エンドライフ③
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《67.恐怖の夜① 》
あの後無事に何とか生き永らえ色々と消耗しながらお化け屋敷を出れば、それはもう良い笑顔で手を振るサボ達に毒気を抜かれた思いで合流し、今はもう各々自室で休んでいた。...のだが。
「ね....寝られへんっ」
ベッドの隅を陣取りながらお布団を被って縮こまりながらも震えるこれには、ぶつけた場所を怪我はしていないかと改めて聞かれた時に発覚した出来事が関係している。
(......てっきりエースかと思ってめちゃくちゃ安心したのに、違うとなるともうお化けしかおらへんやんか...)
あの体温を思い出しただけでもゾッとしてお布団を頭からすっぽりと被りながら何とか眠ろうと試みているのだが、一向に眠気は襲ってこない。
「....こういう時、マルコとか親父がおればな....」
何回か親父の船に居た時も眠れない事はあったのでその度に親父の船へと遊びに行けば偶然マルコが甲板に居たり、親父の部屋の鍵が空いていたりとしていたのだ。
(.......今考えると、もしかしてあれって偶然じゃないんじゃ...)
....皆ならありえる。
そう言う日に限って何故か仲良くしている隊長達は食堂で呑んでいたりしたし、サッチは温かい飲み物を用意してくれていたりした。
「そっか...............はは、会いたいな」
エースが近くに居ると言うのに何て贅沢な悩みなんだろうとは分かってはいた。それでももう白ひげ海賊団は自分にとっても大切な居場所の1つには変わりがないのだ。
皆の事を考えていると少し恐怖は和いできたがコッチ、コッチ、という時計の針の音でさえ恐怖の材料になってしまうのだからこの怖がりな性格は折紙付きらしい。
弱気な自分に笑っていると控え目に小さくコンコンと2回、ドアのノック音が鳴り響き一瞬心臓が止まるかと思った。
(...だ、誰や....この鳴らし方エースじゃないし...気配が...ない?)
もしエースなら返事が無ければすぐに入って来るというのに今日はその様子すら無く、何よりもドア付近には人の気配すら感じられない。
...おかしいと思いながらぎゅっとお布団に包まり身体を縮めていると、また小さくコンコンとノックがされたので今度こそ聞き間違いじゃないと恐怖心が募っていく。
ーコンコン コンコンコン
ーコン....ドンドン!ドンドンドンドンドンドン!!
(....っ怖い怖い....!何やねんっ絶対何かおるやんかっ、何やねん本間っ....)
突然けたたましく鳴り始めたノックに最早恐怖心だけが募ってどうする事も出来ない。
これ以上退がれ無いと言うほど壁に背中をくっつけながら震えていると電伝虫が心配そうにこちらを見上げていて、考えるよりも先にダイアルを回してしまっていた。
「プルプルプルプルプルプル」
「(.....お願いや、早く出てっ)」
「プルプルプルプル...ガチャ.....はいよ、もしもし名無しさんか。こないだぶりだなァ」
「まるっ....マルコっ...おばっ、ドアがっ...ひっ!」
「.....おい名無しさん、何があった。深呼吸して、落ち着いて話してみろ」
布団の中に頭まですっぽりと被りながら、縋る思いでかけたのはマルコへの電伝虫。
上手く話せていないにも関わらずどこまでも落ち着いた声色で促してくれるマルコの優しさに、縮こまっていた身体の力がほんの少しだけ抜けていくのを感じる。
未だに鳴り続けるドアに震えながらも、マルコの声に幾分か頭が冷静になってきてゆっくりとだが口を開いた。
「マルコっ.....お化けが」
「...........は?お化け?そりゃァ一体何の話だい」
「き、今日...みんなでお化け屋敷に...ひっ!連れられてったんやけどさ、」
「...落ち着けよい名無しさん、大丈夫だ。でも確かお前苦手って言ってなかったか」
「めちゃくちゃ苦手や...けどその、上手くかわせんくて...っ、入る事になってもたんやけど、そしたら」
震える声で、少しずつ少しずつ状況をマルコに説明していく。距離的に助けが難しいのは分かっていてもこういう時は無意識にマルコにヘルプを求めてしまうのだ。
あの後無事に何とか生き永らえ色々と消耗しながらお化け屋敷を出れば、それはもう良い笑顔で手を振るサボ達に毒気を抜かれた思いで合流し、今はもう各々自室で休んでいた。...のだが。
「ね....寝られへんっ」
ベッドの隅を陣取りながらお布団を被って縮こまりながらも震えるこれには、ぶつけた場所を怪我はしていないかと改めて聞かれた時に発覚した出来事が関係している。
(......てっきりエースかと思ってめちゃくちゃ安心したのに、違うとなるともうお化けしかおらへんやんか...)
あの体温を思い出しただけでもゾッとしてお布団を頭からすっぽりと被りながら何とか眠ろうと試みているのだが、一向に眠気は襲ってこない。
「....こういう時、マルコとか親父がおればな....」
何回か親父の船に居た時も眠れない事はあったのでその度に親父の船へと遊びに行けば偶然マルコが甲板に居たり、親父の部屋の鍵が空いていたりとしていたのだ。
(.......今考えると、もしかしてあれって偶然じゃないんじゃ...)
....皆ならありえる。
そう言う日に限って何故か仲良くしている隊長達は食堂で呑んでいたりしたし、サッチは温かい飲み物を用意してくれていたりした。
「そっか...............はは、会いたいな」
エースが近くに居ると言うのに何て贅沢な悩みなんだろうとは分かってはいた。それでももう白ひげ海賊団は自分にとっても大切な居場所の1つには変わりがないのだ。
皆の事を考えていると少し恐怖は和いできたがコッチ、コッチ、という時計の針の音でさえ恐怖の材料になってしまうのだからこの怖がりな性格は折紙付きらしい。
弱気な自分に笑っていると控え目に小さくコンコンと2回、ドアのノック音が鳴り響き一瞬心臓が止まるかと思った。
(...だ、誰や....この鳴らし方エースじゃないし...気配が...ない?)
もしエースなら返事が無ければすぐに入って来るというのに今日はその様子すら無く、何よりもドア付近には人の気配すら感じられない。
...おかしいと思いながらぎゅっとお布団に包まり身体を縮めていると、また小さくコンコンとノックがされたので今度こそ聞き間違いじゃないと恐怖心が募っていく。
ーコンコン コンコンコン
ーコン....ドンドン!ドンドンドンドンドンドン!!
(....っ怖い怖い....!何やねんっ絶対何かおるやんかっ、何やねん本間っ....)
突然けたたましく鳴り始めたノックに最早恐怖心だけが募ってどうする事も出来ない。
これ以上退がれ無いと言うほど壁に背中をくっつけながら震えていると電伝虫が心配そうにこちらを見上げていて、考えるよりも先にダイアルを回してしまっていた。
「プルプルプルプルプルプル」
「(.....お願いや、早く出てっ)」
「プルプルプルプル...ガチャ.....はいよ、もしもし名無しさんか。こないだぶりだなァ」
「まるっ....マルコっ...おばっ、ドアがっ...ひっ!」
「.....おい名無しさん、何があった。深呼吸して、落ち着いて話してみろ」
布団の中に頭まですっぽりと被りながら、縋る思いでかけたのはマルコへの電伝虫。
上手く話せていないにも関わらずどこまでも落ち着いた声色で促してくれるマルコの優しさに、縮こまっていた身体の力がほんの少しだけ抜けていくのを感じる。
未だに鳴り続けるドアに震えながらも、マルコの声に幾分か頭が冷静になってきてゆっくりとだが口を開いた。
「マルコっ.....お化けが」
「...........は?お化け?そりゃァ一体何の話だい」
「き、今日...みんなでお化け屋敷に...ひっ!連れられてったんやけどさ、」
「...落ち着けよい名無しさん、大丈夫だ。でも確かお前苦手って言ってなかったか」
「めちゃくちゃ苦手や...けどその、上手くかわせんくて...っ、入る事になってもたんやけど、そしたら」
震える声で、少しずつ少しずつ状況をマルコに説明していく。距離的に助けが難しいのは分かっていてもこういう時は無意識にマルコにヘルプを求めてしまうのだ。