エンドライフ②
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《11.尋問と疑い 》
所変わってここは本屋さんの近くにあるレストラン。目の前にはもふもふ帽子の青年と、これまた帽子の青年が2人、そして白熊。...君、この子らの友達やったのなと思いながら、何故か一緒に食事をしている。
ナンパじみた事をしてしまった羞恥で足早に去ろうとした所何の能力かすぐに入り口に戻ってしまい中々離れる事が出来なかったので言われるがまま、大人しくついてきたのだ。
「えーと、それでうちは何でここに呼ばれたのか...」
「......」
「キャプテンっ、その顔怖がらせちゃうよっ」
「そーっすよキャプテン!こんな綺麗な子捕まえてその顔はねェッスよ」
とりあえず話を切り出しては見るものの、もふもふ帽子の青年はジッと見てくるばかりで、警戒を隠さないその眼差しは何だか昔のエースを思い出してしまった。
「ふふっ」
「...え、笑ったー?!」
「あぁ、ごめんごめん。もふもふの彼がちょっと知り合いに似てて」
そう言って笑えばもふもふ帽子の青年の目が少し見開いた。やっと話をしてくれるのかと言葉を待てば暫くして、さっき店で言ってた言葉はどういう意味だと問われてしまったので言葉に詰まる。
...よくよく考えて見てみれば、何となくこういったキャラが出てきた気はするもののうろ覚えだ。でもこの熊は確か居た気がするしな...どうしたものか、と考え混んでいればジャキンと刀が首にそえられる。
「.....ん?」
「正直に言え。お前は海賊か?どこの所属だ」
「おっ、おいおいキャプテン!どっからどう見てもただの女の子じゃないっすか!刀はやべェーっすよ!」
「うるせェ黙ってろ。...おい、さっさと答えねェか」
「せやなぁ、今の所海賊ではないから所属は無いよ」
「嘘をつけ!お前の気配の消し方は常人のそれじゃ無かったぞ。...誰に雇われた!」
「うちは、自分の意思で今ここにおる」
何やら盛大に誤解してそうなので、ゆったりと真実だけを口にすれば首筋にピリッと痛みが走る。無言の圧をかけてくるもふもふ帽子の青年...いやもうもふもふ帽子くんでいいか。彼はどうにも諦めてくれなさそうなので、正直に話すよと伝えればやっと刀は収めてくれた。
少し事実とは違うけれど今は納得させる事の方が最優先。
「正夢を見やすい体質で、その夢に君が出てきた事」
「夢で見た何て言葉信じられないだろうから言わなかった事」
ザックリとだがそう伝えれば、全員が驚いたように見つめてきた。まあ、気持ちはわかるがここの子達は皆素直なんやなぁ感心していると、白熊くんが問いかけてくる。
「えっ、じゃあキャプテンの事もそれで知ってたの?」
「知ってるというよりは一方的に夢で見たなってだけやで。記憶は大分朧げなんやけどな(笑)どう、信じてくれたか?」
「理解はした...が、最後に一つだけ質問だ。...ドフラミンゴは知っているか」
「...あぁ、あのサングラスの人か。手配書でなら見た事あるわ、その人がどうしたん」
一瞬誰か思い当たらなかったが、そういえば居たなと思い出す。正直に思った事を伝えると何故か向けられていた殺気が和らいだのでやっと一息をついた。すると黒髪の帽子くんが慌てて立ち上がってきたので、何事かと思っていれば首筋に当てられたハンカチを見てそう言えば切れてたなと思い出した。
所変わってここは本屋さんの近くにあるレストラン。目の前にはもふもふ帽子の青年と、これまた帽子の青年が2人、そして白熊。...君、この子らの友達やったのなと思いながら、何故か一緒に食事をしている。
ナンパじみた事をしてしまった羞恥で足早に去ろうとした所何の能力かすぐに入り口に戻ってしまい中々離れる事が出来なかったので言われるがまま、大人しくついてきたのだ。
「えーと、それでうちは何でここに呼ばれたのか...」
「......」
「キャプテンっ、その顔怖がらせちゃうよっ」
「そーっすよキャプテン!こんな綺麗な子捕まえてその顔はねェッスよ」
とりあえず話を切り出しては見るものの、もふもふ帽子の青年はジッと見てくるばかりで、警戒を隠さないその眼差しは何だか昔のエースを思い出してしまった。
「ふふっ」
「...え、笑ったー?!」
「あぁ、ごめんごめん。もふもふの彼がちょっと知り合いに似てて」
そう言って笑えばもふもふ帽子の青年の目が少し見開いた。やっと話をしてくれるのかと言葉を待てば暫くして、さっき店で言ってた言葉はどういう意味だと問われてしまったので言葉に詰まる。
...よくよく考えて見てみれば、何となくこういったキャラが出てきた気はするもののうろ覚えだ。でもこの熊は確か居た気がするしな...どうしたものか、と考え混んでいればジャキンと刀が首にそえられる。
「.....ん?」
「正直に言え。お前は海賊か?どこの所属だ」
「おっ、おいおいキャプテン!どっからどう見てもただの女の子じゃないっすか!刀はやべェーっすよ!」
「うるせェ黙ってろ。...おい、さっさと答えねェか」
「せやなぁ、今の所海賊ではないから所属は無いよ」
「嘘をつけ!お前の気配の消し方は常人のそれじゃ無かったぞ。...誰に雇われた!」
「うちは、自分の意思で今ここにおる」
何やら盛大に誤解してそうなので、ゆったりと真実だけを口にすれば首筋にピリッと痛みが走る。無言の圧をかけてくるもふもふ帽子の青年...いやもうもふもふ帽子くんでいいか。彼はどうにも諦めてくれなさそうなので、正直に話すよと伝えればやっと刀は収めてくれた。
少し事実とは違うけれど今は納得させる事の方が最優先。
「正夢を見やすい体質で、その夢に君が出てきた事」
「夢で見た何て言葉信じられないだろうから言わなかった事」
ザックリとだがそう伝えれば、全員が驚いたように見つめてきた。まあ、気持ちはわかるがここの子達は皆素直なんやなぁ感心していると、白熊くんが問いかけてくる。
「えっ、じゃあキャプテンの事もそれで知ってたの?」
「知ってるというよりは一方的に夢で見たなってだけやで。記憶は大分朧げなんやけどな(笑)どう、信じてくれたか?」
「理解はした...が、最後に一つだけ質問だ。...ドフラミンゴは知っているか」
「...あぁ、あのサングラスの人か。手配書でなら見た事あるわ、その人がどうしたん」
一瞬誰か思い当たらなかったが、そういえば居たなと思い出す。正直に思った事を伝えると何故か向けられていた殺気が和らいだのでやっと一息をついた。すると黒髪の帽子くんが慌てて立ち上がってきたので、何事かと思っていれば首筋に当てられたハンカチを見てそう言えば切れてたなと思い出した。