日常

夏のセ〇ム

2023/07/23 00:37
満朔:ん?ここ……。

紅:店主様ー!

満朔:あ、紅。何してるの?

紅:お茶菓子の用意をしていたんてすの。店主様も良かったら…。
(卓袱台の上には冷茶とアイスクリームが二人分あり)


満朔:ラッキー。食べる食べる。
(卓袱台の前に腰を降ろしつつ)


紅:店主様、暑くありませんの?羽織は脱いでも……。

満朔:へーき。夏用の生地だし……あ。カンペだ。

紅:えっと……『四千五百打したので妖帖を更新します。何か一言!』だそうですわ。

満朔:一言ねぇ……いつも来てくれてありがと。これからも贔屓にしてほしいけど、紅に近寄るなら容赦しないから……覚悟して来る事だね。

紅:て、店主様ったら……大丈夫ですわ。こちらにいらして下さる方は皆様いい方ばかりですもの。

満朔:そりゃ分かってるけどもさぁ、牽制は必要でしょ。紅の可愛さは世界一だし。当たり前。

紅:ほ、褒めても何も出ないですわ…!それより、ほら!アイスが溶けて…



\ブーーーッ!!!/



紅:きゃっ!?

満朔:………紅、下がって。
(素早く紅の前に来れば、盆を構えつつ)


(何もないところからルーレット台とボタンが地面から現れ)

満朔:ん?何これ。

紅:またカンペがありますわね……えっと、『尚、二千打時よりルーレットによるプチファンサ&プチコスプレをお礼の意味合いを兼ねて開催しております!ファンサの内容によっては衣装が大きく変わることがありますのでご了承下さい。代表者、ボタンを押してみよう!※追伸、拒否権はありません』

満朔:えー……絶対なの?それって、場合によっては紅がとんでもないことになるんじゃ……そんな危ないこと紅にさせられないよ。
(紅を抱き締めつつ)


紅:わ、私なら大丈夫ですわ!それに、店主様も一緒ですもの!

満朔:………あ、俺もやるの?

紅:そうですわよ?!文面的に……。

満朔:えー……キツくない?画面向こうの皆大丈夫?需要ある?

紅:ありますわ!ファンサ……、は詳しくないですけれど、店主様が一緒なら心強いですわ!

満朔:えー……俺、そーいうのガラじゃないよ?

紅:どうしても駄目ですの……?
(満朔を見上げつつ)


満朔:やる。

紅:意見が変わるのが早いですわ…!?

満朔:上目遣いなんて良からぬのが寄ってくるから、俺以外に使わないようにね。あーっと……このルーレット押しゃいいんだろ?ほい。
(ボタンをグーで勢いよく押し)


紅:………?よ、よく分かりませんが分かりましたわ!

満朔:『結果は創作呟きにてご確認下さい………by.管理人』。なるようになれ、だな。とりあえずアイス食べてからにしよ。

紅:そうですわね。店主様はバニラとチョコとストロベリー、どれがいいです?

満朔:紅が先に選びな。

紅:そうですか?それなら、ストロベリーを頂きますわ。

満朔:じゃあ、俺はチョコ。バニラは紅のを二段にすりゃいいよ。

紅:えっ!?だ、駄目ですわ…!

満朔:いーのいーの。

紅:せ、せめて私のと半分こにしましょう?それなら公平ですわ……!

満朔:……………紅、それ誰にでもやっちゃ駄目だからね。

紅:え?

満朔:何でもない。さ、食べよ。

紅:はいですわ!

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