エンドライフ②
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《2.冒険の始まり》
(確か、エースが島を出るまで後3年やっけ。その間にやれるだけの準備はしとくぞ)
頼み込んだ末、レイリーさんに修行をつけて貰った身体は以前の自分とは比べものにならない程に強くなったように思う。本当に...感謝だ。
情報によれば、この先1週間程鬼ヶ島にはカイドウやその他の部下達全員が島を空けているとのこと。だとすれば先の未来でエースが会う予定の彼女と会ってみたかった。
たとえ会えなかったとしても、日本にも似たワノ国も遠目でも良いのでこの目で見ておたかったという気持ちも正直ある。
彼女が大事そうに持っていた本が何なのかは分からないが、嬉しそうに話す彼女と見たことが無いほど無邪気な笑顔のエースが頭に浮かぶ。
(あんな出会いもあったんやねえ)
きっと彼女は、エースを救ってくれる大切な存在の1人になる。
無意識だろうが、あんな笑顔は白ひげ海賊団の中でしか見た事がないのだ。だからこそ、そうか、良かったなあと不思議と心から思えた。
ー...この世界に来て早数年、エースに対するこの気持ちはただの好きだという感情とは少し違う気がしていて突き詰めてみた事がある。
するとそこに残ったのは余りにも単純で、ただただエースが幸せだと笑って生きていてくれるのであれば、もうそれで十分だと言うものへ変わっていた事に気がついたのだ。
「会いたいなぁ....エース。ルフィもサボも元気かな」
皆大きくなったのだろうなと思いは馳せれど、今はまだやるべき事が沢山ある。ワノ国の後は、白ひげ海賊団への接触を測ってどうにかサッチの殺害やティーチを追いかけてしまう展開を避けるべく信頼関係を築いておくのは最優先だと思っている。
「いやー、それにしてもこの服装テンションあがるわあ」
和服が好きやと言ううちに、シャッキーさんがプレゼントだと言って旅立ちに用意してくれたもの。忍のような憧れの装いはこの先の航海も楽しいものになるのだろうなと何度視界に入れても笑顔が溢れてしまう。
(この服装なら、相棒みたいなもふもふ動物がおっても格好良いよな)
こちらの世界に来てから数年。
有難い事に自分の周りには常に優しい人達に囲まれていた為、一人きりになるのは言ってしまえば初めての事だった。なのでチョッパーみたいな子に出会えれば一人で旅をしていても話し相手も居ていいなあと思ってしまうのだ。
...何よりも、もふもふは重要な癒し要素である。
そんな事を呑気に考えながら、船で日向ぼっこをしていれば何だか雲行きが怪しくなってきたのでそろそろ近いかなと気合いを入れ直す。
(楽しみやな〜とにかく)
あくまで夢のような朧げになりつつある映像で知っているだけの彼女。一体どんな人物なのか会えたらいいなと凄く楽しみでワクワクとしてきた。
(確か、エースが島を出るまで後3年やっけ。その間にやれるだけの準備はしとくぞ)
頼み込んだ末、レイリーさんに修行をつけて貰った身体は以前の自分とは比べものにならない程に強くなったように思う。本当に...感謝だ。
情報によれば、この先1週間程鬼ヶ島にはカイドウやその他の部下達全員が島を空けているとのこと。だとすれば先の未来でエースが会う予定の彼女と会ってみたかった。
たとえ会えなかったとしても、日本にも似たワノ国も遠目でも良いのでこの目で見ておたかったという気持ちも正直ある。
彼女が大事そうに持っていた本が何なのかは分からないが、嬉しそうに話す彼女と見たことが無いほど無邪気な笑顔のエースが頭に浮かぶ。
(あんな出会いもあったんやねえ)
きっと彼女は、エースを救ってくれる大切な存在の1人になる。
無意識だろうが、あんな笑顔は白ひげ海賊団の中でしか見た事がないのだ。だからこそ、そうか、良かったなあと不思議と心から思えた。
ー...この世界に来て早数年、エースに対するこの気持ちはただの好きだという感情とは少し違う気がしていて突き詰めてみた事がある。
するとそこに残ったのは余りにも単純で、ただただエースが幸せだと笑って生きていてくれるのであれば、もうそれで十分だと言うものへ変わっていた事に気がついたのだ。
「会いたいなぁ....エース。ルフィもサボも元気かな」
皆大きくなったのだろうなと思いは馳せれど、今はまだやるべき事が沢山ある。ワノ国の後は、白ひげ海賊団への接触を測ってどうにかサッチの殺害やティーチを追いかけてしまう展開を避けるべく信頼関係を築いておくのは最優先だと思っている。
「いやー、それにしてもこの服装テンションあがるわあ」
和服が好きやと言ううちに、シャッキーさんがプレゼントだと言って旅立ちに用意してくれたもの。忍のような憧れの装いはこの先の航海も楽しいものになるのだろうなと何度視界に入れても笑顔が溢れてしまう。
(この服装なら、相棒みたいなもふもふ動物がおっても格好良いよな)
こちらの世界に来てから数年。
有難い事に自分の周りには常に優しい人達に囲まれていた為、一人きりになるのは言ってしまえば初めての事だった。なのでチョッパーみたいな子に出会えれば一人で旅をしていても話し相手も居ていいなあと思ってしまうのだ。
...何よりも、もふもふは重要な癒し要素である。
そんな事を呑気に考えながら、船で日向ぼっこをしていれば何だか雲行きが怪しくなってきたのでそろそろ近いかなと気合いを入れ直す。
(楽しみやな〜とにかく)
あくまで夢のような朧げになりつつある映像で知っているだけの彼女。一体どんな人物なのか会えたらいいなと凄く楽しみでワクワクとしてきた。