エンドライフ③
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《57. 来訪》
日は夕刻へと傾き、そろそろ夜の世界が始まろうとしている香りとすれ違う人たちの気配が浮き足立っている。
「ほなエースそろそろ帰るか?」
「...そうだなァ、せっかくだしよォ今日は名無しさんも甲板で飲まねェ?」
「お、いいなー!美味しそうな清酒も手に入ったし久々するか〜飲み会っ」
盛り上がりを見せていた大きな街をやっと抜け、少し静かな通りへと差し掛かったのでやっと一息つけるなと思い顔を上げれば、何やら見覚えのある姿がどこか威圧を放ちながらズンっと立っている。
「...名無しさん、ちょっと下がってろ」
「!あ、エースあれはな」
エースがうちの前に出るや否や無言でこちらに走り出した覚えのある影。ビクッと身構えて一歩後ろに後退ると同時、突如後ろにも猛スピードで駆け寄ってくる見知った気配を感じてぐっと身体を固めていれば予想以上に凄まじいパワーでうちらの方へと突っ込んできた。
「ぐえっ!〜〜〜ってて」
「おいお前、そこを退けよ」
「あ?どこのどいつだか知らねェがいきなり女に飛びつこうたァ躾がなってねェようだなァ」
「えーすっ!ごめんなっー、ちょっコアラ!痛い痛いっ」
「当たり前じゃないっ!生きてるんだからっ....もうっもうっ名無しさんさんの馬鹿ぁあー!」
「えぇえっ」
今現在のうちは、前に立ってくれていたエースの背中に顔から突っ込み背中には物凄い力でコアラが張り付いている。それはもうミシミシと肋骨の音が鳴るのではないかと言うレベルでぎゅーっと力強いほどの腕力でだ。
何やらエースも暗がりと帽子のせいで顔が見えないのか、サボとは気がつかずに喧嘩越しだしコアラはこの通り泣き喚くしで色々と突然起きすぎて収集がつかない。
「ちょっ、ちょっと待ってコアラ。な?頼む、あのままじゃあの2人喧嘩が始まってまうんよ」
「嫌だよ!あれ程心配かけるなって言ったのに、名無しさんさんってば、本当っ....うわぁあーーん」
「...ポートガス・D・エース、だろお前」
「!へェ、おれの事を知ってんのかよ」
「名無しさんにはお前の事を気にかけろと言われていたからな。だけど今は別だ、俺の邪魔をするなら力付くでもどいてもらうっ!」
サボがカッと目を見開き一気に空気が震え出した為、もう今はこれしか無いと大きな声で名前を呼んだ。
「サボっ!ストッーープ!!」
「!!」
「っ!?」
それを聞いたエースは突然バッとこちらを振り返り揺れた瞳でうちを見つめてくるものだから、言いたい事が痛い程伝わってきて黙ったままでエースへと頷いた。
するとそのままサボの方へとゆっくり歩みを進めて行ったかと思うと、何も言わずにガバッと抱きついていたものだからあちらの方でもサボの悲鳴が上がっていたのは言うまででもない。
「ちょっお前っ!何だよいきなりっ!」
「〜〜〜〜っ...サボかっ...本当にサボなんだなっ....?お前よォっ.....」
「......えっ....、はぁ?何だ?何がどうなってるっ、おい名無しさん!」
「.....はははっ、良かったなあエースっ....いてて」
とりあえずこのままでは埒が明かない為休みで来たという2人を自分の船へと招き入れる事にした。
「ほい完成。多分さ積もる話も聞きたい話も沢山あるやろうけど、まずは一緒にご飯食べへん?」
「もー約束だからね?ちゃーんと全部話して貰うんだから!」
「約束する、ごめんなコアラそれにサボも。2人共心配してくれて本間にありがとう」
「おい名無しさん、話は理解したがさっきからコイツが全然俺を離してくれねェーんだよ。どうにかしてくれ」
俺は男に抱きつかれる趣味はねェーぞと眉を下げたサボの姿に笑って、背後から抱きついたまま離れようとしないエースを見て更に笑った。
「ほらエースも、気持ちは分かるけどそろそろ離したりや。まずは晩御飯でも食べて後で酒盛り一緒にすればいいやんか、な?」
「.........................分かった」
かなり渋々といった様子でサボから離れたエース。
そこで初めて帽子を取ったエースとサボはちゃんと目が合ったのか、持っていたフォークをテーブルへと落として目を見開いた。
「サボくん?どうかしたの?」
「〜〜っ、いてえっ....!!っうあぁ」
「!おいサボっどうした、どっか痛ェーのか!おいっ」
「ぐっ....うぁあっ頭がっ...」
「.....エース、サボをちょっとエースの部屋まで運べるか?あんまし頭揺らさへんようにな」
「分かった!サボ、ちょっと部屋連れてくぞ」
エースが抱きかかえる間も頭を両手で押さえて汗が止まらないサボの姿に、急いで桶とタオルを用意してコアラには薬と水を手渡した。
「....サボと一番長くおったのはエースやからな、記憶に何らかの刺激がいったんかもしれへん」
「そうだったんだ..。記憶、戻るといいけど...辛そうだったねサボくん...」
「10年近くも戻るキッカケも無かったやろうから無理もないか」
もっとそこを配慮しておくべきやったと後悔するも後の祭り。今はまずサボの容態とエースの心境を優先するのが第一だ。
日は夕刻へと傾き、そろそろ夜の世界が始まろうとしている香りとすれ違う人たちの気配が浮き足立っている。
「ほなエースそろそろ帰るか?」
「...そうだなァ、せっかくだしよォ今日は名無しさんも甲板で飲まねェ?」
「お、いいなー!美味しそうな清酒も手に入ったし久々するか〜飲み会っ」
盛り上がりを見せていた大きな街をやっと抜け、少し静かな通りへと差し掛かったのでやっと一息つけるなと思い顔を上げれば、何やら見覚えのある姿がどこか威圧を放ちながらズンっと立っている。
「...名無しさん、ちょっと下がってろ」
「!あ、エースあれはな」
エースがうちの前に出るや否や無言でこちらに走り出した覚えのある影。ビクッと身構えて一歩後ろに後退ると同時、突如後ろにも猛スピードで駆け寄ってくる見知った気配を感じてぐっと身体を固めていれば予想以上に凄まじいパワーでうちらの方へと突っ込んできた。
「ぐえっ!〜〜〜ってて」
「おいお前、そこを退けよ」
「あ?どこのどいつだか知らねェがいきなり女に飛びつこうたァ躾がなってねェようだなァ」
「えーすっ!ごめんなっー、ちょっコアラ!痛い痛いっ」
「当たり前じゃないっ!生きてるんだからっ....もうっもうっ名無しさんさんの馬鹿ぁあー!」
「えぇえっ」
今現在のうちは、前に立ってくれていたエースの背中に顔から突っ込み背中には物凄い力でコアラが張り付いている。それはもうミシミシと肋骨の音が鳴るのではないかと言うレベルでぎゅーっと力強いほどの腕力でだ。
何やらエースも暗がりと帽子のせいで顔が見えないのか、サボとは気がつかずに喧嘩越しだしコアラはこの通り泣き喚くしで色々と突然起きすぎて収集がつかない。
「ちょっ、ちょっと待ってコアラ。な?頼む、あのままじゃあの2人喧嘩が始まってまうんよ」
「嫌だよ!あれ程心配かけるなって言ったのに、名無しさんさんってば、本当っ....うわぁあーーん」
「...ポートガス・D・エース、だろお前」
「!へェ、おれの事を知ってんのかよ」
「名無しさんにはお前の事を気にかけろと言われていたからな。だけど今は別だ、俺の邪魔をするなら力付くでもどいてもらうっ!」
サボがカッと目を見開き一気に空気が震え出した為、もう今はこれしか無いと大きな声で名前を呼んだ。
「サボっ!ストッーープ!!」
「!!」
「っ!?」
それを聞いたエースは突然バッとこちらを振り返り揺れた瞳でうちを見つめてくるものだから、言いたい事が痛い程伝わってきて黙ったままでエースへと頷いた。
するとそのままサボの方へとゆっくり歩みを進めて行ったかと思うと、何も言わずにガバッと抱きついていたものだからあちらの方でもサボの悲鳴が上がっていたのは言うまででもない。
「ちょっお前っ!何だよいきなりっ!」
「〜〜〜〜っ...サボかっ...本当にサボなんだなっ....?お前よォっ.....」
「......えっ....、はぁ?何だ?何がどうなってるっ、おい名無しさん!」
「.....はははっ、良かったなあエースっ....いてて」
とりあえずこのままでは埒が明かない為休みで来たという2人を自分の船へと招き入れる事にした。
「ほい完成。多分さ積もる話も聞きたい話も沢山あるやろうけど、まずは一緒にご飯食べへん?」
「もー約束だからね?ちゃーんと全部話して貰うんだから!」
「約束する、ごめんなコアラそれにサボも。2人共心配してくれて本間にありがとう」
「おい名無しさん、話は理解したがさっきからコイツが全然俺を離してくれねェーんだよ。どうにかしてくれ」
俺は男に抱きつかれる趣味はねェーぞと眉を下げたサボの姿に笑って、背後から抱きついたまま離れようとしないエースを見て更に笑った。
「ほらエースも、気持ちは分かるけどそろそろ離したりや。まずは晩御飯でも食べて後で酒盛り一緒にすればいいやんか、な?」
「.........................分かった」
かなり渋々といった様子でサボから離れたエース。
そこで初めて帽子を取ったエースとサボはちゃんと目が合ったのか、持っていたフォークをテーブルへと落として目を見開いた。
「サボくん?どうかしたの?」
「〜〜っ、いてえっ....!!っうあぁ」
「!おいサボっどうした、どっか痛ェーのか!おいっ」
「ぐっ....うぁあっ頭がっ...」
「.....エース、サボをちょっとエースの部屋まで運べるか?あんまし頭揺らさへんようにな」
「分かった!サボ、ちょっと部屋連れてくぞ」
エースが抱きかかえる間も頭を両手で押さえて汗が止まらないサボの姿に、急いで桶とタオルを用意してコアラには薬と水を手渡した。
「....サボと一番長くおったのはエースやからな、記憶に何らかの刺激がいったんかもしれへん」
「そうだったんだ..。記憶、戻るといいけど...辛そうだったねサボくん...」
「10年近くも戻るキッカケも無かったやろうから無理もないか」
もっとそこを配慮しておくべきやったと後悔するも後の祭り。今はまずサボの容態とエースの心境を優先するのが第一だ。