エンドライフ
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《20.楽しい時間》
「それよりよ、何で名無しさんはそんな喋り方なんだ?」
「喋り方?あぁ、関西弁か」
「かんさいべん?」
おにぎりを通して少し懐いてくれたのか、おれが案内してやるよと嬉しそうに言ってくれたのでその好意に従って後をついて回っている。
「何て言ったらいいかなー。うちの生まれた土地特有の言葉って言うんかな、皆こんな感じなんよ」
「へぇえー、世界は広いんだなあ」
「なー。うちももっともっと広い世界が見てみたいわ」
「名無しさんもなのか?!すげぇーな!おれたちもだ」
「おれたち?」
「おう!エースと2人、いつか海賊になって自由にこの世界を旅するんだ!」
キラキラとした目で真っ直ぐに発せられた言葉に何だかこちらまで嬉しくなって笑顔で返した。
「へへへ、お前さずっと笑ってんのな」
「へ?」
「エースからは、とにかく変な奴で泣いたり笑ったりすげー忙しい変な奴だって聞いてたんだけど、今日会ってからずっーとニコニコしてるだろ?」
「くっ、エースめ。めっちゃ変な奴認識されてるやん(笑)いいけどさー。でもそっか、全然意識してなかったや」
「おれは嫌いじゃないぜ、気に入った!」
「ありがとう!うちもサボと今日知り合えて良かったわ」
お互い笑いながら他愛も無い時間を過ごしたからか気がつけばもうお昼時の時間。
「結構日が高くなってきたけど、サボは時間大丈夫なん?そろそろうちも探し物しようかなーと思ってるし案内はまた時間ある時でも大丈夫やで」
「そうだな。そろそろエースと待ち合わせしてるから良かったら名無しさんも一緒に来るか?その探し物ってやつに時間かかるんだったらいいけどさ」
魅力的なお誘いに物凄く、ものすごーく心は惹かれるけれど、強くなれる場所を探してるんだ!と突然言うのも気がひけてまた今度遊んで貰おうと心に決める。
「行きたいんやけど、今日はそれ見つける為でもあったからさ。また今度一緒にご飯食べようよ」
「おう、分かった。そうするか」
「今日は本間ありがとうな、助かったわ」
「気にすんなって。おれもおにぎりありがとな!」
じゃあなーと笑いながら手を振って去っていく姿に、エースももしかしたらサボの前だと楽しそうにするのだろうかと想像して嬉しくなった。
笑顔になれる場所があるのなら、それは何よりも嬉しい事で。ここには居ない姿を想像して、1人笑った。まだまだ、夢の中のようなのである。
「それよりよ、何で名無しさんはそんな喋り方なんだ?」
「喋り方?あぁ、関西弁か」
「かんさいべん?」
おにぎりを通して少し懐いてくれたのか、おれが案内してやるよと嬉しそうに言ってくれたのでその好意に従って後をついて回っている。
「何て言ったらいいかなー。うちの生まれた土地特有の言葉って言うんかな、皆こんな感じなんよ」
「へぇえー、世界は広いんだなあ」
「なー。うちももっともっと広い世界が見てみたいわ」
「名無しさんもなのか?!すげぇーな!おれたちもだ」
「おれたち?」
「おう!エースと2人、いつか海賊になって自由にこの世界を旅するんだ!」
キラキラとした目で真っ直ぐに発せられた言葉に何だかこちらまで嬉しくなって笑顔で返した。
「へへへ、お前さずっと笑ってんのな」
「へ?」
「エースからは、とにかく変な奴で泣いたり笑ったりすげー忙しい変な奴だって聞いてたんだけど、今日会ってからずっーとニコニコしてるだろ?」
「くっ、エースめ。めっちゃ変な奴認識されてるやん(笑)いいけどさー。でもそっか、全然意識してなかったや」
「おれは嫌いじゃないぜ、気に入った!」
「ありがとう!うちもサボと今日知り合えて良かったわ」
お互い笑いながら他愛も無い時間を過ごしたからか気がつけばもうお昼時の時間。
「結構日が高くなってきたけど、サボは時間大丈夫なん?そろそろうちも探し物しようかなーと思ってるし案内はまた時間ある時でも大丈夫やで」
「そうだな。そろそろエースと待ち合わせしてるから良かったら名無しさんも一緒に来るか?その探し物ってやつに時間かかるんだったらいいけどさ」
魅力的なお誘いに物凄く、ものすごーく心は惹かれるけれど、強くなれる場所を探してるんだ!と突然言うのも気がひけてまた今度遊んで貰おうと心に決める。
「行きたいんやけど、今日はそれ見つける為でもあったからさ。また今度一緒にご飯食べようよ」
「おう、分かった。そうするか」
「今日は本間ありがとうな、助かったわ」
「気にすんなって。おれもおにぎりありがとな!」
じゃあなーと笑いながら手を振って去っていく姿に、エースももしかしたらサボの前だと楽しそうにするのだろうかと想像して嬉しくなった。
笑顔になれる場所があるのなら、それは何よりも嬉しい事で。ここには居ない姿を想像して、1人笑った。まだまだ、夢の中のようなのである。