エンドライフ
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《51.お茶目な君と波紋》
昨日を境にルフィのエースへの追撃はより一層強くなったように思える。はたからみれば、楽しそうな追いかけっこも気がつけば3ヶ月。雨にも負けず風にも負けず毎日毎日続けられるそれは、いっその事仲良しにさえ見える程。
「ま〜たルフィのやつは行っちまったのかあ?」
「みたいやな、本間根性あるよ。はよ仲良くなれればいいのにな」
掃除をしながら皆とルフィ談義で盛り上がるのは最早お馴染みで。
「にしてもよ、名無しさんの事も山賊だと思っちまってんだろあいつ。否定しなくてもいいのか?」
「エースと打ち解けられてないからな。うちに逃げ場を作るより、2人が仲良くなれる方が優先よ」
「ほお〜〜そういうもんかねえ〜」
「そういうもんなの」
「まあ俺らによりは懐いてるけどよ、エースへの執着はすげえーもんなあ」
「ふふ仲良くなる日が楽しみやね。っとそろそろ行かなや」
「あいよー気をつけてなー。お頭には俺達から伝えとくよー」
朗らかに見送ってくれる彼等に手を振って、今日こそメニュー完遂したいなとナグリさんの元へと向かえば
「わっ!」
「!!」
最早何度目だろう驚かしに、何回やっても慣れない心臓が飛び跳ねる。
「サボ〜!」
「あっはっは!今日もすげえー驚きようでやり甲斐あるよ本当。よ、久しぶりだな名無しさん」
「ったくも〜毎回飛び上がるこっちの身にもなってほしいわ(笑)でも、元気そうやん」
お化け事件があってからと言うものの、声も出せない程驚くうちが面白いのか、1人の時は決まってこんな風に声を掛けてくるのだ。
「今日はどうしたん?エースはサボんとこ行くーって出かけてったで」
「ん?いや名無しさんの顔見にきただけだぞ。最近会えてなかったしな」
へへへと笑う姿にわしゃわしゃと頭を撫でると嬉しそうに笑うものだから、あんな事をされても怒るに怒れない。
そんな事を知ってから知らずか、そう言えばコレ見てくれよとキラキラとした目で今日のお宝を見せてくれるものだから、より一層怒れない。
「凄いやん、1人で集めたん?」
「だろー?今日こそはエースに勝ってやるつもりだからな」
「頑張れ。ただし、無理はあかんで」
「おうっ!」
それから幾許もせずじゃあなーと手を振って走り去るサボ。本当に顔を見にきただけだったのだなと笑いながら、ほっこりと温まった胸に、お陰様で修行に気合いが入ると足早になった。
だけどその日、いつもの時間にエース達は帰ってこずあの時もっと深く予定を聞いておくべきだったと後悔だけが胸に残った。
昨日を境にルフィのエースへの追撃はより一層強くなったように思える。はたからみれば、楽しそうな追いかけっこも気がつけば3ヶ月。雨にも負けず風にも負けず毎日毎日続けられるそれは、いっその事仲良しにさえ見える程。
「ま〜たルフィのやつは行っちまったのかあ?」
「みたいやな、本間根性あるよ。はよ仲良くなれればいいのにな」
掃除をしながら皆とルフィ談義で盛り上がるのは最早お馴染みで。
「にしてもよ、名無しさんの事も山賊だと思っちまってんだろあいつ。否定しなくてもいいのか?」
「エースと打ち解けられてないからな。うちに逃げ場を作るより、2人が仲良くなれる方が優先よ」
「ほお〜〜そういうもんかねえ〜」
「そういうもんなの」
「まあ俺らによりは懐いてるけどよ、エースへの執着はすげえーもんなあ」
「ふふ仲良くなる日が楽しみやね。っとそろそろ行かなや」
「あいよー気をつけてなー。お頭には俺達から伝えとくよー」
朗らかに見送ってくれる彼等に手を振って、今日こそメニュー完遂したいなとナグリさんの元へと向かえば
「わっ!」
「!!」
最早何度目だろう驚かしに、何回やっても慣れない心臓が飛び跳ねる。
「サボ〜!」
「あっはっは!今日もすげえー驚きようでやり甲斐あるよ本当。よ、久しぶりだな名無しさん」
「ったくも〜毎回飛び上がるこっちの身にもなってほしいわ(笑)でも、元気そうやん」
お化け事件があってからと言うものの、声も出せない程驚くうちが面白いのか、1人の時は決まってこんな風に声を掛けてくるのだ。
「今日はどうしたん?エースはサボんとこ行くーって出かけてったで」
「ん?いや名無しさんの顔見にきただけだぞ。最近会えてなかったしな」
へへへと笑う姿にわしゃわしゃと頭を撫でると嬉しそうに笑うものだから、あんな事をされても怒るに怒れない。
そんな事を知ってから知らずか、そう言えばコレ見てくれよとキラキラとした目で今日のお宝を見せてくれるものだから、より一層怒れない。
「凄いやん、1人で集めたん?」
「だろー?今日こそはエースに勝ってやるつもりだからな」
「頑張れ。ただし、無理はあかんで」
「おうっ!」
それから幾許もせずじゃあなーと手を振って走り去るサボ。本当に顔を見にきただけだったのだなと笑いながら、ほっこりと温まった胸に、お陰様で修行に気合いが入ると足早になった。
だけどその日、いつもの時間にエース達は帰ってこずあの時もっと深く予定を聞いておくべきだったと後悔だけが胸に残った。