この度はhello solitary hand・番外編『Happy egoistic crosscounter』をお読み頂き誠にありがとうございました。

このお噺は作者的にもとても思い入れのあるお噺でしたので、楽しんで頂けたようで嬉しく思います。

“わん！”の影響もあってか作者の中で、芥川君関係では恋する暴走機関車と化すイメージが定着してしまっている樋口ちゃんはスイスイ筆が乗るので書いていてとても楽しい子です。主人公→樋口ちゃん→黒蜥蜴の伝言ゲームが盛大に事故ってまた主人公に返ってくるシーンは私もお気に入りで楽しんで書いた思い出があります。また本作のオリジナルキャラクター三尾さんも出演させる事が出来て満足でした。出来ればまた登場させたいものです。そして後半の部屋を片付ける中也のシーンは作者も書き上げてから呻き声を漏らして頭を抱えました。本当に彼は何処までいい男なんだいい男過ぎるわもうちょっとこうさぁ…と理不尽な煩悶に苦しんだ後、中也ifルートの【羊の夢】を読み直してセルフケアしました。気分的にはサウナ入った後の水風呂の気分でした。整いました色々と。

此度もモチベーションの上がる感想をお送り頂きありがとうございます。現在執筆中の“共喰い”編もやっと半分まで書き上がりましたので、残りも張り切って書いていこうと思います。9月も目前ですがまだまだ暑い日が続く顔ともいますので、お身体にお気をつけてお過ごし下さい。またのお越しをお待ちしております。