エンドライフ③
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
《90. ずっと、聞きたかった声に》
「「「名無しさんーーーーっ!!!」」」
「あっ....はははデジャブ(笑)」
ぐっすり眠れたからかいつもより早く目が覚めてから身支度を整えて食事を作っていると起きてきたレイリーさんと食事を摂ってから、修行は午後からだと言われ煩くないようにと少し離れた場所から電伝虫を回したのだが、何の意味もなくて朝一番から笑ってしまった。
「ははははっ、何やねんもう(笑)そんな叫ばへんくても聞こえとるよ」
「名無しさんちゃーん!おはよう!何回かけても繋がんねェし全然連絡くれねェーからさ、心配してたんだぜ?」
「ごめんなサッチ、ちょっと忙しくてさ」
「名無しさん、元気してるのか」
「ビスタ!!え、ビスタやん!うわぁーひっさしぶりやなぁ!元気しとったん!」
てっきりいつもの面子かと思っていたので予想に反したメンバーに心が躍っていると、またもや思いもよらない人物の声が聞こえてきた。
「名無しさん」
「....!!」
「グララララっ、何だおれの時ゃビスタみてェに喜んじゃくれねェのか」
「お....親父ぃいいーーー!!」
「ハハハハハっ、名無しさんっお前こそうるせェーよい」
「名無しさんちゃんが全然連絡くれねェもんだからよ、今日は特別ゲスト呼んでみたんだけど、ビックリしたろ?」
一言その声を聞いただけで、泣きそうになってしまうほど心が震えてずっと聞きたかった優しい声色にぎゅっと拳を握ってしまっていた。
「何だァ名無しさん、電伝虫の顔が泣きそうになってるぞ?」
「なってへんわ、マルコのあほ」
「ハハハ!まァそういう事にしといてやるよい」
どこまでも優しくて温かい空気感に、昨日までの身体の痛みも吹き飛んでいくようで、白ひげ海賊団は万能薬だなと思いながらニコニコしていると突然後ろから声が響いてきた。
「何だね名無しさん、随分と楽しそうじゃあないか」
「!ごめんレイリーさん、ちょっとうるさかったよな?」
「「「!!!レイリーだって?!」」」
「ちょっと待てよい名無しさん、お前今どこにいるんだ!」
「名無しさん、今すぐそいつから離れろ今すぐにだ」
「ちょっ...マルコにビスタ、大丈夫やってレイリーさんは」
さっきまでの雰囲気は何のその、一気に喧嘩腰になる電伝虫に少し笑ってしまうも殺伐とした空気を送ってくる皆に誤解をとこうと口を開くと、レイリーさんに人差し指を立てられて静かにと促されてしまった。
「久しぶりだなぁ、白ひげ海賊団....そして、ニューゲート」
「グララララ、まさか名無しさんがお前ェん所に世話になってるたァ予想もつかなかったなァ」
「おいレイリー、名無しさんには手ェ出してねェんだろうな?」
「マルコか、久しぶりだな。何ちょっとばかし昨日もはしゃぎ過ぎてしまったぐらいだよ」
「「レイリーっお前っ....!!」」
「ははははは!」
皆と楽しそうに?話すレイリーさんを見て笑顔のレイリーさんとは裏腹にガンをつけてくる電伝虫とのギャップが凄いなと思っていると、今度は静かに手招きをされたのでそっと近づいてみる。
「名無しさんからも言ってやってくれ、昨日もすぐに眠ってしまうぐらい身体がきつかったんじゃないのか?」
「あー...まぁなー。本間3日間もずっとは、短くなったとはいえきつかったな」
「「3日間だと?!おまっ...お前っ....」」
「名無しさんちゃん.....お前、エースってもんがありながら...」
「......は?」
「.................名無しさんは、おじさんもいけたのか」
「........へ?何の話や」
動揺したかと思うと一気に哀れみというか、変な視線を送ってくる電伝虫に何の話をしているんだと思い首を傾げていると、呆れたようなため息がこだました。
「お前ェらのせられすぎだ。レイリーの野郎に一杯食わされやがってったく...」
「ははは!流石はマルコ、騙されてはくれなかったか」
「当たり前ェだろ。名無しさんの事はおれが一番よく知ってる」
「...ほぉ、これは中々興味深いな。そうは思わないかいニューゲート」
「レイリー、お前ェも変わっちゃあいねェようだな、グララララっ」
結局は何の話をしていたのかわからなかったものの、あの殺伐とした空気はいつの間にか無くなっていた。
いつもの穏やかなものへと変わっていた空間に少なからず安心しつつも、何やら席を外して欲しいと言われてしまったので、声の届かない岩場へと移動して朝のストレッチを開始する。
「「「名無しさんーーーーっ!!!」」」
「あっ....はははデジャブ(笑)」
ぐっすり眠れたからかいつもより早く目が覚めてから身支度を整えて食事を作っていると起きてきたレイリーさんと食事を摂ってから、修行は午後からだと言われ煩くないようにと少し離れた場所から電伝虫を回したのだが、何の意味もなくて朝一番から笑ってしまった。
「ははははっ、何やねんもう(笑)そんな叫ばへんくても聞こえとるよ」
「名無しさんちゃーん!おはよう!何回かけても繋がんねェし全然連絡くれねェーからさ、心配してたんだぜ?」
「ごめんなサッチ、ちょっと忙しくてさ」
「名無しさん、元気してるのか」
「ビスタ!!え、ビスタやん!うわぁーひっさしぶりやなぁ!元気しとったん!」
てっきりいつもの面子かと思っていたので予想に反したメンバーに心が躍っていると、またもや思いもよらない人物の声が聞こえてきた。
「名無しさん」
「....!!」
「グララララっ、何だおれの時ゃビスタみてェに喜んじゃくれねェのか」
「お....親父ぃいいーーー!!」
「ハハハハハっ、名無しさんっお前こそうるせェーよい」
「名無しさんちゃんが全然連絡くれねェもんだからよ、今日は特別ゲスト呼んでみたんだけど、ビックリしたろ?」
一言その声を聞いただけで、泣きそうになってしまうほど心が震えてずっと聞きたかった優しい声色にぎゅっと拳を握ってしまっていた。
「何だァ名無しさん、電伝虫の顔が泣きそうになってるぞ?」
「なってへんわ、マルコのあほ」
「ハハハ!まァそういう事にしといてやるよい」
どこまでも優しくて温かい空気感に、昨日までの身体の痛みも吹き飛んでいくようで、白ひげ海賊団は万能薬だなと思いながらニコニコしていると突然後ろから声が響いてきた。
「何だね名無しさん、随分と楽しそうじゃあないか」
「!ごめんレイリーさん、ちょっとうるさかったよな?」
「「「!!!レイリーだって?!」」」
「ちょっと待てよい名無しさん、お前今どこにいるんだ!」
「名無しさん、今すぐそいつから離れろ今すぐにだ」
「ちょっ...マルコにビスタ、大丈夫やってレイリーさんは」
さっきまでの雰囲気は何のその、一気に喧嘩腰になる電伝虫に少し笑ってしまうも殺伐とした空気を送ってくる皆に誤解をとこうと口を開くと、レイリーさんに人差し指を立てられて静かにと促されてしまった。
「久しぶりだなぁ、白ひげ海賊団....そして、ニューゲート」
「グララララ、まさか名無しさんがお前ェん所に世話になってるたァ予想もつかなかったなァ」
「おいレイリー、名無しさんには手ェ出してねェんだろうな?」
「マルコか、久しぶりだな。何ちょっとばかし昨日もはしゃぎ過ぎてしまったぐらいだよ」
「「レイリーっお前っ....!!」」
「ははははは!」
皆と楽しそうに?話すレイリーさんを見て笑顔のレイリーさんとは裏腹にガンをつけてくる電伝虫とのギャップが凄いなと思っていると、今度は静かに手招きをされたのでそっと近づいてみる。
「名無しさんからも言ってやってくれ、昨日もすぐに眠ってしまうぐらい身体がきつかったんじゃないのか?」
「あー...まぁなー。本間3日間もずっとは、短くなったとはいえきつかったな」
「「3日間だと?!おまっ...お前っ....」」
「名無しさんちゃん.....お前、エースってもんがありながら...」
「......は?」
「.................名無しさんは、おじさんもいけたのか」
「........へ?何の話や」
動揺したかと思うと一気に哀れみというか、変な視線を送ってくる電伝虫に何の話をしているんだと思い首を傾げていると、呆れたようなため息がこだました。
「お前ェらのせられすぎだ。レイリーの野郎に一杯食わされやがってったく...」
「ははは!流石はマルコ、騙されてはくれなかったか」
「当たり前ェだろ。名無しさんの事はおれが一番よく知ってる」
「...ほぉ、これは中々興味深いな。そうは思わないかいニューゲート」
「レイリー、お前ェも変わっちゃあいねェようだな、グララララっ」
結局は何の話をしていたのかわからなかったものの、あの殺伐とした空気はいつの間にか無くなっていた。
いつもの穏やかなものへと変わっていた空間に少なからず安心しつつも、何やら席を外して欲しいと言われてしまったので、声の届かない岩場へと移動して朝のストレッチを開始する。