独りぼっちと寂しん坊
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2025/01/29にスキコメントを下さった方へ
2025
01
30
07:51
この度はhello solitary hand(共喰い)を読破頂き、誠にありがとうございます。
こちらこそ、折角感想をお送り下さったのにお手数をお掛けして申し訳ありません。読者様から頂いたメッセージは逐一チェックしてお返事しているのですが、メッセージそのものが弾かれる事があるとは。一瞬「まさかウチの夢主の異能がこんな所にまで影響を…」と、トチ狂った考えまで浮かんでしまいました。お忙しい中、再度メッセージをお送り頂き感謝いたします。
却説、では頂きました感想についてですが。
あんなにも詳細でボリュームのある感想をお送り下さり、誠にありがとうございます。昨日から既に何度か読み返しておりますが、毎度顔がニヤついてしまいます。
僭越ながら、作者は「自制心の強い人間の本心を引き摺り出すには、先ずありとあらゆる余裕を引っ剥がし、徹底的に追い詰めるべし」と云う自論を有しております。故に、今回主人公が己の過去に向き合う展開を考えた時点で、「そんじゃ久々に主人公のメンタル完膚なきまでにへし折るか!」と企んでおりました。しかし、今の彼女は頼れる相手がだいぶ増え、ちょっとやそっとの事では仲間にフォローされてしまいますし、何より「自分は太宰に愛されてる」と云う彼女の精神的支柱が強過ぎて、どうやって追い詰めようか苦心しました。その結果「じゃあ先ずその支柱から折るか」と云う最低な発想から、あの修羅場シーンが生まれました。恐らくあの瞬間私には悪魔かドス君が降りていました。
そしてカルマ君についての展開は、正直考えついた自分でも「鬼かな?」と自分の発想に引きました。実は元々Aの船でのシーンは描く予定は無く、探偵社の許容過去話→社長が夜襲を受ける→共喰い編開幕の流れにするつもりでした。が、以前ある読者の方から、“貴方の書くAとドス君の対決はどんなものになるだろうと妄想している”とのお言葉を頂き、Aの船のシーンが追加されました。そしてAの船に乗り合わせた以上、主人公は必ずカルマ君を助けようとするだろう。と、連想していった結果、あの様な結末に帰結しました。作者自身も構想を練りながら何度「エッグ…」と思ったか知れません。物語全体の展開を考えれば、間違いなく自分の考え得る最適解。しかし個人的思考を挟むなら、この子に幸せな未来を与えてあげたい。そんな葛藤を抱えながら「あー、織田作が養ってた子供達の居場所ミミックにリークした時の森さんって、こんな気分だったのかなぁ」とか思いながら書いてました。本作でのカルマ君の生き様が、読者の方の心に深く残ったのなら何よりです。
そして貴方様の推しである所のサイコパスロシアンズ。ええ、先ずこの呼称で爆笑しました。的確過ぎる。無論作者も大好きですサイコパスロシアンズ。
特にゴーゴリ君はほっといても勝手に動いてくれるので本当に助かります。更に担当声優さんが子安武人さんになられてから、作者の中でキャラの解像度が一気に跳ね上がりました。ゴーゴリ君は書いていて楽しい。本当に今回の清涼剤だった。ありがとうゴーゴリ君。尚、作者的には主人公がスカイダイビングかます直前の遣り取りがお気に入りです。ずっと書きたかったワンシーンが書けて満足です。
また今回のメイン所であるドス君のシーンは、出来るだけ感情変化を薄く薄くグラデーションしていって、本人が異変に気付いた時には手遅れ。と云う状況を作り出す為に細心の注意を払いました。恥ずかしながら、このhello solitary handで取り上げられる恋模様は、大体が背景に「違う、そうじゃない」のジャケ写が浮かび上がりそうな程、食い違い、行き違い、擦れ違いが多発しいると自負しております。が、恐らく彼は過去一やらかしてくれるだろうと確信するに足るポテンシャルを、作者はヒシヒシと感じております。
と云うか、夢小説と云うコンテンツでドス君を描こうと決めた時、中々自分の中で納得のいくドス君の恋模様が想像つかず、「抑々この人、恋愛とかって感情あるのか?」と云う根本的な疑問に辿り着きました。公式から「食欲を殆ど感じない」と公言され、見るからに碌な睡眠を取れてなさそうな風貌。寧ろこれ三大欲求軒並み希薄なんと違うか?と云う所まで考察が行き着いた結果、本作のあれやこれやが生まれました。最後の最期で取り返しのつかない変化に漸く気付いた彼が、この先どうなっていくのか。今後もお楽しみに。
あと浴室のシーンは私もお気に入りです。実は以前X上で「ドス君のフィジカルでこれいけるか?」問題について苦悩している旨をポストしたのですが、そのシーンこそこの浴室のシーンになります。ご覧の通り、作者はドス君のフィジカルを信じることにしました。
そしてご心配頂いた通り、今回長らく主人公との別行動を余儀なくされ、恐らくは物理的な傷よりダメージを負ったであろう太宰ですが、今後控えている天人五衰編を考えると、頑張れとしか云いようがありませんね。因みに、太宰と離れてメンタルにダメージ負ったのは主人公も同じなので、ホントこの先頑張れよと思います。
却説、沢山のお言葉を頂けたのが嬉しくて、ついこちらも長文を綴ってしまいました。色んな所で云っておりますが、今回の共喰い編は構想を練る期間が長かった分、色々と思い入れのある作品となりました。そして次章たる天人五衰編を執筆するのは、恐らく原作の天人五衰編が終結してからになると思います。ので、また暫く番外編等をちらほらと掲載する期間に突入するかと思いますが、文豪ストレイドッグスが続く限り、本作は書き続けていこうと思っているので、また思い出した時にでも遊びに来て頂ければ幸いです。それから、作者は読者の方からのメッセージはどんな形でも喜んで受け取りますので、好きコメントを2回に分けてお送り頂いても、今回の様にドロップボックスでお送り頂いてもオールオッケーです。また、御意見箱ことダイレクトメッセージの方がスキコメントより多く文字を送れるようなので、機会があればそちらもお試しください。
では改めまして、この度はモチベーションの上がるメッセージをありがとうございました。今後も当サイトをどうぞ宜しくお願い致します。
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2025/01/29にスキコメントを下さった方へ2025013007:51
こちらこそ、折角感想をお送り下さったのにお手数をお掛けして申し訳ありません。読者様から頂いたメッセージは逐一チェックしてお返事しているのですが、メッセージそのものが弾かれる事があるとは。一瞬「まさかウチの夢主の異能がこんな所にまで影響を…」と、トチ狂った考えまで浮かんでしまいました。お忙しい中、再度メッセージをお送り頂き感謝いたします。
却説、では頂きました感想についてですが。
あんなにも詳細でボリュームのある感想をお送り下さり、誠にありがとうございます。昨日から既に何度か読み返しておりますが、毎度顔がニヤついてしまいます。
僭越ながら、作者は「自制心の強い人間の本心を引き摺り出すには、先ずありとあらゆる余裕を引っ剥がし、徹底的に追い詰めるべし」と云う自論を有しております。故に、今回主人公が己の過去に向き合う展開を考えた時点で、「そんじゃ久々に主人公のメンタル完膚なきまでにへし折るか!」と企んでおりました。しかし、今の彼女は頼れる相手がだいぶ増え、ちょっとやそっとの事では仲間にフォローされてしまいますし、何より「自分は太宰に愛されてる」と云う彼女の精神的支柱が強過ぎて、どうやって追い詰めようか苦心しました。その結果「じゃあ先ずその支柱から折るか」と云う最低な発想から、あの修羅場シーンが生まれました。恐らくあの瞬間私には悪魔かドス君が降りていました。
そしてカルマ君についての展開は、正直考えついた自分でも「鬼かな?」と自分の発想に引きました。実は元々Aの船でのシーンは描く予定は無く、探偵社の許容過去話→社長が夜襲を受ける→共喰い編開幕の流れにするつもりでした。が、以前ある読者の方から、“貴方の書くAとドス君の対決はどんなものになるだろうと妄想している”とのお言葉を頂き、Aの船のシーンが追加されました。そしてAの船に乗り合わせた以上、主人公は必ずカルマ君を助けようとするだろう。と、連想していった結果、あの様な結末に帰結しました。作者自身も構想を練りながら何度「エッグ…」と思ったか知れません。物語全体の展開を考えれば、間違いなく自分の考え得る最適解。しかし個人的思考を挟むなら、この子に幸せな未来を与えてあげたい。そんな葛藤を抱えながら「あー、織田作が養ってた子供達の居場所ミミックにリークした時の森さんって、こんな気分だったのかなぁ」とか思いながら書いてました。本作でのカルマ君の生き様が、読者の方の心に深く残ったのなら何よりです。
そして貴方様の推しである所のサイコパスロシアンズ。ええ、先ずこの呼称で爆笑しました。的確過ぎる。無論作者も大好きですサイコパスロシアンズ。
特にゴーゴリ君はほっといても勝手に動いてくれるので本当に助かります。更に担当声優さんが子安武人さんになられてから、作者の中でキャラの解像度が一気に跳ね上がりました。ゴーゴリ君は書いていて楽しい。本当に今回の清涼剤だった。ありがとうゴーゴリ君。尚、作者的には主人公がスカイダイビングかます直前の遣り取りがお気に入りです。ずっと書きたかったワンシーンが書けて満足です。
また今回のメイン所であるドス君のシーンは、出来るだけ感情変化を薄く薄くグラデーションしていって、本人が異変に気付いた時には手遅れ。と云う状況を作り出す為に細心の注意を払いました。恥ずかしながら、このhello solitary handで取り上げられる恋模様は、大体が背景に「違う、そうじゃない」のジャケ写が浮かび上がりそうな程、食い違い、行き違い、擦れ違いが多発しいると自負しております。が、恐らく彼は過去一やらかしてくれるだろうと確信するに足るポテンシャルを、作者はヒシヒシと感じております。
と云うか、夢小説と云うコンテンツでドス君を描こうと決めた時、中々自分の中で納得のいくドス君の恋模様が想像つかず、「抑々この人、恋愛とかって感情あるのか?」と云う根本的な疑問に辿り着きました。公式から「食欲を殆ど感じない」と公言され、見るからに碌な睡眠を取れてなさそうな風貌。寧ろこれ三大欲求軒並み希薄なんと違うか?と云う所まで考察が行き着いた結果、本作のあれやこれやが生まれました。最後の最期で取り返しのつかない変化に漸く気付いた彼が、この先どうなっていくのか。今後もお楽しみに。
あと浴室のシーンは私もお気に入りです。実は以前X上で「ドス君のフィジカルでこれいけるか?」問題について苦悩している旨をポストしたのですが、そのシーンこそこの浴室のシーンになります。ご覧の通り、作者はドス君のフィジカルを信じることにしました。
そしてご心配頂いた通り、今回長らく主人公との別行動を余儀なくされ、恐らくは物理的な傷よりダメージを負ったであろう太宰ですが、今後控えている天人五衰編を考えると、頑張れとしか云いようがありませんね。因みに、太宰と離れてメンタルにダメージ負ったのは主人公も同じなので、ホントこの先頑張れよと思います。
却説、沢山のお言葉を頂けたのが嬉しくて、ついこちらも長文を綴ってしまいました。色んな所で云っておりますが、今回の共喰い編は構想を練る期間が長かった分、色々と思い入れのある作品となりました。そして次章たる天人五衰編を執筆するのは、恐らく原作の天人五衰編が終結してからになると思います。ので、また暫く番外編等をちらほらと掲載する期間に突入するかと思いますが、文豪ストレイドッグスが続く限り、本作は書き続けていこうと思っているので、また思い出した時にでも遊びに来て頂ければ幸いです。それから、作者は読者の方からのメッセージはどんな形でも喜んで受け取りますので、好きコメントを2回に分けてお送り頂いても、今回の様にドロップボックスでお送り頂いてもオールオッケーです。また、御意見箱ことダイレクトメッセージの方がスキコメントより多く文字を送れるようなので、機会があればそちらもお試しください。
では改めまして、この度はモチベーションの上がるメッセージをありがとうございました。今後も当サイトをどうぞ宜しくお願い致します。