エンドライフ③
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《40. 感謝とネコと新たな出会い 》
「えーと、これが肉じゃがでこっちは茄子とお揚げさんの味噌和えにほうれん草の胡麻和え。赤魚の粕漬けは今日中かな〜。こっちの保存が効くお肉は冷凍してくれれば1ヶ月は持つで」
「ええっちょっ、こんな....悪ィよ流石に...」
「口に合うかは分からへんけど調達前で本間良かったわ!今うちに出来る事はこれぐらいやからさ。あ、お野菜とフルーツも好きなやつ持ってってな〜」
結局あれから既に用意してくれていたという食事は、ベポくん達が寂しそうにするのでお言葉に甘えてお世話になった。話を聞けば食材の調達途中だったとの事で。
ローくんが言ってたのはコレかと思い当たりそんな中でももてなしてくれた皆に、せめてものお礼をとすぐに渡せるものを自分の船から用意してきたのだ。
「うわぁあー!キャプテン見てよ、魚だよっ良かったねぇキャプテン!」
「うわっうんまそ〜ありがとな名無しさんちゃんっ!良かったなぁキャプテンっ!」
「何でお前らはおれに言うんだ」
食べたばかりだと言うのに目をキラキラとさせとさせる様は凄く可愛いくて純粋に癒される。逐一ローくんに話しかけてはあしらわれているが、その姿すらも嬉しそうで仲が良い人たちを見るのはこちらも嬉しくなるなとほっこりとした。
「ほな、これがうちの番号やから何かあったら連絡してなー!」
「さっきまで瀕死だった奴が何を言ってんだか。...まあ期待せずに持っておいてやるよ」
「も〜キャプテン素直じゃないんだからー。あ、船員も募集中だからその連絡でもいいぞーっ!」
「あんまり無理すんなよな名無しさんちゃん!後、シャチが言ったみてェにいつでもハートの海賊団に来てくれてもいいからさ〜!」
「おいお前ら、おれを通さず勝手に勧誘してんじゃねェ」
「「アイアイキャプテン!」」
既にもう聞き慣れた合言葉のようなそれ。
まるでハートの海賊団の結束を表しているかのようで、これを聞くと自然と口元が緩んでしまう自分がいる事に驚きつつも、改めて深く深くお辞儀をしてお礼を伝えた。
時刻はちょうどお昼頃。あんなにもこの数ヶ月自分の体を蝕んでいた身体が嘘のように動く。思わぬ所で与えられた救いの手に心の底から感謝しながら姿が見えなくなるまでと皆を見送り辺りを見渡すが
「うーん、何もない。夜になる前にどこかつければいいけど...」
ビブルカードの直線上は勿論辺り一帯は何もない。
まだ変化のないカードに何度見ても安心しつつ今夜は海の上で途中停泊して休もうかと思いながら鼻歌混じりにエンジンをふかした。
そこから1時間程船を走らせれば、途中から強く感じる波に違和感を覚える。
気配を探ればどうやら海中に複数何かがいるようだが敵意は感じないので気にせずにいると、どうやらゆったりと浮上してくるようなので急いで船を止めにかかった。
「......かわいいっ....!え、猫....やんな?」
出てきたのは船の半分ぐらいのとても大きな猫。ふいに目が合って見つめ合えば、ポコポコと船を遥かに超えるレベルの猫も飛び出してきてその余りの大きさに開いた方が塞がらない。
餌が欲しいのか敵意は無さそうなその姿に頭の中で冷蔵庫の在庫を確認するがそういえば生はなかったなと思い出した。
「ごめんなあ、今あげられるお魚持ってないんよ」
するとこちらの言葉が分かったのか数回目をぱちくりとだけして皆でアイコンタクトをしてから何故か海へと帰って行く猫達。海は不思議がいっぱいだなとほくほくとしていると突然船が大きく揺れたので、思わず辺りを見渡せば望遠鏡を落としてしまいそうな程の衝撃が走る。
(...................!...うそ、やろ)
遠くの場所でかすかに見える覚えのありすぎる船の出立ち。
急いで望遠鏡から船の上にいる人物達を確認するも、やっぱりそれは思った通りで胸が高鳴るが肝心のエースの姿はどこにも見当たらない。
「.....おらへん、か。でもビビがおるって事は....えーっと、もう別れたのか?それとも前?んんん?」
ここに来る以前の記憶と来てからの記憶、そこにプラスされる映像のみの未来の記憶。全てが一気に溢れ過ぎて、以前の記憶に至っては最早成し遂げたい出来事以外は明確に覚えていられなかった。
自分の記憶力の無さが悔しいとは思いながらも裏腹にニヤケる口元。やっと、やっとエースに会えるかもしれないという思いと、久しぶりにルフィに会えるという喜びが自分の身体をじわじわと包んでいくのを感じた。
善は急げと思いっきりエンジンをふかしてまだまだ遠い船を見つめる。
(......エース。....おるといいなあ....ルフィも、元気なんかなぁ〜)
覚えてくれとうといいなと思いながら肉眼でもハッキリと見える程メリー号へと近づいていけば、何やら大砲の準備をされていてこれはしまったと焦りを覚えるがその時には既に遅かった。
「あー.....これは...当たるなあ」
威嚇のつもりで打ったのだろう大砲はこちらの加速が無ければ海へと落ちていたはずだが、変わらず結構なスピードで突き進んでいた為に予想外に船の真上へと当たろうとしている。....まじか。
レイリーさん達が一緒に選んだくれた船なので傷をつけたくなくて当たる手前で蹴り飛ばしてみれば、思ったよりも遠くに飛んでいき自分自身でも驚いた。
(......わ....めっちゃ強い人みたいや...!)
一度はやってみたかった大砲蹴りに感動していると早くも次の球を用意しようとしたので、慌てて近くにあった布を望遠鏡にくくりつけてブンブンと全力で振る。
するとそれに気がついたウソップが両手で大きく丸を作ってくれたので、うちも全力で丸を描いておいた。...何あれウソップ可愛いな。
「....おるといいなぁ」
ここまで船を進めてくれていたローくん達の優しさに改めて心からの感謝をしつつ、早く話をしたい気持ちを抑え込んで警戒されないようにと少しだけエンジンを緩めた。
「えーと、これが肉じゃがでこっちは茄子とお揚げさんの味噌和えにほうれん草の胡麻和え。赤魚の粕漬けは今日中かな〜。こっちの保存が効くお肉は冷凍してくれれば1ヶ月は持つで」
「ええっちょっ、こんな....悪ィよ流石に...」
「口に合うかは分からへんけど調達前で本間良かったわ!今うちに出来る事はこれぐらいやからさ。あ、お野菜とフルーツも好きなやつ持ってってな〜」
結局あれから既に用意してくれていたという食事は、ベポくん達が寂しそうにするのでお言葉に甘えてお世話になった。話を聞けば食材の調達途中だったとの事で。
ローくんが言ってたのはコレかと思い当たりそんな中でももてなしてくれた皆に、せめてものお礼をとすぐに渡せるものを自分の船から用意してきたのだ。
「うわぁあー!キャプテン見てよ、魚だよっ良かったねぇキャプテン!」
「うわっうんまそ〜ありがとな名無しさんちゃんっ!良かったなぁキャプテンっ!」
「何でお前らはおれに言うんだ」
食べたばかりだと言うのに目をキラキラとさせとさせる様は凄く可愛いくて純粋に癒される。逐一ローくんに話しかけてはあしらわれているが、その姿すらも嬉しそうで仲が良い人たちを見るのはこちらも嬉しくなるなとほっこりとした。
「ほな、これがうちの番号やから何かあったら連絡してなー!」
「さっきまで瀕死だった奴が何を言ってんだか。...まあ期待せずに持っておいてやるよ」
「も〜キャプテン素直じゃないんだからー。あ、船員も募集中だからその連絡でもいいぞーっ!」
「あんまり無理すんなよな名無しさんちゃん!後、シャチが言ったみてェにいつでもハートの海賊団に来てくれてもいいからさ〜!」
「おいお前ら、おれを通さず勝手に勧誘してんじゃねェ」
「「アイアイキャプテン!」」
既にもう聞き慣れた合言葉のようなそれ。
まるでハートの海賊団の結束を表しているかのようで、これを聞くと自然と口元が緩んでしまう自分がいる事に驚きつつも、改めて深く深くお辞儀をしてお礼を伝えた。
時刻はちょうどお昼頃。あんなにもこの数ヶ月自分の体を蝕んでいた身体が嘘のように動く。思わぬ所で与えられた救いの手に心の底から感謝しながら姿が見えなくなるまでと皆を見送り辺りを見渡すが
「うーん、何もない。夜になる前にどこかつければいいけど...」
ビブルカードの直線上は勿論辺り一帯は何もない。
まだ変化のないカードに何度見ても安心しつつ今夜は海の上で途中停泊して休もうかと思いながら鼻歌混じりにエンジンをふかした。
そこから1時間程船を走らせれば、途中から強く感じる波に違和感を覚える。
気配を探ればどうやら海中に複数何かがいるようだが敵意は感じないので気にせずにいると、どうやらゆったりと浮上してくるようなので急いで船を止めにかかった。
「......かわいいっ....!え、猫....やんな?」
出てきたのは船の半分ぐらいのとても大きな猫。ふいに目が合って見つめ合えば、ポコポコと船を遥かに超えるレベルの猫も飛び出してきてその余りの大きさに開いた方が塞がらない。
餌が欲しいのか敵意は無さそうなその姿に頭の中で冷蔵庫の在庫を確認するがそういえば生はなかったなと思い出した。
「ごめんなあ、今あげられるお魚持ってないんよ」
するとこちらの言葉が分かったのか数回目をぱちくりとだけして皆でアイコンタクトをしてから何故か海へと帰って行く猫達。海は不思議がいっぱいだなとほくほくとしていると突然船が大きく揺れたので、思わず辺りを見渡せば望遠鏡を落としてしまいそうな程の衝撃が走る。
(...................!...うそ、やろ)
遠くの場所でかすかに見える覚えのありすぎる船の出立ち。
急いで望遠鏡から船の上にいる人物達を確認するも、やっぱりそれは思った通りで胸が高鳴るが肝心のエースの姿はどこにも見当たらない。
「.....おらへん、か。でもビビがおるって事は....えーっと、もう別れたのか?それとも前?んんん?」
ここに来る以前の記憶と来てからの記憶、そこにプラスされる映像のみの未来の記憶。全てが一気に溢れ過ぎて、以前の記憶に至っては最早成し遂げたい出来事以外は明確に覚えていられなかった。
自分の記憶力の無さが悔しいとは思いながらも裏腹にニヤケる口元。やっと、やっとエースに会えるかもしれないという思いと、久しぶりにルフィに会えるという喜びが自分の身体をじわじわと包んでいくのを感じた。
善は急げと思いっきりエンジンをふかしてまだまだ遠い船を見つめる。
(......エース。....おるといいなあ....ルフィも、元気なんかなぁ〜)
覚えてくれとうといいなと思いながら肉眼でもハッキリと見える程メリー号へと近づいていけば、何やら大砲の準備をされていてこれはしまったと焦りを覚えるがその時には既に遅かった。
「あー.....これは...当たるなあ」
威嚇のつもりで打ったのだろう大砲はこちらの加速が無ければ海へと落ちていたはずだが、変わらず結構なスピードで突き進んでいた為に予想外に船の真上へと当たろうとしている。....まじか。
レイリーさん達が一緒に選んだくれた船なので傷をつけたくなくて当たる手前で蹴り飛ばしてみれば、思ったよりも遠くに飛んでいき自分自身でも驚いた。
(......わ....めっちゃ強い人みたいや...!)
一度はやってみたかった大砲蹴りに感動していると早くも次の球を用意しようとしたので、慌てて近くにあった布を望遠鏡にくくりつけてブンブンと全力で振る。
するとそれに気がついたウソップが両手で大きく丸を作ってくれたので、うちも全力で丸を描いておいた。...何あれウソップ可愛いな。
「....おるといいなぁ」
ここまで船を進めてくれていたローくん達の優しさに改めて心からの感謝をしつつ、早く話をしたい気持ちを抑え込んで警戒されないようにと少しだけエンジンを緩めた。