エンドライフ③
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《49. 慌ただしい待ち合わせ》
あの後店内へと足を踏み入れたうちはその品揃えの多さに驚いた。所狭しとアジアンテイストな装飾のある服に比較的ラフで綺麗めなものを一つ選ぶ。
(あの格好で会ってもたのは誤算やったけど、恥ずかしかったからちょうど良かったな〜!)
足首まで丈のあるロングスカートに少し厚手のフードまでついたコートの3着を籠へと入れてお会計に進む。
このまま着て帰りたいのだと告げれば快く承諾してくれたのでやっと安心出来る装いになったなと自然と笑みが溢れたのは言うまでもなかった。
「エース、お待たせ!遅なってごめんな」
「!何だ、随分と早かったじゃねェか。女の買い物は長ェもんじゃなかったのか?」
「あー、サッチからの情報やろそれー。もっとちゃんとした男性のマルコとかイゾウとかビスタとかに聞きやそういうのはさ」
「...あいつらはお前にとってちゃんとした男の部類に入るのかよ」
「ん?紳士やと思うで実際さ」
「へえー、そうかよ」
そう言って笑いかければさっきまで普通だったはずなのにまた口数の減ったエース。今日は色々とタイミングがまずかったのかなと思いながら後をついていけば、どうやらルフィの居場所を探しているようで当たりをつけたレストランへと誘われた。
「名無しさん、お前メシはもう食ったのか?」
「さっきちょっと摘んだぐらいやな。あ、でも買い物しとう途中でさ、荷物を人に預けとうからご飯行くなら先に行っといて」
「ん?何だお前一人じゃねェのか」
「せやねん、途中で縁あった人達と物資の調達にこの街に寄ったんよ」
「へぇ〜、んじゃァおれは先に行ってるからよォお前も積荷が終わったらあそこに来いよ」
「オッケー。ほなまた後でな」
挨拶だけのはずだったので、結構待たせてしまったかなと先程の商店街へと急いで戻る。するとまだナミ達は物資の調達をしている途中のようで、安心をしながら少し大きめの声を掛けた。
「ナミー!ごめんな遅くなってもて。荷物もありがとう、助かったわ」
「...?!名無しさんさん?え、何この短い時間で何があったのよ」
「へ、何も無かったけど...」
「おう名無しさんじゃねェか、戻ったんだな。ってかお前さっきの服はどうした」
驚くナミに何の事かと思いきや、隣に居たゾロも揃って視線を下げたのでそういえばそうだったなと忘れっぽい自分に笑った。
「あぁ、これか。いやなー?流石にあれをずっとは恥ずかしくてさ。近くに服屋さんがあったから落ち着けるやつ買い直したんよ」
「えぇーっそうなのかー?名無しさんのあの服装似合ってたのに」
「ありがとうなチョッパー、お世辞でも嬉しいわ」
「お世辞じゃねェーぞっ!本心だっ」
「ははっ本間チョッパーは可愛いなあ(笑)」
一生懸命褒めてくれる姿に癒されながらも大きくなった状態の頭を背伸びをしながら撫でつければ、嬉しそうに本心だからな!と念押しをしてくるのでありがとうなと笑顔で返した。
「ほなうちは先に自分のやつ詰んでくるなー」
「はーい、私達はもうちょっと買い込んでから皆と待ち合わせてるから名無しさんさんも遅くなり過ぎないでねー」
事情を話せば、待ち人に会いに行く許可が思いの外にあっさり降りたので皆と別れた後は一目散へと船に戻った。
事をし終えて陸へと降りれば、何やら街の方からは慌ただしい程の騒ぎ声。もしやと思い全速力でお店へと向かうもそこには既に大きな穴が空いておりエースの姿はどこにもなかった。
(あちゃ〜....一足遅かったか....)
すれ違いやなと思いながらお店を後にしようと踵を返せば食い逃げだ...との単語が聞こえてきてそう言えばそうやったと思い出す。
エースとルフィの支払い分と壁にかかりそうな修繕費代として少しだけ多めに渡せば、分かりやすい程にたじろいだ店主さんがいて驚いたように話しかけてきた。
「あんた...こんなに貰っちまっていいのかい」
「さっきの子達うちの知り合いなので、ちょっとだけやけど良ければ修繕費にでも使って下さい」
「そんなっ多いぐれェーだよっ、本当にいいのか?」
「ルフィが美味しかったって言うとったからさ、その分のチップという事で(笑)ほな、ご馳走様です。ご迷惑をおかけしました!」
海賊と知っても変わらずに、エースやルフィにも食事を振る舞ってくれた優しい店主。感謝の思いを込めて再度頭を下げてからお店を出た。
すると視界の奥に舞い上がった美しいまでの炎と煙。久しぶりに見た愛しい程のそれは、やはり心を擽って人知れず胸が高鳴るがとにかく今は先を急ぐかと地を蹴った。
あの後店内へと足を踏み入れたうちはその品揃えの多さに驚いた。所狭しとアジアンテイストな装飾のある服に比較的ラフで綺麗めなものを一つ選ぶ。
(あの格好で会ってもたのは誤算やったけど、恥ずかしかったからちょうど良かったな〜!)
足首まで丈のあるロングスカートに少し厚手のフードまでついたコートの3着を籠へと入れてお会計に進む。
このまま着て帰りたいのだと告げれば快く承諾してくれたのでやっと安心出来る装いになったなと自然と笑みが溢れたのは言うまでもなかった。
「エース、お待たせ!遅なってごめんな」
「!何だ、随分と早かったじゃねェか。女の買い物は長ェもんじゃなかったのか?」
「あー、サッチからの情報やろそれー。もっとちゃんとした男性のマルコとかイゾウとかビスタとかに聞きやそういうのはさ」
「...あいつらはお前にとってちゃんとした男の部類に入るのかよ」
「ん?紳士やと思うで実際さ」
「へえー、そうかよ」
そう言って笑いかければさっきまで普通だったはずなのにまた口数の減ったエース。今日は色々とタイミングがまずかったのかなと思いながら後をついていけば、どうやらルフィの居場所を探しているようで当たりをつけたレストランへと誘われた。
「名無しさん、お前メシはもう食ったのか?」
「さっきちょっと摘んだぐらいやな。あ、でも買い物しとう途中でさ、荷物を人に預けとうからご飯行くなら先に行っといて」
「ん?何だお前一人じゃねェのか」
「せやねん、途中で縁あった人達と物資の調達にこの街に寄ったんよ」
「へぇ〜、んじゃァおれは先に行ってるからよォお前も積荷が終わったらあそこに来いよ」
「オッケー。ほなまた後でな」
挨拶だけのはずだったので、結構待たせてしまったかなと先程の商店街へと急いで戻る。するとまだナミ達は物資の調達をしている途中のようで、安心をしながら少し大きめの声を掛けた。
「ナミー!ごめんな遅くなってもて。荷物もありがとう、助かったわ」
「...?!名無しさんさん?え、何この短い時間で何があったのよ」
「へ、何も無かったけど...」
「おう名無しさんじゃねェか、戻ったんだな。ってかお前さっきの服はどうした」
驚くナミに何の事かと思いきや、隣に居たゾロも揃って視線を下げたのでそういえばそうだったなと忘れっぽい自分に笑った。
「あぁ、これか。いやなー?流石にあれをずっとは恥ずかしくてさ。近くに服屋さんがあったから落ち着けるやつ買い直したんよ」
「えぇーっそうなのかー?名無しさんのあの服装似合ってたのに」
「ありがとうなチョッパー、お世辞でも嬉しいわ」
「お世辞じゃねェーぞっ!本心だっ」
「ははっ本間チョッパーは可愛いなあ(笑)」
一生懸命褒めてくれる姿に癒されながらも大きくなった状態の頭を背伸びをしながら撫でつければ、嬉しそうに本心だからな!と念押しをしてくるのでありがとうなと笑顔で返した。
「ほなうちは先に自分のやつ詰んでくるなー」
「はーい、私達はもうちょっと買い込んでから皆と待ち合わせてるから名無しさんさんも遅くなり過ぎないでねー」
事情を話せば、待ち人に会いに行く許可が思いの外にあっさり降りたので皆と別れた後は一目散へと船に戻った。
事をし終えて陸へと降りれば、何やら街の方からは慌ただしい程の騒ぎ声。もしやと思い全速力でお店へと向かうもそこには既に大きな穴が空いておりエースの姿はどこにもなかった。
(あちゃ〜....一足遅かったか....)
すれ違いやなと思いながらお店を後にしようと踵を返せば食い逃げだ...との単語が聞こえてきてそう言えばそうやったと思い出す。
エースとルフィの支払い分と壁にかかりそうな修繕費代として少しだけ多めに渡せば、分かりやすい程にたじろいだ店主さんがいて驚いたように話しかけてきた。
「あんた...こんなに貰っちまっていいのかい」
「さっきの子達うちの知り合いなので、ちょっとだけやけど良ければ修繕費にでも使って下さい」
「そんなっ多いぐれェーだよっ、本当にいいのか?」
「ルフィが美味しかったって言うとったからさ、その分のチップという事で(笑)ほな、ご馳走様です。ご迷惑をおかけしました!」
海賊と知っても変わらずに、エースやルフィにも食事を振る舞ってくれた優しい店主。感謝の思いを込めて再度頭を下げてからお店を出た。
すると視界の奥に舞い上がった美しいまでの炎と煙。久しぶりに見た愛しい程のそれは、やはり心を擽って人知れず胸が高鳴るがとにかく今は先を急ぐかと地を蹴った。