エンドライフ②
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《18.白ひげ海賊団②》
「そっか、見抜かれてもとったんか凄いなあ白ひげ海賊団は」
「ははっ俺も似たような感覚になる事があるからな。偶然そう思えただけだ」
「...そっか。いやさ、イゾウさん含めてやけど本間にこの4年間ずっと会いたかった人達やから未だに信じられへんくて」
「4年も俺達を追っていたのか...?」
「あ、いや。ずっと会いたいなーって気持ちはあったのやけど何分戦った事すらない平凡な市民やったからなー。やから、この4年ずっと修行しとったんよ」
目指してるものもあるし、せっかく海に出たのに志半ばでおじゃんとかカッコ悪いやん?と笑えばマルコが連れてきた意味が少し分かったと微笑まれて驚く。美形は本当心臓に悪い。
「それで、実際俺達に会ってみてどうだった。予想とは少し違っただろう?」
「はははっ!確かに(笑)予想以上にあったかくて話しやすい人達でビックリしたわ」
「お前は、そういう風に捉えるのか」
「へ...?皆はちゃうの」
「...どうだろうな。俺はこの船が好きだが、噂に左右される者も少なくはないだろう」
「そうなんか。勿体ないなあ...自分で話してみれば分かる事やろうに。や、緊張して最初一旦逃げたうちが言うのも何やけどさ」
「お前は面白いな。そんな風に言う奴海賊以外で初めて会ったぞ」
好きなものが似ているからだろうか、想像していたよりも話しやすいイゾウさんはそんな事を言いながらそろそろお前を返すかと立ち上がり何の事かと見上げれば、あっちを見ろと言われたので、言われるがまま視線を辿るとニヤニヤとしたサッチ達が目に入った。
「...イゾウさん、何あれ」
「大方、お前を独り占めしていたもんだからそろそろ返せって言いたいんだろうさ。まあとにかく話が聞けて良かった、あっちに戻ってやれ」
「ああも見られると戻りにくいんやけど、頑張るわ」
「はははっ、そうしてやれ(笑)」
結構な時間をとってもらっていた事にそこで初めて気がつきお辞儀だけして白ひげ達の所へと戻れば逢瀬は終わったのかい?などと冷やかされたのでお陰様でとだけ伝えれば、皆に大笑いされた。...本間、ここの人たちは温か過ぎて気を許し過ぎてまいそうやから困る。
宴もたけなわに、かなり夜も更けてきたのでそろそろお開きにするかとあちこちで皆が寝入り始めたので風邪は引かないのだろうかと多少心配に思いつつも黙って見守る。既に寝落ちている人も大分居たが、恐らくこれが常なのだろうなと感じた。
「おい名無しさん、まだ起きてんならこっちに来て酒に付き合いなァ」
「....!!喜んで」
「グララララ、そうこねェとなァ」
突然声を掛けられて、まだ数える程しか会話をしていなかったのでやっぱり少し緊張はしたけれどそれ以上に気にかけて貰えた事が嬉しかった。
(あぁ、大好きやなぁ....本間、夢みたいや)
昔からエースに何度も感じた事のある温かさが胸に広がって自然と身体から力は抜けていく。うん、もう大丈夫や。そう心に思い少し大きめな瓶を抱えて白ひげの隣に座った。
「そっか、見抜かれてもとったんか凄いなあ白ひげ海賊団は」
「ははっ俺も似たような感覚になる事があるからな。偶然そう思えただけだ」
「...そっか。いやさ、イゾウさん含めてやけど本間にこの4年間ずっと会いたかった人達やから未だに信じられへんくて」
「4年も俺達を追っていたのか...?」
「あ、いや。ずっと会いたいなーって気持ちはあったのやけど何分戦った事すらない平凡な市民やったからなー。やから、この4年ずっと修行しとったんよ」
目指してるものもあるし、せっかく海に出たのに志半ばでおじゃんとかカッコ悪いやん?と笑えばマルコが連れてきた意味が少し分かったと微笑まれて驚く。美形は本当心臓に悪い。
「それで、実際俺達に会ってみてどうだった。予想とは少し違っただろう?」
「はははっ!確かに(笑)予想以上にあったかくて話しやすい人達でビックリしたわ」
「お前は、そういう風に捉えるのか」
「へ...?皆はちゃうの」
「...どうだろうな。俺はこの船が好きだが、噂に左右される者も少なくはないだろう」
「そうなんか。勿体ないなあ...自分で話してみれば分かる事やろうに。や、緊張して最初一旦逃げたうちが言うのも何やけどさ」
「お前は面白いな。そんな風に言う奴海賊以外で初めて会ったぞ」
好きなものが似ているからだろうか、想像していたよりも話しやすいイゾウさんはそんな事を言いながらそろそろお前を返すかと立ち上がり何の事かと見上げれば、あっちを見ろと言われたので、言われるがまま視線を辿るとニヤニヤとしたサッチ達が目に入った。
「...イゾウさん、何あれ」
「大方、お前を独り占めしていたもんだからそろそろ返せって言いたいんだろうさ。まあとにかく話が聞けて良かった、あっちに戻ってやれ」
「ああも見られると戻りにくいんやけど、頑張るわ」
「はははっ、そうしてやれ(笑)」
結構な時間をとってもらっていた事にそこで初めて気がつきお辞儀だけして白ひげ達の所へと戻れば逢瀬は終わったのかい?などと冷やかされたのでお陰様でとだけ伝えれば、皆に大笑いされた。...本間、ここの人たちは温か過ぎて気を許し過ぎてまいそうやから困る。
宴もたけなわに、かなり夜も更けてきたのでそろそろお開きにするかとあちこちで皆が寝入り始めたので風邪は引かないのだろうかと多少心配に思いつつも黙って見守る。既に寝落ちている人も大分居たが、恐らくこれが常なのだろうなと感じた。
「おい名無しさん、まだ起きてんならこっちに来て酒に付き合いなァ」
「....!!喜んで」
「グララララ、そうこねェとなァ」
突然声を掛けられて、まだ数える程しか会話をしていなかったのでやっぱり少し緊張はしたけれどそれ以上に気にかけて貰えた事が嬉しかった。
(あぁ、大好きやなぁ....本間、夢みたいや)
昔からエースに何度も感じた事のある温かさが胸に広がって自然と身体から力は抜けていく。うん、もう大丈夫や。そう心に思い少し大きめな瓶を抱えて白ひげの隣に座った。