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2021/01/18にコメントを下さったまと様へ2021011820:47

この度はhello solitary handをご拝読頂き誠に有難う御座います。

何時もお心の中でメッセージをお送り頂き有難う御座います。そして実際に感想を送って頂けて事、心より嬉しく思います。

当作品が一番好きと云って頂けて、“書いてきて良かった”と素人ながら幸せに思います。ウチの“菫ちゃん”はキャラ設定的には「実際に居そうな人間」と云うのを基軸に書き上げています。幼少期に虐待にあった事も無ければ、いじめにあった事も無く、勿論大切な人と死に別れた訳でもありません。そんな環境下でも、判り辛いだけで実際は色んな事で傷を負っている人が大勢いると私は思っています。そしてそんな当たり前の環境下だからこそ、「これくらい大したことない」と痛みに蓋をしてしまう人もきっと沢山いると思います。彼女は、そう云った類の人種の一人として描いています。また、仰る通り人の心や感情は本来文字や言葉の中に押し込めてしまえる程、チープなものではないと私も思います。だからこそ、心理描写は感情が深ければ深い程確定するような表現をせず、敢えて抽象的な表現で余白を残し、その余白を読者の皆さんに自ら埋めて貰えるように心がけています。その余白にまと様が自分と共有できる何かを当て嵌めて頂けたのなら、とても嬉しい限りです。

こちらもご返信がかなり長くなってしまい申し訳ありません。そして、当作品を何度も読み返して頂き本当に有難う御座います。連載は未だ続きますので、漸く幸せに成った“菫ちゃん”がまたあれこれもんどりうってのた打ち回る事になりますが、これからもまと様に一番好きだと云って頂ける様なお話を紡いでいけるよう、励んでいきたいと思います。それでは、またのお越しをお待ちしております。