エンドライフ③
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《42.帰りたい居場所 》
「いやしかし、これは何ていう調味料なんだ?奥深ェ味わいはあんのに全くしつこくねェ。それでいてどこかほっと落ち着く感じがするから不思議だ」
「流石サンジやなあ。それはお魚を乾燥させて作った出汁と、大豆を発酵させて作ったお味噌っていう調味料を入れてあるんよ。昆布からとった出汁も少し足してあるから多分美味しいとは思うんやけども」
「あぁ、すげェ美味いよ名無しさんちゃん!初めて食べた味だが癖になるなこれは」
「へへプロに褒められるのは何や、嬉しいな」
「ニシシッそうだろサンジ!名無しさんのメシは昔っから美味ェーんだ!もぐもぐもぐ」
「お前は食い過ぎだよったく...ごめんな?何せ4日も食ってねェもんでよ」
ああして時折会話に入ってくるものの、ずっとこちらを見たままモグモグとしているのでいっその事とても可愛い。
この船に招く時改めて自己紹介をしてからルフィの子供の頃の知り合いだと言えばかなり驚かれたが、初めてみる麦わら一味の実物は子供らしさが残っていてどんな反応も年相応なのが癒された。
(そう言えばほぼずっと歳上にしか囲まれてなかったもんな...へへ会いたいなあ...)
瞼を閉じなくても思い出されるのはどこまでも慈愛に満ちた親父の笑う姿に鍛錬だと言って喧嘩ばかりの血の気が多い隊員達やもっと食べなと大盛りにしてくれるキッチンの人達。そして、いつも自分を囲むようにして笑わせてくれるあの人達だった。
「はぁ〜っ.....食った食った〜美味かったぞー名無しさん!ご馳走さん!」
「はいはーいお粗末様っ。食欲は相変わらずやなぁルフィ。ちょっとでも空腹が満たされたようで安心したわ」
「...ねえっちょっとちょっと、今のやり取り見た?優し過ぎない彼女。ほぼほぼ根こそぎ食料食べ尽くしたって言うのに...」
「ありゃあルフィの昔のダチって言うのは本当らしいなァ...いやー恐れ入ったぜ」
何やらナミとウソップがコソコソと話をしているが全部丸聞こえなので可愛いなと思いながらも声をかければ、少し緊張したように返事をされて思わず笑ってしまう。
「お口には合ったかな?お二人さん」
「!えぇ、凄く美味しかったわ。ありがとう名無しさんさん」
「どういたしまして。あ、呼び捨てでもいいで全然」
「いやいやいやっそんな恐れ多いっ!慣れるまではさん付けにさせてくれっ」
「そ?まぁ好きに呼びや(笑).......。はー、ルフィ?」
「んだよ。お前らばっかずりィーぞ、おれだって名無しさんともっと話してェ」
最初の印象がまずかったのか緊張気味の2人だったので、紛らわせようと会話を試みていただけだったのに真横から手が飛んできて背中に張り付いてきたルフィ。本当可愛いなと思いながら頭を撫でていればふいにずっと黙っていた人物から声を掛けられた。
「さっきも思ったが、お前の体幹どうなってんだ?大砲にしろ最初の抱きつきにしろ一切ブレてなかっただろ」
「凄いとこ見とうんやなぁ〜。んー、多分筋トレ?の成果みたいな」
「ほぉ〜。女なのに大したもんだ」
「ははっありがとう。周りが強い人ばっかしやったから全然意識した事なかったや」
「ん?名無しさんお前仲間がいんのか?」
ゾロと2人で会話をしていれば後ろから会話に入ってくるルフィ。どこまで話していいもんかなと一瞬迷うものの、どの道分かる事やしなと正直に答える。
「仲間と言うか、家族みたいな。帰れる場所があるんよ」
「おれだって家族みてェなもんじゃねェのか?」
「ふふっそうやな、ルフィも家族の1人やなぁ。やからなそれと同じくらい大事な場所があるんよ」
脳裏に浮かぶ白ひげ海賊団を思い浮かべては自然と胸が温かくなって頬が緩む。まだちょっとしか離れていないというのに会いたいな何て思ってしまうのだから、自分にとってはかけがえのない居場所なのだなと改めて実感をする。
するとうちの顔を見ていた皆の顔が何故か固まっていて、ルフィに至っては納得行かなさそうに口を思いっきりへの字にしていた。
「名無しさんっ、エースが怒るぞ他の奴らの事でそんな顔してたらよ」
「は?あのエースが?」
「そうだっ!名無しさんが居なくなってから夜寝てた時たまに名無しさんって寝言で言ってたり隠れて泣いてたの、おれは知ってんだ」
「っ?!......ちょ、なんっ.....詳しくっ!」
「ん?どうしたんだ名無しさん」
「エース...そんな事一っ言も言ってなかったのに.....あぁあ可愛いっ....!」
天を仰ぎながらニヤけてしまう顔を両手で隠しながらもきっと隠せてはいない。そんな可愛いエピソードがあっただなんてと打ち震えていれば突然両肩をガシッと掴まれた勢いのまま前後にブンブンと揺さぶりをかけられた。ちょ、揺れる揺れる。
「えぇえっ?!名無しさんお前エースに会ってたのか?!先に教えろよ!」
エースの天使エピソードに思い馳せながらもブンブンされているので視界は全然定まらないが、まだエースには会っていないのだなと感じて揺れる世界を見つめたまま心の底からほっとした。やっぱり自分は相当ついているらしい。
「いやしかし、これは何ていう調味料なんだ?奥深ェ味わいはあんのに全くしつこくねェ。それでいてどこかほっと落ち着く感じがするから不思議だ」
「流石サンジやなあ。それはお魚を乾燥させて作った出汁と、大豆を発酵させて作ったお味噌っていう調味料を入れてあるんよ。昆布からとった出汁も少し足してあるから多分美味しいとは思うんやけども」
「あぁ、すげェ美味いよ名無しさんちゃん!初めて食べた味だが癖になるなこれは」
「へへプロに褒められるのは何や、嬉しいな」
「ニシシッそうだろサンジ!名無しさんのメシは昔っから美味ェーんだ!もぐもぐもぐ」
「お前は食い過ぎだよったく...ごめんな?何せ4日も食ってねェもんでよ」
ああして時折会話に入ってくるものの、ずっとこちらを見たままモグモグとしているのでいっその事とても可愛い。
この船に招く時改めて自己紹介をしてからルフィの子供の頃の知り合いだと言えばかなり驚かれたが、初めてみる麦わら一味の実物は子供らしさが残っていてどんな反応も年相応なのが癒された。
(そう言えばほぼずっと歳上にしか囲まれてなかったもんな...へへ会いたいなあ...)
瞼を閉じなくても思い出されるのはどこまでも慈愛に満ちた親父の笑う姿に鍛錬だと言って喧嘩ばかりの血の気が多い隊員達やもっと食べなと大盛りにしてくれるキッチンの人達。そして、いつも自分を囲むようにして笑わせてくれるあの人達だった。
「はぁ〜っ.....食った食った〜美味かったぞー名無しさん!ご馳走さん!」
「はいはーいお粗末様っ。食欲は相変わらずやなぁルフィ。ちょっとでも空腹が満たされたようで安心したわ」
「...ねえっちょっとちょっと、今のやり取り見た?優し過ぎない彼女。ほぼほぼ根こそぎ食料食べ尽くしたって言うのに...」
「ありゃあルフィの昔のダチって言うのは本当らしいなァ...いやー恐れ入ったぜ」
何やらナミとウソップがコソコソと話をしているが全部丸聞こえなので可愛いなと思いながらも声をかければ、少し緊張したように返事をされて思わず笑ってしまう。
「お口には合ったかな?お二人さん」
「!えぇ、凄く美味しかったわ。ありがとう名無しさんさん」
「どういたしまして。あ、呼び捨てでもいいで全然」
「いやいやいやっそんな恐れ多いっ!慣れるまではさん付けにさせてくれっ」
「そ?まぁ好きに呼びや(笑).......。はー、ルフィ?」
「んだよ。お前らばっかずりィーぞ、おれだって名無しさんともっと話してェ」
最初の印象がまずかったのか緊張気味の2人だったので、紛らわせようと会話を試みていただけだったのに真横から手が飛んできて背中に張り付いてきたルフィ。本当可愛いなと思いながら頭を撫でていればふいにずっと黙っていた人物から声を掛けられた。
「さっきも思ったが、お前の体幹どうなってんだ?大砲にしろ最初の抱きつきにしろ一切ブレてなかっただろ」
「凄いとこ見とうんやなぁ〜。んー、多分筋トレ?の成果みたいな」
「ほぉ〜。女なのに大したもんだ」
「ははっありがとう。周りが強い人ばっかしやったから全然意識した事なかったや」
「ん?名無しさんお前仲間がいんのか?」
ゾロと2人で会話をしていれば後ろから会話に入ってくるルフィ。どこまで話していいもんかなと一瞬迷うものの、どの道分かる事やしなと正直に答える。
「仲間と言うか、家族みたいな。帰れる場所があるんよ」
「おれだって家族みてェなもんじゃねェのか?」
「ふふっそうやな、ルフィも家族の1人やなぁ。やからなそれと同じくらい大事な場所があるんよ」
脳裏に浮かぶ白ひげ海賊団を思い浮かべては自然と胸が温かくなって頬が緩む。まだちょっとしか離れていないというのに会いたいな何て思ってしまうのだから、自分にとってはかけがえのない居場所なのだなと改めて実感をする。
するとうちの顔を見ていた皆の顔が何故か固まっていて、ルフィに至っては納得行かなさそうに口を思いっきりへの字にしていた。
「名無しさんっ、エースが怒るぞ他の奴らの事でそんな顔してたらよ」
「は?あのエースが?」
「そうだっ!名無しさんが居なくなってから夜寝てた時たまに名無しさんって寝言で言ってたり隠れて泣いてたの、おれは知ってんだ」
「っ?!......ちょ、なんっ.....詳しくっ!」
「ん?どうしたんだ名無しさん」
「エース...そんな事一っ言も言ってなかったのに.....あぁあ可愛いっ....!」
天を仰ぎながらニヤけてしまう顔を両手で隠しながらもきっと隠せてはいない。そんな可愛いエピソードがあっただなんてと打ち震えていれば突然両肩をガシッと掴まれた勢いのまま前後にブンブンと揺さぶりをかけられた。ちょ、揺れる揺れる。
「えぇえっ?!名無しさんお前エースに会ってたのか?!先に教えろよ!」
エースの天使エピソードに思い馳せながらもブンブンされているので視界は全然定まらないが、まだエースには会っていないのだなと感じて揺れる世界を見つめたまま心の底からほっとした。やっぱり自分は相当ついているらしい。