エンドライフ②
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《3.いざ鬼ヶ島》
「わ、わぁあーー、すごい...!滝を、登ってる」
レイリーさんにワノ国への入り口は面白いから覚悟しておきなさいとは言われたが、まさかこんな入り方じゃないと入れられへんのだとは知らなかったな。
....付け焼き刃とはいえ、この4年航海術も学んでて本間に良かったなと思った瞬間やった。
やってあれ、渦潮にのるルートを間違えでもしたら一気にアウトなパターンよね?と思いながら、我が師匠ながらにスパルタな愛やなと思うよ、うん。
何とか上まで登り切ったものの、この変な浮遊感は胃の辺りがほわっとしてどうにも慣れない。いや、ここにくる海賊団は凄いなと改めて感じた。
少しすれば胃も落ち着いてゆったりと流れる波に身を任せつつも遠くを見渡せば、肉眼でも見えるぐらいにお城のようなものが視界に飛び込んできて胸がいっぱいになる。
(はぁぁ......懐かしいな。...めちゃくちゃ、綺麗...)
抜きん出たお城以外は岩が邪魔してよく見えないが、その周りに聳え立つ松の木や桜が目に入り、どうしようもなく心をくすぐられた。
(彼女に無事会えたら、時間があれば寄ってみてもいいなぁ)
見てみたい、この目で。
この感覚はこの世界に来てからより一層強くなったように思う。確かに昔から好奇心旺盛な方ではあったが、この世界はいつも常識を遥かに超えてくるので新しい土地は毎回楽しみで仕方がないのだ。
そんな事を思いながら島をぐるっと航海していると、遠くにそれらしき離島が目に入る。
(.....めちゃくちゃ面白い形やな。桃◯郎で見た事ある気がする)
そう思うのに何だかその出立ちすらも、何処か故郷の匂いを思わせて本来は怖い場所であるはずなのに嬉しくなった。
本当に今は安全なのかなと遠くの離島へと意識を伸ばしたが、大きな気配が一つあるだけでこれが彼女のものなのかは分からない。でもどうやらカイドウ達が居ないのは本当の事のようで少し安心する。
「....さて、行きますか」
準備は万端。今日のこの日を境に自分自身の本当の人生がスタートしていくのだと、心の何処かでそう思った。
「わ、わぁあーー、すごい...!滝を、登ってる」
レイリーさんにワノ国への入り口は面白いから覚悟しておきなさいとは言われたが、まさかこんな入り方じゃないと入れられへんのだとは知らなかったな。
....付け焼き刃とはいえ、この4年航海術も学んでて本間に良かったなと思った瞬間やった。
やってあれ、渦潮にのるルートを間違えでもしたら一気にアウトなパターンよね?と思いながら、我が師匠ながらにスパルタな愛やなと思うよ、うん。
何とか上まで登り切ったものの、この変な浮遊感は胃の辺りがほわっとしてどうにも慣れない。いや、ここにくる海賊団は凄いなと改めて感じた。
少しすれば胃も落ち着いてゆったりと流れる波に身を任せつつも遠くを見渡せば、肉眼でも見えるぐらいにお城のようなものが視界に飛び込んできて胸がいっぱいになる。
(はぁぁ......懐かしいな。...めちゃくちゃ、綺麗...)
抜きん出たお城以外は岩が邪魔してよく見えないが、その周りに聳え立つ松の木や桜が目に入り、どうしようもなく心をくすぐられた。
(彼女に無事会えたら、時間があれば寄ってみてもいいなぁ)
見てみたい、この目で。
この感覚はこの世界に来てからより一層強くなったように思う。確かに昔から好奇心旺盛な方ではあったが、この世界はいつも常識を遥かに超えてくるので新しい土地は毎回楽しみで仕方がないのだ。
そんな事を思いながら島をぐるっと航海していると、遠くにそれらしき離島が目に入る。
(.....めちゃくちゃ面白い形やな。桃◯郎で見た事ある気がする)
そう思うのに何だかその出立ちすらも、何処か故郷の匂いを思わせて本来は怖い場所であるはずなのに嬉しくなった。
本当に今は安全なのかなと遠くの離島へと意識を伸ばしたが、大きな気配が一つあるだけでこれが彼女のものなのかは分からない。でもどうやらカイドウ達が居ないのは本当の事のようで少し安心する。
「....さて、行きますか」
準備は万端。今日のこの日を境に自分自身の本当の人生がスタートしていくのだと、心の何処かでそう思った。