エンドライフ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
38.ずっと、変わらないもの
他に聞きたい事はあるか?と聞いてみると、何で名無しさんはそうやっておれに生まれてきて良かったとか、生きてて良かったなんて言うんだよと俯きながら言われたから思ったままを伝える。
「あの時エースに助けて貰えたから今ここにおるし、生きてる」
「エースがおらんかったらそれこそどうなってたか」
「もっと深い理由は...今は言えんけど、全部偽りのない気持ちや」
思い返すように、諭すように少しでも何かが伝わればいいなと気持ちを込めて静かに話した。
「っ....ぅ..........」
小さく小さく縮こまって声すらあげずに初めて目の前で涙を流した姿に胸が苦しくいっぱいになる。大丈夫やでと思いながらゆっくりその体を抱きあげた。
ーとん とん
悲しいのが流れ落ちるように、温かいものが少しでも体にとどまるようにと抱えた背中をゆったりと宥める。
今はまだ、エースを本間は知ってるやとかこれから先に来る未来の為に生きてるやなんて成功もしてないうちから格好悪くて伝えられへんし成功しても、言うつもりは無い。
でももし「エースが死なへん」そんな日が来るのであれば、今日みたいな穏やかな日になるといいなあと小さな命の温もりを感じて思った。
(彼にとって、救いになる存在と早く出会えたらいいのにな)
脳裏に浮かんだ、無邪気な笑顔と心から頼れる彼の家族達。
ずっと、愛されてるんやでと彼らに代わって伝えたかったけどそんな野暮な事出来んよなあと小さく笑っていつかくる未来のために、今を精一杯生きてほしいなと願う。
ここに来た意味がそこにあるのならうちは、どんな厳しいものにやって耐えられるんやからさ。
ーとん とん
体を揺らす動作が眠気を誘ったのかいつの間にか寝落ちていたエースの顔を見て明日はもっと良い日になるといいなと、なんとなく思う。
.....ハ◯太郎みたいやなと思ったけども、それはまあ良しとしてほしい。
他に聞きたい事はあるか?と聞いてみると、何で名無しさんはそうやっておれに生まれてきて良かったとか、生きてて良かったなんて言うんだよと俯きながら言われたから思ったままを伝える。
「あの時エースに助けて貰えたから今ここにおるし、生きてる」
「エースがおらんかったらそれこそどうなってたか」
「もっと深い理由は...今は言えんけど、全部偽りのない気持ちや」
思い返すように、諭すように少しでも何かが伝わればいいなと気持ちを込めて静かに話した。
「っ....ぅ..........」
小さく小さく縮こまって声すらあげずに初めて目の前で涙を流した姿に胸が苦しくいっぱいになる。大丈夫やでと思いながらゆっくりその体を抱きあげた。
ーとん とん
悲しいのが流れ落ちるように、温かいものが少しでも体にとどまるようにと抱えた背中をゆったりと宥める。
今はまだ、エースを本間は知ってるやとかこれから先に来る未来の為に生きてるやなんて成功もしてないうちから格好悪くて伝えられへんし成功しても、言うつもりは無い。
でももし「エースが死なへん」そんな日が来るのであれば、今日みたいな穏やかな日になるといいなあと小さな命の温もりを感じて思った。
(彼にとって、救いになる存在と早く出会えたらいいのにな)
脳裏に浮かんだ、無邪気な笑顔と心から頼れる彼の家族達。
ずっと、愛されてるんやでと彼らに代わって伝えたかったけどそんな野暮な事出来んよなあと小さく笑っていつかくる未来のために、今を精一杯生きてほしいなと願う。
ここに来た意味がそこにあるのならうちは、どんな厳しいものにやって耐えられるんやからさ。
ーとん とん
体を揺らす動作が眠気を誘ったのかいつの間にか寝落ちていたエースの顔を見て明日はもっと良い日になるといいなと、なんとなく思う。
.....ハ◯太郎みたいやなと思ったけども、それはまあ良しとしてほしい。