エンドライフ④
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《3. 秘密?な関係 》
「いや〜それにしても、綺麗に治るもんだなあ!」
「本当本当、キャプテンの能力もすげぇーけどペンギンのほっぺたは麦わらみてぇーになんじゃねぇかっ?って思ってたからさ、キャラ被りしなくて安心したよ」
「!ルフィの事知っとうんか」
あれから結局みんなで飲む事になった宴に、一気に騒がしさは増したものの久しぶりの再会なので嬉しいなとお酒を飲んでいると聞き覚えのありすぎる名前が聞こえてきたので、思わず反応してしまう。
....そう言えば、シャボンディ諸島でも面識があったんやっけか...?
原作での事、映像での事、現実世界での事で情報が混雑する為忘れがちだったが、そういえばあの時には既に知っていた風な口ぶりだった。
「ええっ?!っていうか名無しさんちゃんも麦わら知ってんのかよ!」
「知ってるも何も、数ヶ月間だけやけど幼少期一緒に過ごしてたからな」
「「えぇええっーーー?!まじかよ!!」」
「うわっびっくりした〜!え、何そんな驚く事か?」
「お前.....通りで度胸が座ってるはずだ。数ヶ月とはいえあの麦わら屋と過ごせる奴なんざ普通じゃあねェ」
「ルフィのイメージどんなんよ(笑)」
余りの驚きようにこちらが驚いているともっと詳しくと詰め寄られてしまったので、まあ特に隠す事も無いしなと昔のルフィ達へと思いを馳せる。
「...何て言うか、小さい頃から何一つ変わってへんよルフィはさ。海賊王になるんやーってはちきれそうな笑顔で言うとった」
「へぇえ〜やっぱ大物になる奴は思考が違ぇんだなあ!」
「真っ直ぐで、怖い物知らずで優しくて。仲間思いなのもその頃から変わってへん。...まあ、泣き虫やったのは今と違うか(笑)」
「麦わらがっ?!うわ〜想像つかねぇ〜、いや会った事もねえんだけどさ、手配書見る度ずーっと笑顔だったからよ」
「はははっ可愛いよなぁ!(笑)...必死にエースの後を追いかけて、無茶しまくって怪我ばっかりやったよ本間さ」
思い出すだけで愛しくて昨日の事のように思い出せる大切な日々。エースに、サボに、ルフィに...会いたいなあと思っているとさっきまでざわついていた周りがシンとしている事に気がついて顔を上げる。
すると驚き固まった様子のハートの海賊団がいて、一体どうしたのだろうと首を傾げれば、数秒置いてから一気に囃し立ててきた。
「名無しさんちゃんっ.....エースってあの...火拳のエースの事かよ?!」
「ぇえええちょっと待ってくれよ、へ?何で麦わらが餓鬼の頃にエースと...?!」
「あっ.........(やっべ。そういやこれ皆はまだ知らへんかったんやっけか...?あちゃー)」
やってしまったという顔をしながら騒ぐペンギンさんとシャチさん達を見て思わず口を抑えれば目敏く気がついたローくんが畳み掛けてくる。
「おいお前、何を隠していやがる」
「かっ...いやいやいや隠すとかそんな」
「嘘をつけ」
「と、とにかくや!ルフィは変わらず可愛いかったで、以上!」
「あっおい!言い逃げだぞーー!」
シャチさんに教えてくれよーと後ろから声をかけられるが、両耳を塞いで聞こえないふりをしながら鼻歌を歌う。そのままいい感じにフェードアウトしようかな何て考えていれば、以前朧げながらに見た事がある青い円が自分の身を包んでいて...
「″シャンブルズ″」
「おわっ?!....っとと」
突然場所が元の位置に戻されたので、これがローくんの能力かと思いながらも、地面に落ちそうになった身体を手のひらで着地して体勢を整える。
「へぇ、案外動けるじゃねえか」
「やっぱしローくんの能力か」
「言い逃げは良くねェって学校で習わなかったのか」
「お生憎ね」
「ハハっ、まあいい。まだお前には聞きたい事があるからな」
どこか楽しそうに笑みを浮かべながら、引く様子もなく話しかけてくる姿を見て逃げるのは難しそうかと息を吐きながらお酒を追加した。
するとそれでいいと視線を送ってきたので、渋々やからなとだけ告げれば面白い奴だなと笑ってきたので意味は分からない。
「それで、麦わら屋とお前はどういう関係だ?」
「ルフィと?んー.......何やろうな、弟みたいな感覚やけど家族?みたいなもんかなぁ...」
「へえ。じゃあ火拳屋とはどんな関係なんだ?」
「エース...んーエースか。そうやなぁ、弟って感じでは無いしやっぱ家族ってのがしっかりくるかなぁ...」
「家族、ねぇ」
「?何よ、どっか変やったか?」
「いいや、気にするな」
それだけ言ってどこか満足そうに笑いながらお酒を煽ったローくんの考えは分からないが、そろそろ日も傾いて来たので小屋の掃除もしたいし今日はこの島に泊まって行くかなと伸びをする。
それと同時にイッカクさんが隣いいかい?と笑いかけてきてくれたので承諾をすれば、大人数で騒ぐ皆の姿が視界に入った。
ずっと2人で修行に明け暮れていたからだろうか、目の前の様子がどこか白ひげの面々を思い出させて、懐かしくなる。すると肘でツンツンとしてきたイッカクさんが正面を向きながら、静かに言葉を吐き出した。
「今すぐは無理でも、また近いうちにああやってあんたも呑めるといいわね」
「イッカクさん....」
それが何を指しているのかすぐに分かって話しをするのが今日初めてであるのにも関わらずその優しさに胸が温かくなった。
「そうやねえ。また....いつか、そんな日があるといいな」
笑顔で騒ぐマルコやサッチ達が頭に浮かんで笑みが溢れる。親父の周りを取り囲む隊長達の側には勿論エースも笑っていて、本当にそんな未来が早くこればいいのにと心から思った。
「いや〜それにしても、綺麗に治るもんだなあ!」
「本当本当、キャプテンの能力もすげぇーけどペンギンのほっぺたは麦わらみてぇーになんじゃねぇかっ?って思ってたからさ、キャラ被りしなくて安心したよ」
「!ルフィの事知っとうんか」
あれから結局みんなで飲む事になった宴に、一気に騒がしさは増したものの久しぶりの再会なので嬉しいなとお酒を飲んでいると聞き覚えのありすぎる名前が聞こえてきたので、思わず反応してしまう。
....そう言えば、シャボンディ諸島でも面識があったんやっけか...?
原作での事、映像での事、現実世界での事で情報が混雑する為忘れがちだったが、そういえばあの時には既に知っていた風な口ぶりだった。
「ええっ?!っていうか名無しさんちゃんも麦わら知ってんのかよ!」
「知ってるも何も、数ヶ月間だけやけど幼少期一緒に過ごしてたからな」
「「えぇええっーーー?!まじかよ!!」」
「うわっびっくりした〜!え、何そんな驚く事か?」
「お前.....通りで度胸が座ってるはずだ。数ヶ月とはいえあの麦わら屋と過ごせる奴なんざ普通じゃあねェ」
「ルフィのイメージどんなんよ(笑)」
余りの驚きようにこちらが驚いているともっと詳しくと詰め寄られてしまったので、まあ特に隠す事も無いしなと昔のルフィ達へと思いを馳せる。
「...何て言うか、小さい頃から何一つ変わってへんよルフィはさ。海賊王になるんやーってはちきれそうな笑顔で言うとった」
「へぇえ〜やっぱ大物になる奴は思考が違ぇんだなあ!」
「真っ直ぐで、怖い物知らずで優しくて。仲間思いなのもその頃から変わってへん。...まあ、泣き虫やったのは今と違うか(笑)」
「麦わらがっ?!うわ〜想像つかねぇ〜、いや会った事もねえんだけどさ、手配書見る度ずーっと笑顔だったからよ」
「はははっ可愛いよなぁ!(笑)...必死にエースの後を追いかけて、無茶しまくって怪我ばっかりやったよ本間さ」
思い出すだけで愛しくて昨日の事のように思い出せる大切な日々。エースに、サボに、ルフィに...会いたいなあと思っているとさっきまでざわついていた周りがシンとしている事に気がついて顔を上げる。
すると驚き固まった様子のハートの海賊団がいて、一体どうしたのだろうと首を傾げれば、数秒置いてから一気に囃し立ててきた。
「名無しさんちゃんっ.....エースってあの...火拳のエースの事かよ?!」
「ぇえええちょっと待ってくれよ、へ?何で麦わらが餓鬼の頃にエースと...?!」
「あっ.........(やっべ。そういやこれ皆はまだ知らへんかったんやっけか...?あちゃー)」
やってしまったという顔をしながら騒ぐペンギンさんとシャチさん達を見て思わず口を抑えれば目敏く気がついたローくんが畳み掛けてくる。
「おいお前、何を隠していやがる」
「かっ...いやいやいや隠すとかそんな」
「嘘をつけ」
「と、とにかくや!ルフィは変わらず可愛いかったで、以上!」
「あっおい!言い逃げだぞーー!」
シャチさんに教えてくれよーと後ろから声をかけられるが、両耳を塞いで聞こえないふりをしながら鼻歌を歌う。そのままいい感じにフェードアウトしようかな何て考えていれば、以前朧げながらに見た事がある青い円が自分の身を包んでいて...
「″シャンブルズ″」
「おわっ?!....っとと」
突然場所が元の位置に戻されたので、これがローくんの能力かと思いながらも、地面に落ちそうになった身体を手のひらで着地して体勢を整える。
「へぇ、案外動けるじゃねえか」
「やっぱしローくんの能力か」
「言い逃げは良くねェって学校で習わなかったのか」
「お生憎ね」
「ハハっ、まあいい。まだお前には聞きたい事があるからな」
どこか楽しそうに笑みを浮かべながら、引く様子もなく話しかけてくる姿を見て逃げるのは難しそうかと息を吐きながらお酒を追加した。
するとそれでいいと視線を送ってきたので、渋々やからなとだけ告げれば面白い奴だなと笑ってきたので意味は分からない。
「それで、麦わら屋とお前はどういう関係だ?」
「ルフィと?んー.......何やろうな、弟みたいな感覚やけど家族?みたいなもんかなぁ...」
「へえ。じゃあ火拳屋とはどんな関係なんだ?」
「エース...んーエースか。そうやなぁ、弟って感じでは無いしやっぱ家族ってのがしっかりくるかなぁ...」
「家族、ねぇ」
「?何よ、どっか変やったか?」
「いいや、気にするな」
それだけ言ってどこか満足そうに笑いながらお酒を煽ったローくんの考えは分からないが、そろそろ日も傾いて来たので小屋の掃除もしたいし今日はこの島に泊まって行くかなと伸びをする。
それと同時にイッカクさんが隣いいかい?と笑いかけてきてくれたので承諾をすれば、大人数で騒ぐ皆の姿が視界に入った。
ずっと2人で修行に明け暮れていたからだろうか、目の前の様子がどこか白ひげの面々を思い出させて、懐かしくなる。すると肘でツンツンとしてきたイッカクさんが正面を向きながら、静かに言葉を吐き出した。
「今すぐは無理でも、また近いうちにああやってあんたも呑めるといいわね」
「イッカクさん....」
それが何を指しているのかすぐに分かって話しをするのが今日初めてであるのにも関わらずその優しさに胸が温かくなった。
「そうやねえ。また....いつか、そんな日があるといいな」
笑顔で騒ぐマルコやサッチ達が頭に浮かんで笑みが溢れる。親父の周りを取り囲む隊長達の側には勿論エースも笑っていて、本当にそんな未来が早くこればいいのにと心から思った。