きんいろの奇跡
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イフリートが現れた事により、さっきまでの甘酸っぱさ満開の空間は掻き消されやっといつもの空気感へと変わっていく。
「それにしても、オリアス先生悪周期もう終わったんですね」
「...あ!本当だ、そう言えば」
「ここに来て初じゃないですか?こんなに早く終わったの」
「そうなんだよねぇ、名無しさんちゃんが持ってきてくれたバラム先生の新しい薬が効いたみたいで」
「へぇ〜いいなぁ。僕の時もお願いしよう」
和やかに話す2人を見て、固まったままだった名無しさんの緊張も徐々にとかれ思い出したかのようにキッチンへと向かう。
「あの、イフリート先生お昼ですよね?オリアス先生のご飯の」
「そうそう、それで来たんですけど...もう大丈夫そうですね」
「バラム先生の分含めて多めに作ったんで、食べてきますか?...勿論オリアス先生も」
「いいんですか?やり〜!」
「バラム先生も来るんだねぇ、魔通信で呼ぼうか?」
「部屋で食べるって言ってので、後で持ってきますよ」
と言いかけた所で、バラムがひょっこりと顔を覗かせた。
「お〜!噂をすれば。お疲れ様ですバラム先生」
「バラム先生、ありがとうございました。お陰様でこの通り、回復しました」
「イフリート先生もお疲れ様です。オリアス先生も、薬が良く効いたみたいで良かったよ」
「あ、バラム先生お疲れ様です」
「うん、名無しさんちゃんもお疲れ様。もしかして今からご飯かい?」
バラムの登場で賑やかさが増し、嬉しそうにお礼を告げたオリアスに名無しさんは目を細めて笑う。
するとその様子をイフリートに見られていたのか、意味ありげなニコニコ顔で見つめられ一人でまた赤面するのだった。
「ふ〜美味かった〜...ご馳走様でした!」
「ね、美味しかったです!ご馳走様でした」
「お粗末です」
食事を終えて、カチャカチャと音を立てながらも丁寧にシンクへと運び順番に洗っている様子ははたから見ても微笑ましくて。
慣れていない2人の様子に、名無しさんは笑みを深めたまま見守った。そして職務へと戻ったイフリートを2人で見送れば、
「.......行ったねぇ」
「........うん、行った」
「........どうしよっか。部屋くる?」
「へ、...部屋?」
「なーに考えてんの〜?」
「何でもない」
「ははっ本当?」
「全私に誓って本当」
「ははははっ!」
「笑い過ぎだから」
関係がより近くなっても変わらないやり取り。
部屋へと向かう2つの影の間には、仲睦まじげに影が重なっていた。
「それにしても、オリアス先生悪周期もう終わったんですね」
「...あ!本当だ、そう言えば」
「ここに来て初じゃないですか?こんなに早く終わったの」
「そうなんだよねぇ、名無しさんちゃんが持ってきてくれたバラム先生の新しい薬が効いたみたいで」
「へぇ〜いいなぁ。僕の時もお願いしよう」
和やかに話す2人を見て、固まったままだった名無しさんの緊張も徐々にとかれ思い出したかのようにキッチンへと向かう。
「あの、イフリート先生お昼ですよね?オリアス先生のご飯の」
「そうそう、それで来たんですけど...もう大丈夫そうですね」
「バラム先生の分含めて多めに作ったんで、食べてきますか?...勿論オリアス先生も」
「いいんですか?やり〜!」
「バラム先生も来るんだねぇ、魔通信で呼ぼうか?」
「部屋で食べるって言ってので、後で持ってきますよ」
と言いかけた所で、バラムがひょっこりと顔を覗かせた。
「お〜!噂をすれば。お疲れ様ですバラム先生」
「バラム先生、ありがとうございました。お陰様でこの通り、回復しました」
「イフリート先生もお疲れ様です。オリアス先生も、薬が良く効いたみたいで良かったよ」
「あ、バラム先生お疲れ様です」
「うん、名無しさんちゃんもお疲れ様。もしかして今からご飯かい?」
バラムの登場で賑やかさが増し、嬉しそうにお礼を告げたオリアスに名無しさんは目を細めて笑う。
するとその様子をイフリートに見られていたのか、意味ありげなニコニコ顔で見つめられ一人でまた赤面するのだった。
「ふ〜美味かった〜...ご馳走様でした!」
「ね、美味しかったです!ご馳走様でした」
「お粗末です」
食事を終えて、カチャカチャと音を立てながらも丁寧にシンクへと運び順番に洗っている様子ははたから見ても微笑ましくて。
慣れていない2人の様子に、名無しさんは笑みを深めたまま見守った。そして職務へと戻ったイフリートを2人で見送れば、
「.......行ったねぇ」
「........うん、行った」
「........どうしよっか。部屋くる?」
「へ、...部屋?」
「なーに考えてんの〜?」
「何でもない」
「ははっ本当?」
「全私に誓って本当」
「ははははっ!」
「笑い過ぎだから」
関係がより近くなっても変わらないやり取り。
部屋へと向かう2つの影の間には、仲睦まじげに影が重なっていた。