉られてる奴の為にも……もう二度と毒は使わない、って。
琥珀:………そうですか。
小豆:あーくん、あーくん。
茜:何?
小豆:あーくんは、クロさんの居場所分かるです?
茜:うっすらね。でも、詳細はちゃんと視ないと……。
雪白:今すぐ視て。
四人:!!
小豆:ゆきちゃん!だ、大丈夫なのです……?
(縁側にやって来た雪白の側に寄ってしゃがみつつ)
雪白:うん!わたしは大丈夫だよー、あずきちゃん。
千草:その割に笑顔が怖いぞお前……。
雪白:ちくさくん、よくわかったね!そうだよ………今、すっごーーーくおこってるの。
茜:……理由は?
雪白:それは、クロさま氷づけにしてからみんなにもはなすね。一回氷づけにしないと気がすまない。
琥珀:…………それもそうですね。
雪白:ひゃくめのおにいさん、これ。これでクロさまを探しだして。
(茜に自分がさっきまで肩のあたりに巻いていた襟巻きを手渡し)
茜:はいはい…………了解。