エンドライフ
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《32.正解のない答え》
朝早く来たのもあってか、朝ご飯と運動を済ませた後もゆったり時間があった為景色の良い丘の上に3人並んで座っていた。
「そういやあさ、名無しさんは何でエースと一緒に住む事になったんだ?」
「あれ、言ってなかったけ」
「何となく訳ありなんだろうなとは思ったから、聞くに、聞けなかったんだよな」
...子供特有の直感だろうか。
エースも同じ気持ちだったのか2人してじっと見つめられ本当の事を話すかどうか一瞬迷う。
仮説が確定されたとはいえ、いきなり違う世界から来たとか言っても反対の立場やったら、困....いや興奮はするかもだが、いつまでここに居られるのかも分からなかったから余計に迷った。
「うーん、そうやなあ〜。話しても良いんやけど、多分普通じゃ考えられへん事やろうから、驚くかもやで」
「いい、言え」
「おいエース、お前なあ」
「...じゃあ、おれたちの質問に答えられる範囲で名無しさんが答えるってのはどうだ?」
「...それならいいで、どんとこい(笑)」
その後はもう2人からの質問攻めだった。
「まずはおれからな。名無しさんは何処からきたんだ?」
「ニホンていう遠い場所、かなあ」
「サボ知ってるか?」
「いいや、聞いた事もねえよ。....んじゃー次おれな、名無しさんは近くに家族が居たりしねえのか?」
「家族自体はおるよ。皆仲良くて姉も妹もおる。ただ、それも遠い所かなあ」
「帰らなくても、いいのかよ」
「んー...難しい質問やね。帰りたくないと言ったら嘘になるしかと言って、今すぐ帰りたい訳でも帰り方が分かる訳でもないしな」
「迷子、なのか?」
「ハハッ似たようなもん」
「ふーん。じゃあ、名無しさんは将来何をするとか決めてんのか?」
「...決めてるよ。内容はまぁ秘密やけど、めちゃくちゃ強くならなやからね。誰よりも強くなって、目標を達成出来るようにまずは修行って感じかな」
「そっか。じゃあまずはおれとエースにも勝てるようにはならないとな」
「本間それね(笑)」
ひとしきり笑った後はどんな食べ物が好きかーとか、海に出るならどんな船に乗りたいかーとかそれぞれで沢山話し合った。
キラキラと目を輝かせていうそれらに将来も無事に会えるといいなーなんてひっそりと思う。
朝早く来たのもあってか、朝ご飯と運動を済ませた後もゆったり時間があった為景色の良い丘の上に3人並んで座っていた。
「そういやあさ、名無しさんは何でエースと一緒に住む事になったんだ?」
「あれ、言ってなかったけ」
「何となく訳ありなんだろうなとは思ったから、聞くに、聞けなかったんだよな」
...子供特有の直感だろうか。
エースも同じ気持ちだったのか2人してじっと見つめられ本当の事を話すかどうか一瞬迷う。
仮説が確定されたとはいえ、いきなり違う世界から来たとか言っても反対の立場やったら、困....いや興奮はするかもだが、いつまでここに居られるのかも分からなかったから余計に迷った。
「うーん、そうやなあ〜。話しても良いんやけど、多分普通じゃ考えられへん事やろうから、驚くかもやで」
「いい、言え」
「おいエース、お前なあ」
「...じゃあ、おれたちの質問に答えられる範囲で名無しさんが答えるってのはどうだ?」
「...それならいいで、どんとこい(笑)」
その後はもう2人からの質問攻めだった。
「まずはおれからな。名無しさんは何処からきたんだ?」
「ニホンていう遠い場所、かなあ」
「サボ知ってるか?」
「いいや、聞いた事もねえよ。....んじゃー次おれな、名無しさんは近くに家族が居たりしねえのか?」
「家族自体はおるよ。皆仲良くて姉も妹もおる。ただ、それも遠い所かなあ」
「帰らなくても、いいのかよ」
「んー...難しい質問やね。帰りたくないと言ったら嘘になるしかと言って、今すぐ帰りたい訳でも帰り方が分かる訳でもないしな」
「迷子、なのか?」
「ハハッ似たようなもん」
「ふーん。じゃあ、名無しさんは将来何をするとか決めてんのか?」
「...決めてるよ。内容はまぁ秘密やけど、めちゃくちゃ強くならなやからね。誰よりも強くなって、目標を達成出来るようにまずは修行って感じかな」
「そっか。じゃあまずはおれとエースにも勝てるようにはならないとな」
「本間それね(笑)」
ひとしきり笑った後はどんな食べ物が好きかーとか、海に出るならどんな船に乗りたいかーとかそれぞれで沢山話し合った。
キラキラと目を輝かせていうそれらに将来も無事に会えるといいなーなんてひっそりと思う。