エンドライフ④
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《9. 君が、あなたが、与えてくれたもの ① 》
「それでっ??小さき頃のルフィは何と言うたんじゃ?」
「おれは7歳だからまだ泣いちまうけど10歳になったらすっげー強くなるから、泣かねえんだ!ってさ」
「はぁああああっ愛らしいっ.....!!まさか、気の進まぬこの地で愛しき人の話を聞けるとは、何たる幸せじゃ」
「ふっ...はははっ!本間可愛いなあハンコックは」
あの後ソファーに促されてから無事ルフィが潜入出来た事や関係性、自分がここにいる訳を話せば驚いた顔をした後に俯いたのでどうしたのかと顔を覗き込めばそれはそれはもうびっくりするほどの蕩けた顔でこちらを見ていて。
無事この部屋で身体を休めることへの承諾は得られたので眠る前の30分だけでもいいからとルフィの話が聞きたいとお願いされ今に至る。
「よもやルフィにそなたのような家族がいたとは思いもよらなかったぞ」
「へへへ何か照れるなその響き」
「そなたも目的はルフィと同じ兄上の救出と言っておったな」
「うん、そう。その為に今日まで来た」
「...そうか。では時間をとらせてすまなかった、指定された時間にわらわが声をかける故今はゆっくりと休むがいい」
「ありがとうな、ハンコック」
部屋の奥に用意されたお布団へと促され少し電伝虫を使いたい旨を説明すれば声の大きさにだけ気をつけるようにだけ言われ静かに襖を閉めてくれたハンコックに再度笑顔でお礼を告げた。
「プルプルプルプル、ガチャ」
「はいよ」
「マルコか。...少しだけ、久しぶりやな」
レイリーさんと一緒に会話をしたのを最後にその後連絡は経ち手紙だけを送っていたので、2ヶ月ちょっとぶりに聞く声に少しだけ緊張はするもののいつものように話かけた。
すると数秒置いてから昔からずっと変わらない優しい声で話しかけてくる。
「名無しさん、お前は本当馬鹿だよい」
「...マルコ」
「何だよいあの手紙はっ....本当、馬鹿野郎だお前は」
「ごめんな」
恐らく親父宛とは別にマルコ宛へと送っていた手紙が無事届いたのだろう事を察し静かに言葉を紡ぐマルコの悲しみやもどかしさが伝わってくる。
本当どこまでも甘えてごめんなさいと思いながら大きな声を出さないようにと先手をうってから今自分の居る所を伝えた。
「ハンコックってお前...あの王下七武海のか?!」
「うん、ついさっき知り合って匿って貰ってる」
「ってェ事は何だお前もうマリンフォードに居んのかよい」
「言うたやろ、何があっても絶対に駆けつけるってさ」
「お前はまた1人で...ちったァ警戒心を持てとあれほど教えただろ?」
「へへへっこれでも白ひげ海賊団とは家族なもので(笑)」
「ハハハっ度胸だけは本当海賊のそれだよいお前は」
変わらねェなとぽそりと呟かれそれの意味するものは分からなかったが、懐かしそうに響いた声に唇はそっと弧を描いた。
「....なぁ、マルコ」
「なんだよい」
「ありがとうな。マルコの鬼指導のお陰で黒ひげとの戦いエースが勝ってたで」
「!」
ずっと言える機会が無かった事とそのお陰で未来にもたらされる良い変化への一歩を踏み出せている事を伝えれば、一瞬声を詰まらせてからそうでなくちゃ困ると笑ったマルコ。
「それでっ??小さき頃のルフィは何と言うたんじゃ?」
「おれは7歳だからまだ泣いちまうけど10歳になったらすっげー強くなるから、泣かねえんだ!ってさ」
「はぁああああっ愛らしいっ.....!!まさか、気の進まぬこの地で愛しき人の話を聞けるとは、何たる幸せじゃ」
「ふっ...はははっ!本間可愛いなあハンコックは」
あの後ソファーに促されてから無事ルフィが潜入出来た事や関係性、自分がここにいる訳を話せば驚いた顔をした後に俯いたのでどうしたのかと顔を覗き込めばそれはそれはもうびっくりするほどの蕩けた顔でこちらを見ていて。
無事この部屋で身体を休めることへの承諾は得られたので眠る前の30分だけでもいいからとルフィの話が聞きたいとお願いされ今に至る。
「よもやルフィにそなたのような家族がいたとは思いもよらなかったぞ」
「へへへ何か照れるなその響き」
「そなたも目的はルフィと同じ兄上の救出と言っておったな」
「うん、そう。その為に今日まで来た」
「...そうか。では時間をとらせてすまなかった、指定された時間にわらわが声をかける故今はゆっくりと休むがいい」
「ありがとうな、ハンコック」
部屋の奥に用意されたお布団へと促され少し電伝虫を使いたい旨を説明すれば声の大きさにだけ気をつけるようにだけ言われ静かに襖を閉めてくれたハンコックに再度笑顔でお礼を告げた。
「プルプルプルプル、ガチャ」
「はいよ」
「マルコか。...少しだけ、久しぶりやな」
レイリーさんと一緒に会話をしたのを最後にその後連絡は経ち手紙だけを送っていたので、2ヶ月ちょっとぶりに聞く声に少しだけ緊張はするもののいつものように話かけた。
すると数秒置いてから昔からずっと変わらない優しい声で話しかけてくる。
「名無しさん、お前は本当馬鹿だよい」
「...マルコ」
「何だよいあの手紙はっ....本当、馬鹿野郎だお前は」
「ごめんな」
恐らく親父宛とは別にマルコ宛へと送っていた手紙が無事届いたのだろう事を察し静かに言葉を紡ぐマルコの悲しみやもどかしさが伝わってくる。
本当どこまでも甘えてごめんなさいと思いながら大きな声を出さないようにと先手をうってから今自分の居る所を伝えた。
「ハンコックってお前...あの王下七武海のか?!」
「うん、ついさっき知り合って匿って貰ってる」
「ってェ事は何だお前もうマリンフォードに居んのかよい」
「言うたやろ、何があっても絶対に駆けつけるってさ」
「お前はまた1人で...ちったァ警戒心を持てとあれほど教えただろ?」
「へへへっこれでも白ひげ海賊団とは家族なもので(笑)」
「ハハハっ度胸だけは本当海賊のそれだよいお前は」
変わらねェなとぽそりと呟かれそれの意味するものは分からなかったが、懐かしそうに響いた声に唇はそっと弧を描いた。
「....なぁ、マルコ」
「なんだよい」
「ありがとうな。マルコの鬼指導のお陰で黒ひげとの戦いエースが勝ってたで」
「!」
ずっと言える機会が無かった事とそのお陰で未来にもたらされる良い変化への一歩を踏み出せている事を伝えれば、一瞬声を詰まらせてからそうでなくちゃ困ると笑ったマルコ。