エンドライフ③
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《20. 空腹につき 》
あまりの恥ずかしさに居た堪れなくなってマキノさんは凄いんやからな!と捨て台詞を吐いてから食堂を飛び出せば、ちょうど運悪くエースとぶつかりそうになりすんでの所で止まる。
「おわっと、大丈夫かよ名無しさん。ってお前顔真っ赤だぜ?」
「!!あー、いや、.........えっと、ほなな!」
「あっ、ちょっおい!」
顔を真っ赤にしたまま走り去ってく名無しさんにどうしたんだあいつと思いながらも頭を掻きながら食堂の扉を開ければ何やら楽しそうに話をしているサッチ達が見えて嬉しそうに駆け寄るエース。
「何だよお前ェら、食い終わったのに部屋戻んねェの珍しいな?」
何かあったのか?とよく見るようになった笑顔で問いかけるエースにマルコやイゾウ、ビスタは特に何もないと言い放ったのに対しやっぱりこの男だけはニヤニヤとした様子でエースの肩を組んできた。
そしてニヤニヤとした顔はそのままに先程まで活躍?していた本をそっと取り出してエースの前に広げる。
「エースくんよォ〜お前ってば、どの娘が好み?」
「うわっ、サッチお前こんなもんも持ってやがんのかよ。...それにしてもすげーなァ」
「お、お?お前は興味ある感じ?さっすがよく分かって
「ん?別にねェーけど」
「ねェーのかよっ!!んだよお前ら揃いも揃って....くそー!」
「揃いもって事ァ、ひょっとしてマルコ達も一緒に見てたのか?お前らが?へェー意外だなァ」
「誤解にも程がある、無理やり付き合わされたに近ェよい」
「それよりもエース、お前もう朝メシは食い終わったんじゃなかったのか?名無しさんの隣でがっついてただろう」
「あァそれがよ、鍛錬に付き合ってたら腹減っちまってさ。サッチ、何か作ってくれよ〜」
そういって席へとへたり込むエースを見てマルコ達は苦笑するも、何かを思いついたかのように笑ったサッチはしたり顔でエースにとんでもない言葉を言い放つ。
「んじゃァ何か作ってきてやっから、その代わりにこのページからお前の好みの娘1人決めといてくれよ」
「なっ!んな事言われてもおれァ違いなんて分かんねェーよ」
「はァア??分かるだろォーが!見てみろこの娘とこの娘!全っ然大きさが違うじゃねェーかっ!!」
そう言いながら指を差したのは女性の顔でも足でもなく、象徴である膨らみのみでその清々しい程の正直さに周囲は呆れを通り越しながら見守っている。
「うわーこの女デケーなァ〜...一体何が詰まってんだよコレ」
「馬ッ鹿お前言わせんなよ.......夢と愛情に決まってんだろ?」
「サッチ....お前って結構馬鹿だよな」
「うるせェっ!!お前にまで言われたくねェーよ!」
「〜ってェ〜...殴るこたァねェーだろ!」
「俺の愛だ受け取れよ」
「いるかァア!そんなもん!」
叫びも虚しく、じゃァよろしくなと片手を上げて去っていくサッチ。悔しそうな顔をしながらもグゥと鳴ったお腹をさすってテーブルに顔だけ乗せながらやる気が無さそうにページを眺めるエース。
「.......イゾウ達もタイプ教えたのかよ」
「....そうだな、俺達皆伝えたには伝えたな」
何やら含みを持たせて笑ったイゾウに何だ?と不思議に思うも空腹の状態なので背に腹は変えられないとページに視線を落とせば、バッと突然起き上がり驚いたような声を上げ1人の女性に指を差した。
「おわっ!似てんな〜ビックリしたァ。...んじゃァおれこの人にするよ」
「「「!!」」」
そう言って指を差したのはつい先程名無しさんがエースの好みのタイプと言っていた女性でその場にいた一同が驚いたように顔を見合わせた。
その間もエースは周りのそんな様子など気にしないかのように、懐かしいなァ〜、いやしかし似た人間は居るもんだなどと一人呟いていた。
その間に何やらマルコ達の間で話がついたのか3人がそっと向かいの席に腰掛けてエースへと問いかけてくる。
「エース、ちなみにその女を選んだ理由はあんのかよい」
「あァ、ちょうどよおれがガキの頃この人に似た人が山の麓に住んでたんだよ。すげェー似てるもんだから驚いちまった」
「中々可愛いらしい女性と交流があったんだな。エースはそういう女がタイプなのか?」
「は?タイプ?いや、知り合いに似てるっつーだけだけどよ。そういやァサッチのやつ女のタイプとか何とか言ってたな!」
「...という事はお前のタイプだから選んだとかではねェーんだな?」
「だァから、おれタイプとかそういうの分かんねェーんだって。興味ねェし」
その言葉を聞くや否や無言でガシっと腕を突き合わせた3人に頭にハテナを浮かべるエース。さっきから一体何だと言うのか。いつもと様子の違う3人に変な奴らだなと思っているとサッチがニマニマした様子で食事を片手にやってくる。
「で?エースはどの娘が好みなのよ?教えてくれたらこいつをやるよ」
「!!ん〜〜じゃァこの人!この人でいいからよ、さっさとメシくれ」
そして指を差したのがマキノに似た女性で先程の3人のように固まるサッチをよそに嬉しそうにパスタを頬張るエース。事情を知ってる3人はどこ吹く風で各々がコーヒーや緑茶を楽しんでいる。
選んだ理由を聞いたサッチに知り合いに似てるからよと適当に答えたエースにお前それは...えっちだなと呟きエースに殴られていたのは言うまでもない。
...その後懲りないサッチが名無しさんちゃんはちゃーんと答えてくれてのになとマッチョの本を取り出せば、名無しさんに変なもん見せてんじゃねェと再び拳が飛んでいたのはここだけの話。
あまりの恥ずかしさに居た堪れなくなってマキノさんは凄いんやからな!と捨て台詞を吐いてから食堂を飛び出せば、ちょうど運悪くエースとぶつかりそうになりすんでの所で止まる。
「おわっと、大丈夫かよ名無しさん。ってお前顔真っ赤だぜ?」
「!!あー、いや、.........えっと、ほなな!」
「あっ、ちょっおい!」
顔を真っ赤にしたまま走り去ってく名無しさんにどうしたんだあいつと思いながらも頭を掻きながら食堂の扉を開ければ何やら楽しそうに話をしているサッチ達が見えて嬉しそうに駆け寄るエース。
「何だよお前ェら、食い終わったのに部屋戻んねェの珍しいな?」
何かあったのか?とよく見るようになった笑顔で問いかけるエースにマルコやイゾウ、ビスタは特に何もないと言い放ったのに対しやっぱりこの男だけはニヤニヤとした様子でエースの肩を組んできた。
そしてニヤニヤとした顔はそのままに先程まで活躍?していた本をそっと取り出してエースの前に広げる。
「エースくんよォ〜お前ってば、どの娘が好み?」
「うわっ、サッチお前こんなもんも持ってやがんのかよ。...それにしてもすげーなァ」
「お、お?お前は興味ある感じ?さっすがよく分かって
「ん?別にねェーけど」
「ねェーのかよっ!!んだよお前ら揃いも揃って....くそー!」
「揃いもって事ァ、ひょっとしてマルコ達も一緒に見てたのか?お前らが?へェー意外だなァ」
「誤解にも程がある、無理やり付き合わされたに近ェよい」
「それよりもエース、お前もう朝メシは食い終わったんじゃなかったのか?名無しさんの隣でがっついてただろう」
「あァそれがよ、鍛錬に付き合ってたら腹減っちまってさ。サッチ、何か作ってくれよ〜」
そういって席へとへたり込むエースを見てマルコ達は苦笑するも、何かを思いついたかのように笑ったサッチはしたり顔でエースにとんでもない言葉を言い放つ。
「んじゃァ何か作ってきてやっから、その代わりにこのページからお前の好みの娘1人決めといてくれよ」
「なっ!んな事言われてもおれァ違いなんて分かんねェーよ」
「はァア??分かるだろォーが!見てみろこの娘とこの娘!全っ然大きさが違うじゃねェーかっ!!」
そう言いながら指を差したのは女性の顔でも足でもなく、象徴である膨らみのみでその清々しい程の正直さに周囲は呆れを通り越しながら見守っている。
「うわーこの女デケーなァ〜...一体何が詰まってんだよコレ」
「馬ッ鹿お前言わせんなよ.......夢と愛情に決まってんだろ?」
「サッチ....お前って結構馬鹿だよな」
「うるせェっ!!お前にまで言われたくねェーよ!」
「〜ってェ〜...殴るこたァねェーだろ!」
「俺の愛だ受け取れよ」
「いるかァア!そんなもん!」
叫びも虚しく、じゃァよろしくなと片手を上げて去っていくサッチ。悔しそうな顔をしながらもグゥと鳴ったお腹をさすってテーブルに顔だけ乗せながらやる気が無さそうにページを眺めるエース。
「.......イゾウ達もタイプ教えたのかよ」
「....そうだな、俺達皆伝えたには伝えたな」
何やら含みを持たせて笑ったイゾウに何だ?と不思議に思うも空腹の状態なので背に腹は変えられないとページに視線を落とせば、バッと突然起き上がり驚いたような声を上げ1人の女性に指を差した。
「おわっ!似てんな〜ビックリしたァ。...んじゃァおれこの人にするよ」
「「「!!」」」
そう言って指を差したのはつい先程名無しさんがエースの好みのタイプと言っていた女性でその場にいた一同が驚いたように顔を見合わせた。
その間もエースは周りのそんな様子など気にしないかのように、懐かしいなァ〜、いやしかし似た人間は居るもんだなどと一人呟いていた。
その間に何やらマルコ達の間で話がついたのか3人がそっと向かいの席に腰掛けてエースへと問いかけてくる。
「エース、ちなみにその女を選んだ理由はあんのかよい」
「あァ、ちょうどよおれがガキの頃この人に似た人が山の麓に住んでたんだよ。すげェー似てるもんだから驚いちまった」
「中々可愛いらしい女性と交流があったんだな。エースはそういう女がタイプなのか?」
「は?タイプ?いや、知り合いに似てるっつーだけだけどよ。そういやァサッチのやつ女のタイプとか何とか言ってたな!」
「...という事はお前のタイプだから選んだとかではねェーんだな?」
「だァから、おれタイプとかそういうの分かんねェーんだって。興味ねェし」
その言葉を聞くや否や無言でガシっと腕を突き合わせた3人に頭にハテナを浮かべるエース。さっきから一体何だと言うのか。いつもと様子の違う3人に変な奴らだなと思っているとサッチがニマニマした様子で食事を片手にやってくる。
「で?エースはどの娘が好みなのよ?教えてくれたらこいつをやるよ」
「!!ん〜〜じゃァこの人!この人でいいからよ、さっさとメシくれ」
そして指を差したのがマキノに似た女性で先程の3人のように固まるサッチをよそに嬉しそうにパスタを頬張るエース。事情を知ってる3人はどこ吹く風で各々がコーヒーや緑茶を楽しんでいる。
選んだ理由を聞いたサッチに知り合いに似てるからよと適当に答えたエースにお前それは...えっちだなと呟きエースに殴られていたのは言うまでもない。
...その後懲りないサッチが名無しさんちゃんはちゃーんと答えてくれてのになとマッチョの本を取り出せば、名無しさんに変なもん見せてんじゃねェと再び拳が飛んでいたのはここだけの話。