エンドライフ③
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《19. 好みのタイプ?》
数秒たてば固まっていた意識も回復したのかババッと皆で丸くなり何やらひそひそと会話をしている4人組。ときたまサッチがこっちを見ては首を振る姿に、何故かむかっとするのは気のせいだろうか。
「おいおいおい、どうするよこれっアドバイスも何も系統全然違うじゃねェかっ!名無しさんちゃんはどう見ても綺麗系だろ?!」
「元はと言えばお前だろうサッチ。名無しさんにあんなにはっきりと言わせたんだ、責任をとれ」
「待てイゾウ、コイツに任せても余計に悪くなる未来しか見えねェよい」
「んじゃァどうするんだよマルコ。サッチじゃ無理でも名無しさんの奴キョトンとしたままこっちを見てるぞ。...可愛いな」
「おいビスタっ、真剣に考えてくれよっ」
「お前ェもだよい」
.....えーっと?
(これはー...途中からほぼ全部会話聞こえとるんやけど大丈夫なんやろうか)
「あの〜、どうしたんよ皆うち別に
「べべべっ別にお前はそのまんまでも十分綺麗で!最っ高〜に良い女だぜっ?!胸はそのーねェけどよ??気にすんなよなぁオイ!なぁ??タイプが真逆だろうがお前は良い女だぜ!!」
「.....は?」
「馬ッ鹿お前っ...!!」
「いてっいてててっ」
....あっ、そう言う事な。あぁ、そう、それでか。
エースのタイプを伝えた後の皆を見てまさかとは思っていたが予想以上に気にさせてしまっていたらしい。そのあまりにも不器用な気の使い方になんだかおかしくなって声を上げて笑ってしまった。
「あはははっ!そんな、いいでー?気ぃ使わんでも(笑)小っこい頃から知ってる事やし今更そんな事気にせーへんよ。ありがとうなっ」
「.....え、あ?そうなのか?....あーーー良かった。てっきり俺はまたマルコにシメられんのかと」
「...また?」
「おいサッチ余計な事言うなよい」
「あーっとそうだった、悪ィ!もう言わねェーよ、なっ」
マルコがシメたどうのは分からないが、纏っているオーラ的に聞いては駄目そうなので大人しく気にしない事にした。
「それにしても、小さい頃からというのはどういう意味だ?確かお前達は少しの間共に過ごしていたとは前にエースから聞いたが」
「ん?あぁ。ルフィの...っといや、エースの弟にあたる子の村のお姉さん?みたいな人やってんけど、本間さめちゃくちゃ綺麗やねんっ!」
「すげぇー!さっきの姉ちゃんみたいなの実際にいんのか?!」
「おるおるっ、マキノさんって言ってな声が高くて綺麗でスタイルも良いのに物腰が柔らかい、とにかく可愛い人なんよ....はぁあ元気しとうかなぁー」
「.....んで、そこの娘がエースのタイプだったと?」
「多分なー。初対面の時にさ、うちら含めて皆に服を差し入れてくれてんけどそん時エース顔真っ赤にしながらじっとしとってんよ。その後も話しかける度顔が赤くてなあ....可愛いかった〜」
「あの...エースが??」
驚きながら呟いたビスタに可愛いよなー?と笑いかければ驚いたまま頷くビスタ。
皆からしてもエースが赤面する印象は無いんやなとおかしくて笑っていれば、マルコ1人が難しい顔をしていたのでうちの全部を知ってる分、気にしてくれてるんやろうなと言葉を言わぬ優しさに胸が温かくなる。
「まぁ、そんな感じでエースの初恋に近い憧れのマキノさんて人が恐らくタイプかなって感じやからお店行く時はハードル高いかもよ?」
「まじかよ...あんな完璧な可愛い子ちゃん早々いねェーつーの...」
「へぇ〜そうなんや。綺麗な人しかおらへんのかと思ってたわ」
「おれは名無しさんの方が綺麗だと思うけどなァ。声にしたってただ高ェだけより名無しさんみてェな落ち着けるトーンの方がおれは好きだよい」
「...ちょ、...な、はぁああっ?」
「ははっ、顔真っ赤だぜ名無しさん。まぁ確かにさっきの女も可愛いとは思うが、名無しさん見てェな清楚な美人の方が俺も好きだな」
「まっ....は、な.....」
「俺も元より名無しさん派だな」
「ちょっ.....ちょ、......まった!タンマ!もういいっ、もう十分やから、たんま!」
サッチと何気ない会話で和んでいたのに、突然マルコからの爆弾投下に始まりイゾウに続きビスタまで一体何の冗談のつもりなのか。あわあわとしながら数歩下がって見たものの自分の顔が真っ赤であろう事は頬に感じる異常な熱さから想像はついていて。
色んな意味で恥ずかしくなり、バッと両手で顔を隠せば数秒置いてマルコ達が笑い出したものだからやっぱりいつもの冗談かとそろりと手のひらを開ければ
「お前はほんっと可愛いよいっ」
「そこまで初だとどうにかして意地悪してやりたくなるな」
「安心しろ、お前はいつだって可愛いぜ」
マルコ、イゾウ、ビスタの順で最早もう留まる事を知らない褒め殺しにお世辞だとはわかっていてもこの気恥ずかしさはどうしようもない。助けを求めるようにサッチを見ればいい笑顔で見てはくれたがそうじゃない。
(はぁっ....ほんま、ほんまにもう...)
何の話をしてたっけという程にやっぱり最後は話が逸れて、皆の気恥ずかしい優しさに今日も自分は甘やかされている。
数秒たてば固まっていた意識も回復したのかババッと皆で丸くなり何やらひそひそと会話をしている4人組。ときたまサッチがこっちを見ては首を振る姿に、何故かむかっとするのは気のせいだろうか。
「おいおいおい、どうするよこれっアドバイスも何も系統全然違うじゃねェかっ!名無しさんちゃんはどう見ても綺麗系だろ?!」
「元はと言えばお前だろうサッチ。名無しさんにあんなにはっきりと言わせたんだ、責任をとれ」
「待てイゾウ、コイツに任せても余計に悪くなる未来しか見えねェよい」
「んじゃァどうするんだよマルコ。サッチじゃ無理でも名無しさんの奴キョトンとしたままこっちを見てるぞ。...可愛いな」
「おいビスタっ、真剣に考えてくれよっ」
「お前ェもだよい」
.....えーっと?
(これはー...途中からほぼ全部会話聞こえとるんやけど大丈夫なんやろうか)
「あの〜、どうしたんよ皆うち別に
「べべべっ別にお前はそのまんまでも十分綺麗で!最っ高〜に良い女だぜっ?!胸はそのーねェけどよ??気にすんなよなぁオイ!なぁ??タイプが真逆だろうがお前は良い女だぜ!!」
「.....は?」
「馬ッ鹿お前っ...!!」
「いてっいてててっ」
....あっ、そう言う事な。あぁ、そう、それでか。
エースのタイプを伝えた後の皆を見てまさかとは思っていたが予想以上に気にさせてしまっていたらしい。そのあまりにも不器用な気の使い方になんだかおかしくなって声を上げて笑ってしまった。
「あはははっ!そんな、いいでー?気ぃ使わんでも(笑)小っこい頃から知ってる事やし今更そんな事気にせーへんよ。ありがとうなっ」
「.....え、あ?そうなのか?....あーーー良かった。てっきり俺はまたマルコにシメられんのかと」
「...また?」
「おいサッチ余計な事言うなよい」
「あーっとそうだった、悪ィ!もう言わねェーよ、なっ」
マルコがシメたどうのは分からないが、纏っているオーラ的に聞いては駄目そうなので大人しく気にしない事にした。
「それにしても、小さい頃からというのはどういう意味だ?確かお前達は少しの間共に過ごしていたとは前にエースから聞いたが」
「ん?あぁ。ルフィの...っといや、エースの弟にあたる子の村のお姉さん?みたいな人やってんけど、本間さめちゃくちゃ綺麗やねんっ!」
「すげぇー!さっきの姉ちゃんみたいなの実際にいんのか?!」
「おるおるっ、マキノさんって言ってな声が高くて綺麗でスタイルも良いのに物腰が柔らかい、とにかく可愛い人なんよ....はぁあ元気しとうかなぁー」
「.....んで、そこの娘がエースのタイプだったと?」
「多分なー。初対面の時にさ、うちら含めて皆に服を差し入れてくれてんけどそん時エース顔真っ赤にしながらじっとしとってんよ。その後も話しかける度顔が赤くてなあ....可愛いかった〜」
「あの...エースが??」
驚きながら呟いたビスタに可愛いよなー?と笑いかければ驚いたまま頷くビスタ。
皆からしてもエースが赤面する印象は無いんやなとおかしくて笑っていれば、マルコ1人が難しい顔をしていたのでうちの全部を知ってる分、気にしてくれてるんやろうなと言葉を言わぬ優しさに胸が温かくなる。
「まぁ、そんな感じでエースの初恋に近い憧れのマキノさんて人が恐らくタイプかなって感じやからお店行く時はハードル高いかもよ?」
「まじかよ...あんな完璧な可愛い子ちゃん早々いねェーつーの...」
「へぇ〜そうなんや。綺麗な人しかおらへんのかと思ってたわ」
「おれは名無しさんの方が綺麗だと思うけどなァ。声にしたってただ高ェだけより名無しさんみてェな落ち着けるトーンの方がおれは好きだよい」
「...ちょ、...な、はぁああっ?」
「ははっ、顔真っ赤だぜ名無しさん。まぁ確かにさっきの女も可愛いとは思うが、名無しさん見てェな清楚な美人の方が俺も好きだな」
「まっ....は、な.....」
「俺も元より名無しさん派だな」
「ちょっ.....ちょ、......まった!タンマ!もういいっ、もう十分やから、たんま!」
サッチと何気ない会話で和んでいたのに、突然マルコからの爆弾投下に始まりイゾウに続きビスタまで一体何の冗談のつもりなのか。あわあわとしながら数歩下がって見たものの自分の顔が真っ赤であろう事は頬に感じる異常な熱さから想像はついていて。
色んな意味で恥ずかしくなり、バッと両手で顔を隠せば数秒置いてマルコ達が笑い出したものだからやっぱりいつもの冗談かとそろりと手のひらを開ければ
「お前はほんっと可愛いよいっ」
「そこまで初だとどうにかして意地悪してやりたくなるな」
「安心しろ、お前はいつだって可愛いぜ」
マルコ、イゾウ、ビスタの順で最早もう留まる事を知らない褒め殺しにお世辞だとはわかっていてもこの気恥ずかしさはどうしようもない。助けを求めるようにサッチを見ればいい笑顔で見てはくれたがそうじゃない。
(はぁっ....ほんま、ほんまにもう...)
何の話をしてたっけという程にやっぱり最後は話が逸れて、皆の気恥ずかしい優しさに今日も自分は甘やかされている。