エンドライフ②
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《8.別れ、未来へ託す約束》
「名無しさん、名無しさんっ、ほらもう朝だよ」
「......ん、」
「ったくもう〜、本当警戒心の欠片もないね(笑)」
「....んー、.....あぁ、やまと、?」
「そうだよ、ほら起きて名無しさん。今日は船出なんだろう?」
心地の良いお布団の感覚と体を揺すり起こしてくる振動で、ようやく自分のいる場所が分かってくる。そういえば、あれから2日間ヤマトと飲み明かしたり決闘をしたりして爆睡していたんだった。
最初に見せた牙はすっかりと鳴りを潜めた今じゃもうただただ綺麗なお姉さんなヤマト。旅立ちの今日は、人がまだ少ないであろう朝早くのワノ国をぶらっとしてから旅立つ任務があるのだ。
「...おはよーさん、ヤマト」
「やっと起きたのか。相変わらず朝に弱いんだね、ほら朝ごはん食べようよ」
「ん。顔あらってくるなー」
龍の口から流れ出る冷たい水は油断しきった体を叩き起こしていくようで気持ちがいい。ちょっと厳かな旅館みたいな内装に、気分は少し旅行感覚だった。
この場所とも今日でお別れか。
(想像以上に楽しすぎたな)
本間はちょっとヤマトの顔を見て話しを終えたら、残りの2日はワノ国で調味料とかを調達しようと思っていたのに嬉しい誤算。彼女ともしばらくは会えないのだと思うと少し寂しくなるが、ここに託せる意志は残していける事だけが何よりも嬉しい。
「改めて、ヤマト。短い間やったけど楽しい時間を本間にありがとうな、出会えて良かった」
「っ....あぁ、僕もだよ名無しさん。初めてこんなに笑った気がする、ありがとう!」
涙目のヤマトに引っ張られそうになるがグッと耐えて持ち堪える。また会おうという約束はこの2日で沢山交わしたので実現したいなと思う。
「あ!そうだった!ビブルカード、名無しさんが寝てる隙に作って置いたんだけど欠片を持っていていいかな?」
「こらこらいつの間に(笑)でも初めて見たわー本物...本間に普通の紙なんやな」
「僕達がまた会えるのはいつになるか分からないけどさ、名無しさんが元気で居てくれる事だけは知っておきたくて」
「へへ、ありがとうな。次会う頃には目的達成したでって報告に来るわ」
「うん!楽しみにしてるよ!」
めいっぱい手をブンブンするヤマトに手を振りかえして、本当大型犬みたいな懐っこさだなあとほっこりしながら島を出る。いよいよ、目指すは白ひげ海賊団。本懐に近づく為の大勝負だ。
「名無しさん、名無しさんっ、ほらもう朝だよ」
「......ん、」
「ったくもう〜、本当警戒心の欠片もないね(笑)」
「....んー、.....あぁ、やまと、?」
「そうだよ、ほら起きて名無しさん。今日は船出なんだろう?」
心地の良いお布団の感覚と体を揺すり起こしてくる振動で、ようやく自分のいる場所が分かってくる。そういえば、あれから2日間ヤマトと飲み明かしたり決闘をしたりして爆睡していたんだった。
最初に見せた牙はすっかりと鳴りを潜めた今じゃもうただただ綺麗なお姉さんなヤマト。旅立ちの今日は、人がまだ少ないであろう朝早くのワノ国をぶらっとしてから旅立つ任務があるのだ。
「...おはよーさん、ヤマト」
「やっと起きたのか。相変わらず朝に弱いんだね、ほら朝ごはん食べようよ」
「ん。顔あらってくるなー」
龍の口から流れ出る冷たい水は油断しきった体を叩き起こしていくようで気持ちがいい。ちょっと厳かな旅館みたいな内装に、気分は少し旅行感覚だった。
この場所とも今日でお別れか。
(想像以上に楽しすぎたな)
本間はちょっとヤマトの顔を見て話しを終えたら、残りの2日はワノ国で調味料とかを調達しようと思っていたのに嬉しい誤算。彼女ともしばらくは会えないのだと思うと少し寂しくなるが、ここに託せる意志は残していける事だけが何よりも嬉しい。
「改めて、ヤマト。短い間やったけど楽しい時間を本間にありがとうな、出会えて良かった」
「っ....あぁ、僕もだよ名無しさん。初めてこんなに笑った気がする、ありがとう!」
涙目のヤマトに引っ張られそうになるがグッと耐えて持ち堪える。また会おうという約束はこの2日で沢山交わしたので実現したいなと思う。
「あ!そうだった!ビブルカード、名無しさんが寝てる隙に作って置いたんだけど欠片を持っていていいかな?」
「こらこらいつの間に(笑)でも初めて見たわー本物...本間に普通の紙なんやな」
「僕達がまた会えるのはいつになるか分からないけどさ、名無しさんが元気で居てくれる事だけは知っておきたくて」
「へへ、ありがとうな。次会う頃には目的達成したでって報告に来るわ」
「うん!楽しみにしてるよ!」
めいっぱい手をブンブンするヤマトに手を振りかえして、本当大型犬みたいな懐っこさだなあとほっこりしながら島を出る。いよいよ、目指すは白ひげ海賊団。本懐に近づく為の大勝負だ。