この度はhello solitary handをご拝読頂き誠に有難う御座います。

こちらこそ黒の時代からDEAE APPLE迄の長い長いお話を読み切って下さって有難う御座います。当物語における“いい男”筆頭中也と、“面倒臭い男”筆頭太宰を気に入って頂けた様で嬉しく思います。

主人公の口調に就てですが、出来るだけ淡泊で味気ない喋り方をさせたいと思った結果ああなりました。確かに織田作と会話させると「あれ、この二人喋り方似てるな」と作者自身でも苦笑したのを覚えています。ただ、時折その淡泊な口調から崩れる際、例えば相手を威嚇する時や、逆に穏やかに喋ろうと本人が心掛ける時は、それぞれ中也と太宰の口調に寄る事はあります。これは主人公の中で「強い人の口調」と「余裕のある人の口調」の例があの二人になって居る為で、無意識に模倣してしまっている気はあります。

共食い編に就いては、実はまだ魔人さんの内面を納得する形で構築出来る程の情報が開示されて居ない為、暫くは原作待ちになる可能性があります。その代わり、番外編やパロディものの短編はちょいちょい更新していく心算なので、そこに魔人さんもお招き出来ればなと思っております。

長くなりましたが、この度は感想をお送り下さって本当に有難う御座います。今後とも当作品をご愛読頂ければ幸いです。