エンドライフ
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《26.変わらぬ面影》
あれから段々と夜も更けてきて、下から聞こえていた笑い声は気がつけば静かになっていた。
「エースはさ、何で海に出たいん?」
「なんだよ突然」
「最初会うた時サボに2人で海に出るーとは聞いたのやけど、そういえばエース自身からは聞いた事なかったなって」
「ああ、そんな事か」
「嫌じゃなかったら教えてよ」
「.......」
こっちを向いていた顔が真っ直ぐに前を向いたから、聞かれたくなかったことかな、と流れる星を目に映しながら思うと
「見返すためだ」
はっきりと、そう告げられた言葉を拾って、黙ったままエースの方を向く。
「おれは、おれの生まれた存在意義を示すために海に出て...おれが生きた証を残すんだ」
静かに、それでいて強い意志を感じられた思いにまたもや胸がいっぱいになって、一呼吸置いてから言葉にする。
「かっこいいな、それ」
「......なんだよ、急に」
「や、エースは変わらずカッコイイんやなと再認識したというか」
「な、んだよお前気持ち悪いな」
「ハハッ、照れんなってー」
「照れてねえーよ!」
「はいはい」
「おっまえなあ」
仲良くなったやり取りを心地良く思いながらも余りにも不器用に奮い立とうとする姿に、エースはこんな小さい頃から強くあろうとしてたのか、とカッコいい人間やなあと、改めてその人間性に惚れ直した。
「じゃあさ、その存在意義っていうの少なくともうちらは証明してるな!」
「...は?」
「少なくともサボとうちは、エースと会えて良かったし嬉しかったからさー。それも多少は証になってるのかなと」
「....名無しさんお前、、、よくそんな事素で言えるな」
「本間の事やし、言える時に言っておきたいやん?」
「恥ずかしい奴」
「はー、エースは本間素直じゃないんやから」
またもや照れ隠しで声を大きくしたエースに可愛いなあと笑い声をあげる。
「きっとダダンたちやって素直じゃないだけで、同じ事思っとうよ」
「・・・・それはねえ」
「そうかー?仕事しとう時、いっつもエースの話ばっかりやで。心配性よな〜ここの人らも(笑)」
むっ、と口をへの字に変えたそれをみて何かあったのかなと吐き出される言葉を待つ。
あれから段々と夜も更けてきて、下から聞こえていた笑い声は気がつけば静かになっていた。
「エースはさ、何で海に出たいん?」
「なんだよ突然」
「最初会うた時サボに2人で海に出るーとは聞いたのやけど、そういえばエース自身からは聞いた事なかったなって」
「ああ、そんな事か」
「嫌じゃなかったら教えてよ」
「.......」
こっちを向いていた顔が真っ直ぐに前を向いたから、聞かれたくなかったことかな、と流れる星を目に映しながら思うと
「見返すためだ」
はっきりと、そう告げられた言葉を拾って、黙ったままエースの方を向く。
「おれは、おれの生まれた存在意義を示すために海に出て...おれが生きた証を残すんだ」
静かに、それでいて強い意志を感じられた思いにまたもや胸がいっぱいになって、一呼吸置いてから言葉にする。
「かっこいいな、それ」
「......なんだよ、急に」
「や、エースは変わらずカッコイイんやなと再認識したというか」
「な、んだよお前気持ち悪いな」
「ハハッ、照れんなってー」
「照れてねえーよ!」
「はいはい」
「おっまえなあ」
仲良くなったやり取りを心地良く思いながらも余りにも不器用に奮い立とうとする姿に、エースはこんな小さい頃から強くあろうとしてたのか、とカッコいい人間やなあと、改めてその人間性に惚れ直した。
「じゃあさ、その存在意義っていうの少なくともうちらは証明してるな!」
「...は?」
「少なくともサボとうちは、エースと会えて良かったし嬉しかったからさー。それも多少は証になってるのかなと」
「....名無しさんお前、、、よくそんな事素で言えるな」
「本間の事やし、言える時に言っておきたいやん?」
「恥ずかしい奴」
「はー、エースは本間素直じゃないんやから」
またもや照れ隠しで声を大きくしたエースに可愛いなあと笑い声をあげる。
「きっとダダンたちやって素直じゃないだけで、同じ事思っとうよ」
「・・・・それはねえ」
「そうかー?仕事しとう時、いっつもエースの話ばっかりやで。心配性よな〜ここの人らも(笑)」
むっ、と口をへの字に変えたそれをみて何かあったのかなと吐き出される言葉を待つ。